言葉尻とらえ隊 (文春文庫)
「ヨルタモリ」に謎の立ち位置でレギュラー出演してはる能町(のうまち)さん。
本業はどんなもんかと買ってみた。
「炎上」、変なCM、変な新聞記事、佐村河内さん、小保方さん、「もらっといてやる」、オセロ中島さん、AKB総選挙、楽しんごさん、、、、、、、
などにツッコンでゆく130本のコラム。
なんだろう、薄味のマツコ・デラックスってとこかしら。
あっさりコンパクトにまとまってる。
でも、「もらっといてやる」などの発言者の発言を扱う新聞記事のエエカゲンさに違和感を持ち、
元の発言をわざわざ文字起こしし、「本来はこうゆうニュアンス」と訂正する姿勢は好もしい。
大宮エリーさん、松尾スズキさん、クドカンさん、リリーフランキーさん、タモリさん、みうらじゅんさん、松本人志さん、土屋賢二さん、内田樹さん、高橋源一郎さん、細野晴臣さん、千原ジュニアさん、星野源さん、太田光さん、伊集院光さん、桂枝雀さん、桂米朝さん、
など、言葉の自由な人々によって水位の上がりきった日本の言語空間では とりたてて突き抜けた存在ではないけど、
まあ、20年後には状況も変わってるだろうし。そのうち天下とってるかも。
とっても才能にあふれた鋭いお方とお見受けしました。
PS でも、、世間の価値観をそのまま内面化してるところが少し気になる。。。。。。まあ、それが時代精神の体現者ってことになるのか。。。
本業はどんなもんかと買ってみた。
「炎上」、変なCM、変な新聞記事、佐村河内さん、小保方さん、「もらっといてやる」、オセロ中島さん、AKB総選挙、楽しんごさん、、、、、、、
などにツッコンでゆく130本のコラム。
なんだろう、薄味のマツコ・デラックスってとこかしら。
あっさりコンパクトにまとまってる。
でも、「もらっといてやる」などの発言者の発言を扱う新聞記事のエエカゲンさに違和感を持ち、
元の発言をわざわざ文字起こしし、「本来はこうゆうニュアンス」と訂正する姿勢は好もしい。
大宮エリーさん、松尾スズキさん、クドカンさん、リリーフランキーさん、タモリさん、みうらじゅんさん、松本人志さん、土屋賢二さん、内田樹さん、高橋源一郎さん、細野晴臣さん、千原ジュニアさん、星野源さん、太田光さん、伊集院光さん、桂枝雀さん、桂米朝さん、
など、言葉の自由な人々によって水位の上がりきった日本の言語空間では とりたてて突き抜けた存在ではないけど、
まあ、20年後には状況も変わってるだろうし。そのうち天下とってるかも。
とっても才能にあふれた鋭いお方とお見受けしました。
PS でも、、世間の価値観をそのまま内面化してるところが少し気になる。。。。。。まあ、それが時代精神の体現者ってことになるのか。。。
雑誌の人格
タイトルは「雑誌の人格」ですが、雑誌そのものではなくて、読者の典型像を想像して書いたものだそうです(まえがきより)。
なので、雑誌で取り上げる世界と読者のズレの表し方が一つの読みどころになっています。
著者の見立てが当たっているかは、良く分かりませんが、楽しく読めますし、作者の青文字系への共感とギャル・セクシー系への高い評価はよく伝わってきます。
なので、雑誌で取り上げる世界と読者のズレの表し方が一つの読みどころになっています。
著者の見立てが当たっているかは、良く分かりませんが、楽しく読めますし、作者の青文字系への共感とギャル・セクシー系への高い評価はよく伝わってきます。
オカマだけどOLやってます。完全版 (文春文庫)
思いのほか発見があった。
読み始めのうちは、
「へー、ネクタイにスーツがそんなにイヤだったんだ〜。
でもわかるなぁ。ワタシもフリルとかピンク色とかキライだし、
そういうのってあるよね。」
などと、軽い気持ちでうなづいていた。
が、最後の方で、
『「オカマ」という人種が異常に大好きな方々、いますよね。』
『彼女ら、私がオカマだというだけで、いきなり仲良しモード』
『私のオカマな部分しか見てないんだろうなあ、って。』
(能町さん風にいえば) うわーん、まさにそうだったよ。
今まで、友達にゲイの人とか紹介されて、“それだけ”で浮かれてたワタシ。
その人らの性格とか趣味とか以前に、「お近づきになれて、ウレシイわ♪」
みたいなノリで接してた。
すごく理解あるような態度で仲良くしていたけど、いくら好きといっても、
はじめから特別視している時点で、差別だったのかもなぁ...と、反省。
たしかに、こういう方たちのことがキライとか苦手という人より、
タチが悪いかもしれない。
障害とは思っていなかったが、世間の荒波にもまれて生きてるのかな、
という意識はあった。
気苦労の多い方たちもいるだろうけれど、能町さんはのほほんとしてるみたい。
うまいこと渡り合っているというか。(あくまでイメージ)
セキララな内容がおキラクにつづってある本。
OLさんは、お昼休みや休憩時間に会社で読むと、より楽しめるかも。
読み始めのうちは、
「へー、ネクタイにスーツがそんなにイヤだったんだ〜。
でもわかるなぁ。ワタシもフリルとかピンク色とかキライだし、
そういうのってあるよね。」
などと、軽い気持ちでうなづいていた。
が、最後の方で、
『「オカマ」という人種が異常に大好きな方々、いますよね。』
『彼女ら、私がオカマだというだけで、いきなり仲良しモード』
『私のオカマな部分しか見てないんだろうなあ、って。』
(能町さん風にいえば) うわーん、まさにそうだったよ。
今まで、友達にゲイの人とか紹介されて、“それだけ”で浮かれてたワタシ。
その人らの性格とか趣味とか以前に、「お近づきになれて、ウレシイわ♪」
みたいなノリで接してた。
すごく理解あるような態度で仲良くしていたけど、いくら好きといっても、
はじめから特別視している時点で、差別だったのかもなぁ...と、反省。
たしかに、こういう方たちのことがキライとか苦手という人より、
タチが悪いかもしれない。
障害とは思っていなかったが、世間の荒波にもまれて生きてるのかな、
という意識はあった。
気苦労の多い方たちもいるだろうけれど、能町さんはのほほんとしてるみたい。
うまいこと渡り合っているというか。(あくまでイメージ)
セキララな内容がおキラクにつづってある本。
OLさんは、お昼休みや休憩時間に会社で読むと、より楽しめるかも。