悔い改めよと叫ぶ声在り
…でも、それでもイイ、と思った。読後の感想を一言で表すと、そういうことだ。
何も別に「何でもかんでもカッコ良く」とか「ハッピーに丸く」終わらせるだけが能じゃない。
描かれている主人公の「目」が全てを物語っているようだ。
ところで、今さら初期XENONの頃のネタを見ることになろうとは思いもよらなんだ。1コマ描き換えてるあたりが作者の言う「正々堂々」なのかな?
何も別に「何でもかんでもカッコ良く」とか「ハッピーに丸く」終わらせるだけが能じゃない。
描かれている主人公の「目」が全てを物語っているようだ。
ところで、今さら初期XENONの頃のネタを見ることになろうとは思いもよらなんだ。1コマ描き換えてるあたりが作者の言う「正々堂々」なのかな?
仮面の忍者赤影Remains 4 (プレイコミックシリーズ)
カバー裏には『衝撃の展開!! 堂々完結!!』とアオリ文句が書かれている。
しかしこの中身を見る限り、衝撃の展開は合っているが、堂々の完結ではない。
最終話は典型的な打ち切りENDだからである。
本書は『バビル2世ザ・リターナー』や『真マジンガーZERO』と同様に、
表題作を土台にして同じ原作者の他作品から様々なネタを引っ張りまくるスタイルだ。
こういうのは読者の元ネタへの理解度が高ければ高いほど楽しめるものになるが、
残念ながら本作品はいささか消化不良な感が残った。
サリーちゃんの三つ子は出てくるわ、鉄人28号やジャイアントロボまで出てくる破天荒さはなかなか良いので、
個々の要素は決して悪くないと思うんだが・・・。
実は問題はネタのアレンジの仕方ではなくて、神崎将臣の作家としての表現力の限界なのではないか?
この人は昔から画力があって絵柄も魅力的だが、見せ方が下手だという気がする。純粋に漫画として読みにくいのだ。
この作品の評価というよりも『神崎将臣再生方法』になってしまうのだが、
自分でコンテを切らずに、もっと上手い人にコンテを書いてもらって絵だけ描いた方がいいと思う。
しかしこの中身を見る限り、衝撃の展開は合っているが、堂々の完結ではない。
最終話は典型的な打ち切りENDだからである。
本書は『バビル2世ザ・リターナー』や『真マジンガーZERO』と同様に、
表題作を土台にして同じ原作者の他作品から様々なネタを引っ張りまくるスタイルだ。
こういうのは読者の元ネタへの理解度が高ければ高いほど楽しめるものになるが、
残念ながら本作品はいささか消化不良な感が残った。
サリーちゃんの三つ子は出てくるわ、鉄人28号やジャイアントロボまで出てくる破天荒さはなかなか良いので、
個々の要素は決して悪くないと思うんだが・・・。
実は問題はネタのアレンジの仕方ではなくて、神崎将臣の作家としての表現力の限界なのではないか?
この人は昔から画力があって絵柄も魅力的だが、見せ方が下手だという気がする。純粋に漫画として読みにくいのだ。
この作品の評価というよりも『神崎将臣再生方法』になってしまうのだが、
自分でコンテを切らずに、もっと上手い人にコンテを書いてもらって絵だけ描いた方がいいと思う。