Stain
DougWimbishが加入し、ますますスゴイことになったLivingColour。メタルファンにはウケないのかも知れませんが、ファンク・ジャズ・フュージョン・プログレのファンの方がこういうサウンドがウケるかも知れません。乗っけからHeavyに始まります。インパクトが強い始まり方。GoAwayでDrumsのFakeがわずか1秒程度、ベースのダブルノートのハーモニクスの後、Heavyがギターのリフ。全てがLivingColourワールドです。最後まで飽きずにノレます。最後のWallのきっちり〆てくれます。ベースのスラップのリフから始まり、なだれ込んでいく。相変わらず、全員の自己主張の強いサウンドですが、何回聴いても飽きません。斯く言う自分も、初めて聴いたのはリリースと同時。今ごろライナーを書いてます。ジャズ・ファンクファン、おススメです。これがハードロックだ!
Time's Up
どアタマから、ハイスピードスラッシュメタルで叩きのめされ、Hiphop、へヴィファンク、ストレートなロックを経てアフリカンスタイルまで1時間があっという間。前作ですでに構築されたスタイルをもっとレベルアップさせた感じの内容です。もともとレベルの高いミュージシャンの集まりな訳で、お互いの自己主張がぶつかり合い、火花が散るようなテンションの高さも感じますが、荒削りなようでもツボをしっかり抑えたパワフルなサウンドは抜群の安定感があります。ただの重低音だけのへヴィサウンドとは違う意味の、迫力あるへヴィサウンドを聞かせてくれます。
Living Colour
写真が多くて見ていてきれいな本。ある程度フラワーアレンジを学んだ人には目新しいテクニックはないが、ポーラの色使いはやはり鮮やかできれい。生け花風や竹のような和風の材料使いなど日本人にはちょっと面白いものも多い。