ポルフィの長い旅
サロン・ド・ランファンス大賞を受賞している著者は、本作品で、1955年に、世界子供大賞を受賞している。
という事は、本作品が描かれている時代は、1955年より、少し前という事になる。
この頃既に、ヨーロッパでは、自動車がかなり発達していた様だ。
物語の舞台は、ギリシャからオランダ、そしてフランスへと遷る。
これらの国々の、気候風土や、人々の暮らしが描かれている点は、興味深い。
思うに、主人公であるギリシャ人少年ポルフィの夢が叶うまで、あと一歩だった。
父の経営する自動車整備工場に、給油ポンプが入る事になり、
ポルフィはあこがれの赤いユニフォームも用意してもらい、
客の車にガソリンを給油するシュミレーションまで行った。
その様子を、嬉しげに見守るのは、妹のミーナだった。
こんなささやかな夢も、自動車整備工場も、街も、家族までも、一瞬に奪ったのが、大震災だ。
ポルフィに残されたのは、妹のミーナだけだが、後に、ミーナとも分断される。
しかし、ポルフィからは、自動車整備と、ガソリン給油への仕事の夢は、消える事は無かった。
ポルフィのその夢は、フランスにて叶う事になる。
ただ、ユニフォームの色は、青だったが。
ポルフィの、仕事に対する情熱は、微笑ましい。
特別な事情が無い限り、人間は、額に汗して、労働して対価を得るべきだ。
本作品中では、それが当然であり、現在の様な、マネーゲームなどの入り込む隙は、寸分も無い。
波乱に満ちたポルフィとミーナの運命。
夢を貫き通すポルフィの情熱。
強く印象に残る。
という事は、本作品が描かれている時代は、1955年より、少し前という事になる。
この頃既に、ヨーロッパでは、自動車がかなり発達していた様だ。
物語の舞台は、ギリシャからオランダ、そしてフランスへと遷る。
これらの国々の、気候風土や、人々の暮らしが描かれている点は、興味深い。
思うに、主人公であるギリシャ人少年ポルフィの夢が叶うまで、あと一歩だった。
父の経営する自動車整備工場に、給油ポンプが入る事になり、
ポルフィはあこがれの赤いユニフォームも用意してもらい、
客の車にガソリンを給油するシュミレーションまで行った。
その様子を、嬉しげに見守るのは、妹のミーナだった。
こんなささやかな夢も、自動車整備工場も、街も、家族までも、一瞬に奪ったのが、大震災だ。
ポルフィに残されたのは、妹のミーナだけだが、後に、ミーナとも分断される。
しかし、ポルフィからは、自動車整備と、ガソリン給油への仕事の夢は、消える事は無かった。
ポルフィのその夢は、フランスにて叶う事になる。
ただ、ユニフォームの色は、青だったが。
ポルフィの、仕事に対する情熱は、微笑ましい。
特別な事情が無い限り、人間は、額に汗して、労働して対価を得るべきだ。
本作品中では、それが当然であり、現在の様な、マネーゲームなどの入り込む隙は、寸分も無い。
波乱に満ちたポルフィとミーナの運命。
夢を貫き通すポルフィの情熱。
強く印象に残る。
TVサイズ 日本アニメ名作劇場 主題歌完全収録版
世界名作劇場は、主題歌もさることながら、エンディングテーマにも素晴らしいものが多かったので、両方含まれているものを探していました。
また、「フランダースの犬」〜「南の虹のルーシー」まで見ていたのでそのあたりが全て含まれていることも必須条件、で検討した結果、このCDを購入しました。
TVサイズということで1曲の演奏時間は短いものですが、すなわちTVで流れていたものと同じということで、懐かしさはひとしおです。
私は特に「トムソーヤの冒険」のエンディングテーマ「ぼくのミシシッピー」が大好きで、歌が流れてきたときは、ミシシッピー川沿いを行くトムとハックの姿が目に浮かんできて、感涙ものでした。
同い年の主人と車で聞きながら、お互いの小さい頃の思い出を語りつつ合唱しています。
後半、アニメを見なくなった頃なのですが、流れてくるのは、ゆうゆ、新田恵理、工藤夕貴....。このあたりは聞きづらくて閉口してしまいますが仕方がないですね。その頃のフジテレビの戦略を恨むばかり...。
その後は初めて聞く曲ばかりですが、また歌の上手な人に戻った上、名曲ぞろいだったのは嬉しい誤算でした。
また、「フランダースの犬」〜「南の虹のルーシー」まで見ていたのでそのあたりが全て含まれていることも必須条件、で検討した結果、このCDを購入しました。
TVサイズということで1曲の演奏時間は短いものですが、すなわちTVで流れていたものと同じということで、懐かしさはひとしおです。
私は特に「トムソーヤの冒険」のエンディングテーマ「ぼくのミシシッピー」が大好きで、歌が流れてきたときは、ミシシッピー川沿いを行くトムとハックの姿が目に浮かんできて、感涙ものでした。
同い年の主人と車で聞きながら、お互いの小さい頃の思い出を語りつつ合唱しています。
後半、アニメを見なくなった頃なのですが、流れてくるのは、ゆうゆ、新田恵理、工藤夕貴....。このあたりは聞きづらくて閉口してしまいますが仕方がないですね。その頃のフジテレビの戦略を恨むばかり...。
その後は初めて聞く曲ばかりですが、また歌の上手な人に戻った上、名曲ぞろいだったのは嬉しい誤算でした。