The English Patient
構成といい文体といい文句ない傑作である。そこに漂う儚さと、絶望に、かえって救いを見てしまうのはなぜだろう。傷ついたもの同士が癒しあうことで、救いをうるということは、ひとつの真実なのだろう。映画より、やはり原作がいいと思った。あえて難を言えば、完成されすぎているというか作られているという感じがなきにしもあらずの点か。
イングリッシュ・ペイシェント [DVD]
先月3月にチュニジアに旅行し、この国の砂漠で撮影されたと
教えられ購入しました。「アラビアのロレンス」の
砂漠も美しいのですが、この作品もひけをとりません。
それよりもマイケル・オンダーチェの原作「イギリス人の患者」を
超える脚本の力により、こんな愛の形もあるのかと衝撃を
受けました。数日間あれこれのシーンが頭の中を占拠しました。
道ならぬ恋が男女を破滅に追いやる物語ですが、一度は
見ておいてもいい作品だと思います。
教えられ購入しました。「アラビアのロレンス」の
砂漠も美しいのですが、この作品もひけをとりません。
それよりもマイケル・オンダーチェの原作「イギリス人の患者」を
超える脚本の力により、こんな愛の形もあるのかと衝撃を
受けました。数日間あれこれのシーンが頭の中を占拠しました。
道ならぬ恋が男女を破滅に追いやる物語ですが、一度は
見ておいてもいい作品だと思います。
イングリッシュ・ペイシェント [Blu-ray]
切ない余韻がいつまでも残る素晴らしい映画です。
ゆったりと流れる時間、心に残るシーンが続き、
レイフ・ファインズの熱い視線にドキドキします。
実はこの映画を初めて観たとき、
「良く分からない話だなー」
と、不覚にも思ってしまいました。
それから年月が経ち、きっと私が大人になったのでしょうね。
次に観たときは、最初から最後まで、
とても大きな流れにそって物語が進んでゆくのを、
大きな感動とともに観ることができました。
音楽も素晴らしいし、出てくる人の様々な感情を思うと、
とても切ない、最高の映画だと思います。
この映画のDVDは、みつけた時にすぐ買ったのですが、
もうなんど観たか分かりません。
きっとこの先も、おばあちゃんになるまで
なんども観てしまうと思います。
観るたびに泣けてしまう私の宝物のような映画です。
ゆったりと流れる時間、心に残るシーンが続き、
レイフ・ファインズの熱い視線にドキドキします。
実はこの映画を初めて観たとき、
「良く分からない話だなー」
と、不覚にも思ってしまいました。
それから年月が経ち、きっと私が大人になったのでしょうね。
次に観たときは、最初から最後まで、
とても大きな流れにそって物語が進んでゆくのを、
大きな感動とともに観ることができました。
音楽も素晴らしいし、出てくる人の様々な感情を思うと、
とても切ない、最高の映画だと思います。
この映画のDVDは、みつけた時にすぐ買ったのですが、
もうなんど観たか分かりません。
きっとこの先も、おばあちゃんになるまで
なんども観てしまうと思います。
観るたびに泣けてしまう私の宝物のような映画です。
イングリッシュ・ペイシェント【字幕版】 [VHS]
砂漠が舞台だから熱く燃え上がるのか?そういう一面もあると思いますが、
恋愛の相性は本人達でもわからない必然的なものです。その必然の出会いが起こってしまったのです。
映画の中では、女の方がその必然性を少しづつ積極的に意識していることが描写されますがほぼお互い同時ですね。ですから燃え上がる恋なんですよ。
それを監督は生き残った男の述懐という形で、うまくその全身やけどを負った男と看病する看護婦の関係、すなわち、現在の時間をつかって客観的に当事者に思い出させるのです。これが成功していると思います。
時間軸が揺れるんですが、その揺れ方が良い。どう良いのか?それは先に述べた客観性の付与にあるのです。砂漠での最後のシーンなんてむなしいけれど美しい、愛の完結でした。
シーンとすると看護婦とインド人兵士の恋愛の中でのブランコのシーンは秀逸です。この二つの愛はともに戦争によって成就できませんでした。その意味では反戦的メッセージでもあると思います。愛する形が美しい映画です。
恋愛の相性は本人達でもわからない必然的なものです。その必然の出会いが起こってしまったのです。
映画の中では、女の方がその必然性を少しづつ積極的に意識していることが描写されますがほぼお互い同時ですね。ですから燃え上がる恋なんですよ。
それを監督は生き残った男の述懐という形で、うまくその全身やけどを負った男と看病する看護婦の関係、すなわち、現在の時間をつかって客観的に当事者に思い出させるのです。これが成功していると思います。
時間軸が揺れるんですが、その揺れ方が良い。どう良いのか?それは先に述べた客観性の付与にあるのです。砂漠での最後のシーンなんてむなしいけれど美しい、愛の完結でした。
シーンとすると看護婦とインド人兵士の恋愛の中でのブランコのシーンは秀逸です。この二つの愛はともに戦争によって成就できませんでした。その意味では反戦的メッセージでもあると思います。愛する形が美しい映画です。
イングリッシュ・ペイシェント【日本語吹替版】 [VHS]
過去にはアミューズソフト、続いてディズニーからDVDが発売されていましたが、
今回ミラマックス映画の発売権がワーナーに移行して、初のブルーレイ盤のリリースとなりました。
