世紀末コスメティックう~ちゃんのスペクタクル部屋

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X-MEN2 [DVD]
「ミュータント」と呼ばれる、突然変異によって
特殊な能力を持った人たちの話。原作コミックは未読。

相変わらずの素晴らしい映像っぷりで全編が迫力にあふれる。
このシリーズに関しては文句なくアメコミの実写化が大成功した例で、
原作と大きくデザインが違うキャラクターたちだが、その誰もがカッコいい。

登場人物が多い上、それぞれ固有の能力があり、
さらに人間関係も確立した状態で始まるため、前作の視聴は必須。
逆に言えば、前作を観た人にとっては余計な前フリなしに
いきなり内容に没頭できる。
制作者もそれを狙っていて、冒頭からやたら迫力のシーンで始まる。

一番目立つはずのウルバリンは結局、役立ったかどうか不安なポジションだったが、
とにかく今作はメンバー全員にそれぞれ見せ場があり、
誰がお気に入りでもどこかでワクワクするというデキ。

そして誰のファンであろうと、マグニートの腕組み飛行シーンは
今回の中でももっともカッコいい場面だろう。
誰が観ても無条件にホレボレしてしまうシーンだ。

見事な特撮によって表現されているこのシリーズは
まさに今の時代にこそ映画化すべき作品だったと思うし、
アメコミファン以外も迫力に酔いしれることができるデキ。シリーズ通してオススメ。

スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
Fも発売しましたが、このタイミングであえてのIIIのレビューです。
まぁ高い評価も低い評価も散々かかれてしまっていますが。

ゲームバランスは皆さんおっしゃるとおり悪いです。
一撃で落ちる魔装機神
圧倒的火力で襲い来る敵一般兵
改造限界を超えて強化された敵ユニット
回避特化ユニット以外は選択肢の『回避』はほぼ分の悪いギャンブル(同じ高さにいる場合)
改造、強化装甲、プラーナ増幅装置等で極限まで高めた装甲をもつユニットも一般兵の攻撃2〜3発でほぼ撃墜
対して味方ユニットの攻撃は、気力が溜まるまではへなちょこで、気力制限のない武器で比較的強めの物は弾数制限3程度。

敵を優遇して味方を冷遇するという方法で難易度調整して「げーむばらんす」とは

                  「片腹痛いわ!!」

難易度の感覚は将棋でイメージすると判りやすいかもしれないです。
魔装機神レベルの機体が金か銀で、他のユニットは歩(改造により成金)
当然味方は飛車角落ちです。
敵ユニットは敵幹部が飛車or角行、その他ユニットは金銀で、さらに敵全ユニットは桂馬の動きもできる!
くらいの感じでしょうか。
その恐ろしい敵ユニット達が、一番弱い味方ユニットに一斉に襲い掛かってきます。
当然落ちた味方の復活はできませんし、敵の増援は来ます。

しかし魔装機神はポゼッションにより飛車&角行の「さいきょうゆにっと」になり、どんな敵ユニットも一撃で葬り去ります。

バランスも世界設定との辻褄合わせも、なんでもかんでも取って付けて「はい!つじつまOK!」な安易さをバリバリに感じられます。

とりあえずクリアを目指すなら、それなりの攻略法を考えクリアできます。
しかし、
高台を陣取り上からちまちま射撃で敵を駆逐する魔装機神。
歩幅を調整して敵をおびき寄せ、雑魚を3・4機でたこ殴りする魔装機神。
プレシアやセニアを壁にして後ろで待機する魔装機神。
集中力がある味方の機体を、あえて弱そうに見える改造を施しおとりにして、誘われてきた敵をたこ殴りする魔装機神
そして弱った敵のとどめで気力をため、ポゼッションしてボスを一撃で撃破等、
「こんな魔装機神は嫌だ」というネタのようなせこい戦略が必要になり、
まったく爽快感・達成感が無く「正攻法でやっつけた」感触を味わえません。

よくも悪くもウィンキーです。

BGMもキャラ固有曲を増やす試みは評価できますが、
新BGMはちょっとテキトー感あふれる曲と再生音源です。
作曲者の方はゲームプレイされてるんですかね?
単体の音楽としての評価はともかく、場面に合わない演出に合わない。
設定だけ読んで書いた曲を、そこそこの音でただ鳴らしただけ、
というようなちぐはぐ&手抜き感を覚えました。

ウィンキーソフトのゲームをやって育った人たちは、私の書いた不満点をそれごと愛せることでしょう。
しかしながら新規参入や途中参加の方々が楽しむには、障害が大きすぎる多すぎるかな?と感じました。

ゲゲゲの鬼太郎ベスト~妖怪歌謡集(ベスト)~
去年、鬼太郎ファミリーのテーマ曲が、それぞれマキシシングルが出てると知った時「なにこれ?3作目の「燃えろ!鬼太郎」のように、アルバムでどーんと出しゃいいのに」と思ってたら、結局、出ましたね。
やっぱり、こういう形で出る方が、聴く方にも、フトコロにもいいもんです。歌も、全般的に良かったですし。
鬼太郎のぼやきソング「いたずら」は、最初コナン?と思いつつ、なんか乱太郎も混じってて可笑しかったし、ちゃんのはひたすら可愛いし、ベテランの山本圭子さんもノリノリで歌ってて楽しいし、まとめて聴くと疲れちゃう「妖怪横丁ゲゲゲ節」も、合間合間に、アクセントのように入っているのが、いい味出しててグッドです。

個人的には、ジャケットはもっと華やかなのがよかったでしょうか。

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