もう二度と手を出すまいと思っていたレーベルですが、この作品の評判が結構よく
オリジナル作品という事で、恐々と購入（苦笑）
いや、面白かったです！ヒロインが本当の犯罪者（泥棒）なので、読者を選ぶかも
しれないですが、哀しい呪縛を背負ったヒロインを受け止めて
彼女をその呪縛から何とか解き放とうとする嫉妬深いヒーローが行動的で良かった。
いささか先走りすぎな所もありましたがｗ。
話の展開も、「そうくるのかー！」と結構最後まで謎をはらんだまま展開するので
普通に小説としての完成度も高くて面白かったです。ベットシーンは少なめなものの
描写はわりと濃い方だと思います。星マイナス1は、ヒロインが犯した罪は
何の言い訳もできない本当の犯罪なので、そこはそれなりに
彼女が償いをすべきではないかと思うのですが、そのあたりの描写が
皆無なのがとても残念だったので。自分から社会奉仕活動するとか言い出してくれる子であれば、星5つだったかも苦笑。

柴犬さんのツボでまさにツボにはまりました。カゲヤマさんの柴犬シリーズは、犬を飼ったことがある人には「そうそう、わかるわかる！」と思える場面満載の、ほんのりのほほんとなれる癒しの本です。

全頁カラーで　超ハードな　いわゆる　アルケミーゴシック系アクセサリーが　アーティストごとに　載っていて　個々の　指針や見解が　興味深い。制作方法も載っているが　こう創っても　こうは完成しないだろうと言える。本当の部分のプロの技や使用する道具は　隠されている様に　思えるからだ。創るにおいて　参考に欠けるが　プロを目指す人にとっては　思考の上で　刺激になる　一冊だ。又　シルバー業界のアーティストを　知り得た事は　少なからず　価値があった。