海街diary(うみまちダイアリー)5 群青 (flowers コミックス)
父親の不倫相手の娘(妹)を引き取った
鎌倉3姉妹とその妹の日常を綴る物語。
ささいな日常のできごとの裏側にある
いろんな人の思いや、優しさ、かけがえのなさ、といったものに、
登場人物といっしょに
気づいて、成長していける、ここ最近珍しい、質のよいドラマ。
本作では、ダメ看護婦として登場する長女の同僚である「アライ」さんも
なかなか真似のできない気づかい、優しさを持っている、というエピソードが
印象的で好きでした。
しかし、筆者はこれまで代表作「BANANA FISH」以降
なかなか独創的でスリリングな設定の作品の方で多くの方に知られていると思うのですが
こういう何でもない日常を舞台にした作品も、うまい方ですね。情緒がいい。
最近の「過激な設定」頼りの作風(私も好きなんですが)ばかり読んでいる方にも
お薦めしたい作品です。
沙羅曼蛇~Again~
このCDは沙羅曼蛇の歴史の始まりを感じさせます。グラディウスとともに人気を誇るシューティングゲーム沙羅曼蛇。とにかくBGMが素晴らしい。このBGMだからこそゲームプレイにも気合いが入る、と言っても過言でないほどの出来です。
アーケード版沙羅曼蛇、ライフフォース、MSX版沙羅曼蛇、アレンジバージョン。1枚のCDにこれらが収録されているという内容の豊富さも嬉しい限り。しかも貴重な「MSX版」も収録されているのはかなりポイントが高いです。コナミさんのゲームはハードが異なると、ゲームの構成やBGMに違いがあるので、アーケード版しかご存じでない人には必聴ものです。MSXということで音質がかなりヘビーではありますが、逆にそれが当時を彷彿とさせ、かなりやり込んだ方にとっては心地よく聴けるのではないでしょうか。(コナミアンティークスであれば、MSX版のゲームをプレイしながらクリアなBGMを楽しむことができるかも)
沙羅曼蛇ファンのみなさん、是非お聴きになってみてください!(沙羅曼蛇2をお聴きになりたい方は、沙羅曼蛇アーケードサントラCDの購入をお勧めします)
シューティングゲームサイドVol.2 (GAMESIDE BOOKS)
グラディウスを中心に同人やX68Kまでを網羅した紙面作りには好感が持てます。
当然漏れはありますが限られた紙面なのでそこは仕方ないですね
次回以降に期待といったところ
ただインタビューなどはいいのですが
一部に載っているゲームの紹介でも何でもないよくわからない文章は
出来ればやめて欲しいですね