追いつめられて・・・ EMD-10006 [DVD]
監督はJ・リー・トンプソンである。『ナバロンの要塞』で有名にはなるが、その後は次第に生彩を欠くようになり次々と駄作を連発し、晩年は鑑賞に耐えうるような作品は皆無という監督であるが、このイギリス時代に発表した作品は珠玉の逸品といって良い出来栄えである。全ての作品を観てはいないが彼の最高作はこれかも知れない。こうなったら『恐怖の砂』を是非ともDVD化してくださいとメーカーさんにお願いします。
ストーリーは殺人現場を目撃した少女(ヘイリー・ミルズ)と犯人(ホルスト・ブッフホルツ)の船員との間に奇妙な愛情にも似た感情が生まれ、時間の経過と共に親子のような絆が構築されていく事である。追う警部(ジョン・ミルズ:何とヘイリーの実父)から逃れるために、犯人を庇い嘘をつく演技に感情移入してしまう程ヘイリー・ミルズが上手い。ジョン・ミルズもベテラン警部を落ち着いた含蓄ある演技でサポートする。特に少女を詰問し説得するシーンなどは実際の父娘が演ずるので実に興味深い。
目撃者の少女は常日頃から嘘をついて周囲からは厄介者扱いされ、一方の船員は殺人者となり社会から疎外される。お互いマイナス要因を持った事で負の要素が結びつき惹かれていく展開が見事! 派手なアクションは一切なく心理描写に重点を置いたトンプソンの演出はサスペンスの定石に従い過不足なく表現する。
この映画の最高のサスペンスは犯人が乗船した大型船舶がイギリス領海外に出るまでに逮捕できるかがポイントになる。刻一刻と港を離れていく船舶と追う警察との時間的攻防戦が面白い。最後まで犯人逮捕に執念を燃やす警部が必死で追いつき、ついに犯人の船に乗り込むのだが‥‥‥‥。ラストも犯人の人間としての本能的な行為により余韻のあるシーンで終わる。久々に良い映画観ました。テーマ音楽も良い。
ストーリーは殺人現場を目撃した少女(ヘイリー・ミルズ)と犯人(ホルスト・ブッフホルツ)の船員との間に奇妙な愛情にも似た感情が生まれ、時間の経過と共に親子のような絆が構築されていく事である。追う警部(ジョン・ミルズ:何とヘイリーの実父)から逃れるために、犯人を庇い嘘をつく演技に感情移入してしまう程ヘイリー・ミルズが上手い。ジョン・ミルズもベテラン警部を落ち着いた含蓄ある演技でサポートする。特に少女を詰問し説得するシーンなどは実際の父娘が演ずるので実に興味深い。
目撃者の少女は常日頃から嘘をついて周囲からは厄介者扱いされ、一方の船員は殺人者となり社会から疎外される。お互いマイナス要因を持った事で負の要素が結びつき惹かれていく展開が見事! 派手なアクションは一切なく心理描写に重点を置いたトンプソンの演出はサスペンスの定石に従い過不足なく表現する。
この映画の最高のサスペンスは犯人が乗船した大型船舶がイギリス領海外に出るまでに逮捕できるかがポイントになる。刻一刻と港を離れていく船舶と追う警察との時間的攻防戦が面白い。最後まで犯人逮捕に執念を燃やす警部が必死で追いつき、ついに犯人の船に乗り込むのだが‥‥‥‥。ラストも犯人の人間としての本能的な行為により余韻のあるシーンで終わる。久々に良い映画観ました。テーマ音楽も良い。
追いつめられて【字幕版】 [VHS]
追い詰められる男、ケビン・コスナー。彼は軍人で本当はスパイ。さらなる本当の姿は。。最後にわかります。彼がどんどん追い詰められて、しかも表面上追い詰めているのは自分の表の姿。目の表情がとてもいいです。でも最後の、彼が本当は○○人だった、というのはちょっとルックス的に腑に落ちない部分があったりしますが。。息づまるサスペンスです。
追いつめられて (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)
カーリーは事故で亡くなったリックとの間に子供をもうけていた。大富豪
であるリックの両親は金銭と引き換えに自分たちの孫である赤ん坊のクリス
を渡すように迫ったが、カーリーは譲らず、クリスと共に行方をくらましたのだった。
それから6年後リックの友人で私立探偵のジェイクがようやく二人を見つけ
出した。彼はリックの両親がカーリーとクリスの消息を依頼していた
大手探偵会社から独立し、自分の会社を持っていた。そのため、好奇心は
あったものの依頼をされていたわけでもないので、親元には知らせず、
徐々にカーリーに近付いていった。
カーリーは食堂で働きながらも、絵を描き生計をたてていた。ジェイクは
自分が探偵であることを隠したまま彼女と付き合うようになるが、ジェイクの
元同僚がジェイクに尾行を付け、カーリーとクリスの居場所を突き止めてしまった。
興味深くハラハラする展開なので、一気に読んでしまいました。ここに描かれている愛はカーリーとクリス、カーリーとジェイクのみならず、
カーリーの周りの人物たちさえも、シングルマザーであるカーリーの強い
見方です。
それぞれに苦い思いでもあり、随所に回想が盛り込まれていて、飽きがきません。とくに6歳になったクリスの回想は心和む部分でもあります。
であるリックの両親は金銭と引き換えに自分たちの孫である赤ん坊のクリス
を渡すように迫ったが、カーリーは譲らず、クリスと共に行方をくらましたのだった。
それから6年後リックの友人で私立探偵のジェイクがようやく二人を見つけ
出した。彼はリックの両親がカーリーとクリスの消息を依頼していた
大手探偵会社から独立し、自分の会社を持っていた。そのため、好奇心は
あったものの依頼をされていたわけでもないので、親元には知らせず、
徐々にカーリーに近付いていった。
カーリーは食堂で働きながらも、絵を描き生計をたてていた。ジェイクは
自分が探偵であることを隠したまま彼女と付き合うようになるが、ジェイクの
元同僚がジェイクに尾行を付け、カーリーとクリスの居場所を突き止めてしまった。
興味深くハラハラする展開なので、一気に読んでしまいました。ここに描かれている愛はカーリーとクリス、カーリーとジェイクのみならず、
カーリーの周りの人物たちさえも、シングルマザーであるカーリーの強い
見方です。
それぞれに苦い思いでもあり、随所に回想が盛り込まれていて、飽きがきません。とくに6歳になったクリスの回想は心和む部分でもあります。
生きる (CCCD)
K-DUBのアルバムはメッセージ性が強く、ナショナリズムに満ちて
日本人はなんだろう?人間とはなんなんだろう?
社会とは・・・?
常に今を問いかけてくる
そんなアーティストが少ない今
生きる?を考えさせられる一枚です。
日本人はなんだろう?人間とはなんなんだろう?
社会とは・・・?
常に今を問いかけてくる
そんなアーティストが少ない今
生きる?を考えさせられる一枚です。