ファミコン・ディスクシステムの記念すべき第２作目。
（第１作は有名なゼルダの伝説）
他のレビュアーも評価しているように、ＢＧＭは良く仕上がっている。
それぞれの城ごとに原色系の基調色があり、色彩の使い方はセンスを感じさせる。
青雨城は青、赤雨城は赤、緑雨城は緑、桃雨城はピンク、村雨城は黒である。
丸っこい忍者はまるでマーブルチョコレートのようにカラフルでかわいい。
時代背景が渋い。
江戸幕府のマイナーな第四代将軍・徳川家綱の時代の設定である。
発売当時小学生だった私には印象が残り、好きな作品である。

ファミコンの、ディスクシステム初期あたりまでの任天堂の名作をベースに、
九者九様のアレンジを施したものです。
どれも、テクノ／フュージョン系の１つの曲としては良い曲です。
しかし、原曲の曲調をファミコン音源の制限なしに拡張した、
という「イース」のような方向性とは違う“アレンジ”なので、
原曲のノリを求める型は同シリーズのオリジナル版をお勧めします。
もちろん原曲は想起できるので、
そういう意味でのイージーリスニング系の魅力が堪能できるＣＤとしては
買って損はないと思います。
何を期待するかによって評価が別れるＣＤだと思います。

01 ディスク・システムのテーマ 0:09
02 謎の村雨城 4:41
03 ファミコン探偵倶楽部　消えた後継者 3:46
04 スーパーマリオブラザーズ 4:42
05 パルテナの鏡 5:25
06 新・鬼ヶ島 6:44
07 ファミコン・グランプリ・F1レース~3Dホットラリー 3:28
08 メトロイド 4:52
09 ゼルダの伝説 5:48
10 スーパーマリオブラザーズ (カリブ・ヴァージョン) 1:02
Disc length 40:37

当時ｾﾞﾙﾀﾞの伝説と並んで話題になった作品で、こちらはRPGではなくｱｸｼｮﾝシューティング
のような形になります。ｾﾞﾙﾀﾞとは対照的に、敵の攻撃を避けつつ、ｱｸｼｮﾝを駆使しながら
ｽﾃｰｼﾞを進めていくような感じでしたか。
基本は一直線のような感じで、ｱｲﾃﾑを取ってﾊﾟﾜｰｱｯﾌﾟしたり、1ｱｯﾌﾟしたりしてとにかく
あわただしい感じのｹﾞｰﾑでした。
隠れて隙を見て行動し、敵ｷｬﾗを打破してそしてまた同じことを繰り返すような感じで、
好き嫌いが分かれた作品だったと思います。
一回もやられないでｸﾘｱしましたなんて雑誌に投稿してあったけど、ほんと感心しました。
遊び心もそれなりにあった作品でｱｸｼｮﾝシューティングが好きなひとにはたまらなかったでしょうね。