この映画もそろそろ古典の域に入りかけているが、個人的には潜水艦映画としても
ライアンものとしても、非常に気に入っている。ボールドウィンのジャックは、
非常に原作に近いイメージだし、コネリー演じるラミレス艦長も重みがあって良い。
海底場面の特撮がチャチだという感じはしないでもないが、海底を舞台にした
追いかけっこは非常に面白い。最初観たときには、一体どうなるのかとハラハラ
しながら観てしまった。そしてあくまで諜報という世界を現実的に描く小説と
違って、映画的な結末の付け方がまた効いている。小説のままだったら映画として
つまらないものになってしまっただろう。
ラストシーンもお茶目で笑いを誘った。秀作。

Salyuがライブで安定して歌い始められたのはこの数年、振り付けなど気にせず、時々座って目をつぶりながら歌唱に集中しはじめてからだと思います。
私はすべてのツアーシリーズは見ていませんが、自分の中ではこれは最高です。最初の２、３曲はウォーミングアップって感じもあり、少し乗り切れなかったのですが、徐々に「ゾーン」に入ってきて、その後は感動の嵐でした。私の好きなDramatic Irony、最高でした。それから I BELIEVEは鳥肌ものでした。
少しでもSalyuに興味がある人なら、なんとしても一度聞いてみてほしい。
強いて言えば、「出演メンバーによるオーディオコメンタリー」ってやつがリラックスしすぎて密度が薄め、というくらいでしょうか。ところどころ面白いんですけどね。

スタジオバージョンがとても良いので、そればかり聞いています。