六番目の小夜子 (新潮文庫)
この作品は、最後がいまいちはっきりとしないような感じがあるため、結局何が言いたい訳?というような人には少し不満があるのかもしれない。
しかし私は、あやふやな感じで終わっていると自分で色々と想像ができて楽しい。
この作品で最も印象強かったのが、学園祭の内容。全校生徒が暗闇の中に集まって皆で学校のひそかに伝わってきた歴代サヨコの再現。
学校というものは、皆同じ話を教室で聞いてでも、考えてる事はばらばらで…
同じ歳の子が一カ所にいるのにみんなてんでバラバラの事を考えている
当たり前の事だけど、そう書かれちゃうと何だか面白いよね。昔の自分もそうだったかも、と懐かしく思ったりね。
他にも嘘でしょ…と衝撃が走る場面も沢山。
普通の高校生では有り得ない事ばかりで読んでて楽しかったかな。
しかし私は、あやふやな感じで終わっていると自分で色々と想像ができて楽しい。
この作品で最も印象強かったのが、学園祭の内容。全校生徒が暗闇の中に集まって皆で学校のひそかに伝わってきた歴代サヨコの再現。
学校というものは、皆同じ話を教室で聞いてでも、考えてる事はばらばらで…
同じ歳の子が一カ所にいるのにみんなてんでバラバラの事を考えている
当たり前の事だけど、そう書かれちゃうと何だか面白いよね。昔の自分もそうだったかも、と懐かしく思ったりね。
他にも嘘でしょ…と衝撃が走る場面も沢山。
普通の高校生では有り得ない事ばかりで読んでて楽しかったかな。
六番目の小夜子
確かに拭いきれない謎があってやきもきする所もあります。
そこは多くの方がレビューしてくださっているので、割愛します。
「なぜ小夜子というゲームが受け継がれ続けるのか」
本書は、この学校という奇妙な一体感、集団心理にスポットを当てているように感じました。
(その表現が端的に出ているのがあの文化祭だと思います)
私はこの本を、登場人物と同じ年代のときに読みました。
自分は周りとは違う、個別に生きてる。と思っていても学校に呑まれながら生きている、そんな学生としての不安定さ、学校という共同体が生み出す奇妙さ、不気味さ。そういったものが非常によく表されてあって、ドキドキさせられたのをよく覚えています。もしかしたら畏怖に近い思いを抱いていたかもしれません。
今読み返すともう少し落ち着いて読めるのかもしれませんが、やはり人を惹きつける魔力のある本だと思います。印象に残る言葉も多いですし、オススメです。
そこは多くの方がレビューしてくださっているので、割愛します。
「なぜ小夜子というゲームが受け継がれ続けるのか」
本書は、この学校という奇妙な一体感、集団心理にスポットを当てているように感じました。
(その表現が端的に出ているのがあの文化祭だと思います)
私はこの本を、登場人物と同じ年代のときに読みました。
自分は周りとは違う、個別に生きてる。と思っていても学校に呑まれながら生きている、そんな学生としての不安定さ、学校という共同体が生み出す奇妙さ、不気味さ。そういったものが非常によく表されてあって、ドキドキさせられたのをよく覚えています。もしかしたら畏怖に近い思いを抱いていたかもしれません。
今読み返すともう少し落ち着いて読めるのかもしれませんが、やはり人を惹きつける魔力のある本だと思います。印象に残る言葉も多いですし、オススメです。
mania coba(3)
cobaのアルバムのなかで一番バラエティーにとんだ選曲です。何回きいても飽きないし、またcobaのすごさが分かるベストCDです。私としては、やっぱりお勧めは「霖雨 - リンユイ -」 チェン・ミンの二胡との絡み具合が最高です。