へんな言葉の通になる―豊かな日本語、オノマトペの世界 (祥伝社新書)
この本では、オノマトペ―擬態語を通じて、日本語の成り立ちと特徴を解き明かしています。
言葉は、生活や文化に直接関わるものです。
日本語は母音が少ないため、音節を補うために沢山のオノマトペが編み出されました。
その結果、世界一、オノマトペが発達したそうです。
この本では、オノマトペの使い方・効果・特性についてはもちろん、微妙なニュアンスの違いについても触れています。
言葉は、生活や文化に直接関わるものです。
日本語は母音が少ないため、音節を補うために沢山のオノマトペが編み出されました。
その結果、世界一、オノマトペが発達したそうです。
この本では、オノマトペの使い方・効果・特性についてはもちろん、微妙なニュアンスの違いについても触れています。
スポーツオノマトペ―なぜ一流選手(トップアスリート)は「声」を出すのか
オリンピックを目前にした今こそ、お薦めしたい一冊です!
どのスポーツでも、選手の発声する不思議な声に注目が集まりますが、この本には
その内容が丁寧に解説されて書かれています。
活躍が期待される様々な選手の発声は、かなり興味深いものがあり、その力の原点とも言える発声力にも注目するのが楽しみになりました。
私たちも、日常生活で力を込めた作業をする時、自然と出てくる声はありますが、それは人間が本来持っている、力の発揮法なのかもしれません。
とても参考になる本でした。
どのスポーツでも、選手の発声する不思議な声に注目が集まりますが、この本には
その内容が丁寧に解説されて書かれています。
活躍が期待される様々な選手の発声は、かなり興味深いものがあり、その力の原点とも言える発声力にも注目するのが楽しみになりました。
私たちも、日常生活で力を込めた作業をする時、自然と出てくる声はありますが、それは人間が本来持っている、力の発揮法なのかもしれません。
とても参考になる本でした。
オノマトペがあるから日本語は楽しい―擬音語・擬態語の豊かな世界 (平凡社新書)
『犬は「ぴよ」と鳴いていた(光文社新書)』をもじってみました(笑)
光源氏の泣きかたの表現、一番、びっくりした事実です。
詳しく知りたい方は、ぜひ、第4章を読んでください。
「わぁんわぁん」「うぇーん」などが号泣のイメージだと、思い込んでいたのですが、時代によって、オノマトペも変わるんですね。
とっても興味深いです。
ふと、第二外国語を勉強していたときのことを思い出しました。
独特のオノマトペを覚えるのに苦労した記憶があります。
今、思えば、その言語の根底にある文化、音感、リズム、表現みたいなものがぎゅっと凝縮されているのがオノマトペだったなぁと……
著者の方は、「オノマトペは日本語のへそ」と表現してらっしゃいますが、世界の色々な言語のへそを体感してみるのもいいですね。
最後に。
素朴な感想を一つ。
「もっと、本のタイトルを工夫したらいいのに……」と思いました。
タイトルの雰囲気で、「専門用語がたくさん出てくるのかしら」と思い込み、読み始めるまで日が経ってしまいました。
実際に読んでみると、目の前の人に語りかけるような文体で分かりやすかったです。例えば、ゴルゴ13の「シュボッ」が例として取り上げられたりと、読者を魅きつける努力が随所に見られる内容でした。
慎ましやかなタイトルが、この本の面白さを封じ込めているのは残念!
タイトルは地味ですが、「難しそう」と構えずに、読んでほしい一冊です。
きっと、良い意味で裏切られますから♪
今まで見過ごしてきた世界に、発見をもたらす、新書らしい新書です。
光源氏の泣きかたの表現、一番、びっくりした事実です。
詳しく知りたい方は、ぜひ、第4章を読んでください。
「わぁんわぁん」「うぇーん」などが号泣のイメージだと、思い込んでいたのですが、時代によって、オノマトペも変わるんですね。
とっても興味深いです。
ふと、第二外国語を勉強していたときのことを思い出しました。
独特のオノマトペを覚えるのに苦労した記憶があります。
今、思えば、その言語の根底にある文化、音感、リズム、表現みたいなものがぎゅっと凝縮されているのがオノマトペだったなぁと……
著者の方は、「オノマトペは日本語のへそ」と表現してらっしゃいますが、世界の色々な言語のへそを体感してみるのもいいですね。
最後に。
素朴な感想を一つ。
「もっと、本のタイトルを工夫したらいいのに……」と思いました。
タイトルの雰囲気で、「専門用語がたくさん出てくるのかしら」と思い込み、読み始めるまで日が経ってしまいました。
実際に読んでみると、目の前の人に語りかけるような文体で分かりやすかったです。例えば、ゴルゴ13の「シュボッ」が例として取り上げられたりと、読者を魅きつける努力が随所に見られる内容でした。
慎ましやかなタイトルが、この本の面白さを封じ込めているのは残念!
タイトルは地味ですが、「難しそう」と構えずに、読んでほしい一冊です。
きっと、良い意味で裏切られますから♪
今まで見過ごしてきた世界に、発見をもたらす、新書らしい新書です。