映像はMPEG-4 AVCコーデック・1080p HD画質、オリジナル・ビスタサイズでの収録。
フィルムライクな画調ですが、グレインはほどほどに抑えられています。
音声は英語と日本語吹替をいずれもDTS-HDMA 5.1chで収録。
飛行機の音の響きなどが素晴らしい。
特典映像はディズニーから発売されたDVDに初回限定特典として収められていた
特典ディスクの収録内容を完全移植(北米盤も同内容)。
ワーナーから同時発売されたDVDには音声解説のみ入っています。
ここの商品紹介の項目の特典リストが不完全なため、以下に特典内容を記録しておきます。
収録内容:
・アンソニー・ミンゲラによる音声解説
・アンソニー・ミンゲラ、ソウル・ゼインツ、マイケル・オンダーチェによる音声解説
・原作者マイケル・オンダーチェに迫る(22分):
-作家としての原点
-ブッカー賞とカナダでの人気
-小説の映画化に挑む
-小説を書くということ
-原作者自身による朗読
・キャスト&スタッフ インタビュー(7分)
・製作のソウル・ゼインツについて(2分)
・実在のアルマシー伯爵について(8分)
・製作スタッフが作品を語る:
アンソニー・ミンゲラ(脚本/監督)(計31分):
--原作との出会い
--マイケル・オンダーチェ(原作)への憧れ
--映画化への第一歩
--監督の役割
--映画に寄せられた称賛
--最初に抱いたヴィジョン
--100日間の撮影
ソウル・ゼインツ(製作)(計20分):
--小説を映画化する際のハードル
--綿密な下調べ
--キャストとスタッフの選定
--スチュアート・クレイグ(プロダクション・デザイナー)について
--スチュアート・クレイグの想像力
--ショーン・コネリーへの出演交渉
--観客の反応
--ジョン・シール(撮影監督)について
--素晴らしいチームワーク
マイケル・オンダーチェ(原作)(計7分):
--小説を映画化する難しさ
--脚本の具体化
--脚本化の限界
--映画化を経験して
ウォルター・マーチ(編集)(計26分):
--アンソニーとの出会い
--監督との関わり方
--編集の進め方
--仮編集
--完成までの道のり
--アンソニーとの仕事
--デジタル編集の利点
・プロダクション・デザイナー スチュアート・クレイグが語る(4分)
・スチール・カメラマン フィル・ブレイが語る(3分)
・未公開シーン集(アンソニー・ミンゲラによる解説付き)(20分)
・CBSドキュメンタリー:メイキング・オブ「イングリッシュ・ペイシェント」(51分)
・キャスト(メニュー)
画質・音質・特典・価格ともにほぼ満足の出来。オススメです。
今回ミラマックス映画の発売権がワーナーに移行して、初のブルーレイ盤のリリースとなりました。
映像はMPEG-4 AVCコーデック・1080p HD画質、オリジナル・ビスタサイズでの収録。
フィルムライクな画調ですが、グレインはほどほどに抑えられています。
音声は英語と日本語吹替をいずれもDTS-HDMA 5.1chで収録。
飛行機の音の響きなどが素晴らしい。
特典映像はディズニーから発売されたDVDに初回限定特典として収められていた
特典ディスクの収録内容を完全移植(北米盤も同内容)。
ワーナーから同時発売されたDVDには音声解説のみ入っています。
ここの商品紹介の項目の特典リストが不完全なため、以下に特典内容を記録しておきます。
収録内容:
・アンソニー・ミンゲラによる音声解説
・アンソニー・ミンゲラ、ソウル・ゼインツ、マイケル・オンダーチェによる音声解説
・原作者マイケル・オンダーチェに迫る(22分):
-作家としての原点
-ブッカー賞とカナダでの人気
-小説の映画化に挑む
-小説を書くということ
-原作者自身による朗読
・キャスト&スタッフ インタビュー(7分)
・製作のソウル・ゼインツについて(2分)
・実在のアルマシー伯爵について(8分)
・製作スタッフが作品を語る:
アンソニー・ミンゲラ(脚本/監督)(計31分):
--原作との出会い
--マイケル・オンダーチェ(原作)への憧れ
--映画化への第一歩
--監督の役割
--映画に寄せられた称賛
--最初に抱いたヴィジョン
--100日間の撮影
ソウル・ゼインツ(製作)(計20分):
--小説を映画化する際のハードル
--綿密な下調べ
--キャストとスタッフの選定
--スチュアート・クレイグ(プロダクション・デザイナー)について
--スチュアート・クレイグの想像力
--ショーン・コネリーへの出演交渉
--観客の反応
--ジョン・シール(撮影監督)について
--素晴らしいチームワーク
マイケル・オンダーチェ(原作)(計7分):
--小説を映画化する難しさ
--脚本の具体化
--脚本化の限界
--映画化を経験して
ウォルター・マーチ(編集)(計26分):
--アンソニーとの出会い
--監督との関わり方
--編集の進め方
--仮編集
--完成までの道のり
--アンソニーとの仕事
--デジタル編集の利点
・プロダクション・デザイナー スチュアート・クレイグが語る(4分)
・スチール・カメラマン フィル・ブレイが語る(3分)
・未公開シーン集(アンソニー・ミンゲラによる解説付き)(20分)
・CBSドキュメンタリー:メイキング・オブ「イングリッシュ・ペイシェント」(51分)
・キャスト(メニュー)
画質・音質・特典・価格ともにほぼ満足の出来。オススメです。