こんなにハマるアニメはもう無いんじゃないかと。
子供向け、にしては暗いエピソードも多い。
死とかそういう話は重すぎてあんまり使われないか、軽すぎる扱いを受けるか。
でもこのアニメはそれをちゃんと受け止めようとして、乗り越えようとして、前に先に進んでいくダメダメな主人公とその周りの人たちを追っかけてるんです。
実は凄い作品なのに、ボンバーマンだからっつー理由でそれだけでこの作品を見下している人がいるってのはちょっと嘆かわしい。
騙されたと思って見てみてくれよーう。
アニメで泣くわけが無いと思ってたのに、このアニメで何度泣かされたと思ってるんだ。
逆に、くだらないノリのギャグな話は笑い疲れるくらいに笑わせてくるという絶妙なバランス。
ねえ、ちょっと騙されてみる気はないかい？

同じ年に放映されたどのアニメよりも素敵だ、なんて書いたらそりゃお前他のをちゃんと見てなかったんじゃないかとか言われてしまうだろーか。
それでも私は主張しますよ。これはそのくらいすごくいい作品だったんだから！
まるで駄目だった主人公シロボンが終盤で言った「大丈夫だよ」にどのくらいの重い意味があるか。ぜひ最初から見てその重さ感じてもらいたい。
私はこれでいろいろと考えさせてもらった。そうね、それこそ「大人になっても忘れない」。

DVDボックスで出してほしいと切実に思っています。（'・ω・｀）