こ、これはまさにアージュファンクラブ専用ソフト「ハルコマニアックス」主題歌「START IN LOVE」収録のためのアルバムと言っても過言では無い！！ハルー最高　太一の気持ちになったよ・・・（それはゲームの感想です）ハルーの声好き(･∀･)曲調もいい感じです。他の収録曲は再録ばかりで既に持ってる身としては辛いっすね　微妙にアレンジするとかやってくれると楽しいと思うのですがどうでしょうか。

生活保護という難題に悪戦苦闘する新人ケースワーカー達の奮闘劇です。

難しいテーマに挑戦していますね。

自分がもしこの仕事に就いたら精神的にかなり参るなあ、と。

主人公・義経えみると同じく、作者もまだまだ手探り状態で描いているという印象です。

昨今問題になっている不正受給にもっと鋭く切り込んでほしいという方もいらっしゃるかと思います。

しかし、この作品の主軸はどういう事情・問題・背景があって、実際に受給者がどんな生活をしているのかを丁寧に取り上げることかと思います。

作中にも、色々な人がいて色々な事情を抱えているという言葉が出てきますが、そこは誰もが分かっていること。

大多数の受給者はもちろん保護を受けるだけの事情があるわけで。

一方で、こういう人にも支給するのかとツッコみたくなる人も出てきますが、そこは批判的に描くのではなく、
あくまで生活保護の現場の現状を淡々と拾い上げているといった印象です。

いくらなんでも扶助が多くないか？
各種加算、一時扶助の中に不必要なものもあるのでは？
保護を受ける前の金の使い方や使い道、生活の仕方を一切問わないのはどうなの？(半田さんが医者を例に挙げていましたが、どうも納得のいかない所が・・・・)

など、こちらも素人とはいえ、問いかけたくなる制度の中身や実態もあるわけですが、
そういった問題を扱いつつも、色々な事情を抱えたケース１つ１つを丁寧に紹介し取り上げていくことがこの作品の肝なんだと思います。

もっと不正受給の実態を暴いてくれと感じる方もいらっしゃると思います。

が、本当に困窮している方々がどういう経緯・事情を抱えていて、それにどう向き合って解決していくかが物語の本質であり、
実際の現場ではどんなケースがあるのかを漫画を通して「伝える」ことがこの作品の目指すところかと思います。

個人的には楽しく読ませていただきました。
甘いと言われるかもしれませんが、期待するという気持ちを込めて星は５つです。

読んでいて胸がキュンと切なくなりました。
この方の書く漫画の大ファンです。
これからも期待しています。