みかきみかこ、林啓太、遠藤卓司、久保田悠羅のおなじみの面子での版上げに伴う文庫版紹介リプレイ。

キャラメイク：
キャラクタークラス一覧が掲載されていて、初音ミク、ニンジャスレイヤー等を表現するには、どんな組み合わせでやるかなんてのが例示されている。
アイマスの律っちゃんとかも、作れちゃうかも。

システム：製品版とは異なる
クリティカルＣとファンブルＦ大量発生の元凶である、セッション毎にダイスでＣ/Ｆ値を決める大惨事発生システムは健在。
行動カウントが無くなって行動値順にキャラクター行動、エンダースさんの完封劇の影響なのか、煩雑な部分が削ぎ落とされている。
プラーナが振りなおし、ファンブル打消し、クリティカル発生に使えるようになり、ヒーローポイントとしての位置づけがはっきりしてる。

シナリオ：
オーソドックス＆シンプル、きくたけリプレイの定番の「今、世界は滅亡の危機にさらされていた」はありませんが。

後書きで、システムがリプレイ時から変更されたことが開示されていて、
ルールブックと同時期に発売する紹介リプレイというコンセプトが若干崩壊しているものの、間を大きく開けるよりは良いという判断なのでしょう。
　
ちょっと薄味な気がする版上げリプレイ、後書きで伏線をばら撒いたとあるので次回に期待。