2007年颯爽と登場した世界のナベアツこと渡辺あつむ。これで彼のことを初めて知った人も多いかもしれないが、関西在住のお笑い好きにとっては、１０年前、千原兄弟以上にそのお笑いセンスが高く評価されていたジャリズムの渡辺と言えばもう常識も常識。ポストダウンタウンの筆頭と言われながら、突然の不本意な解散で、放送作家として活動していた不遇の天才コント師渡辺あつむの若き日の当時としてはかなり高いお笑いのセンスを堪能してほしい。後最近はスベリヘタレキャラの相方山下しげのりもこの当時は吉本一のオシャレ芸人かつアグレッシブな突っ込みで女性人気ナンバーワンだったことも付け加えておこう。

通しで5回くらい聴いた感想ですが、今までより、ポップな曲が多い印象です。

私の中では、渋谷すばるくんの歌声が関ジャニ∞の曲らしさの重要な要素だと思っているので、そういう意味では、すばるくんのソロパートが減って、みんなわりと均等に歌っていてユニゾンの多いこのアルバムは今までより「エイトっぽさ」が少なく感じました。

リード曲のEJ☆コースターもアイドルらしいダンス曲で、一般的な関ジャニ∞らしい曲ではない気がします。でも、踊るエイトは大好きだし、楽しそうに踊る曲って少なかったので見ているうちにだんだんはまってきました。
横山くんが以前インタビューで、「俺らアイドルっていうより、ジャニーズやっていう意識が強くなってきてる」っていう趣旨のことを言ってましたが、そういうことなのかな？

三十路少年は、ヒャダインさん作の曲らしく、関ジャニ∞のイメージを曲にした感じですね。
JUKEBOX のTakoyaki in my heartに似ていて、狙った感はあるもののやっぱり楽しくて、丸ちゃんの「コンコンコン、コンスタントにコーンスターチ！」のギャグが可愛すぎてタイミングが絶妙でリピートしまくっています。

アルバムツアーで終わりじゃなくて、この先も残る曲になりそうなのは、個人的には「ゆ」と「象」かと思ってます。
「ゆ」はメンバーの作った歌で、ヤスくんのEightopop!!!!!!!に似た雰囲気で可愛いです。すばるくんが前向きな歌詞を書いてくれたことも嬉しい！
「象」はカッコいい曲ですね。

シングル曲もやっぱりいいし、「RAGE」が収録されたのも嬉しいです。すばるくんの声を活かせる曲で、ライブでぜひ聴きたいです。

ここまで書いて、アイドルらしい曲もいいけど、彼らの良い意味での泥臭さや、すばるくんの力強いけど繊細なボーカルは、アイドルっぽい曲では活かされにくいかな？と思いました。それも含めて、楽しんで聴き込みたいです。

ただ、忙しい彼らなので特典映像が今までより凝ってないなと正直思いました。ツアー連動の、8uppersの映画だったり、JUKEBOXの初回Bのユニット分けだったり、FIGHTのユニフォーム企画、8ESTのほほえみデートには敵わないかな。ここのところ、嬉しいことですがシングルのリリース間隔が短いのでしょうがないですが、ライブで歌われてない名カップリングもたくさんあるので、もっと企画や曲を煮詰めて準備期間をとってリリースしてもいいのではと少し感じました。
素に近いトークが聞けたのは良かったです。
将来の展望を語るときに、すばるがいちばん、歳をとってもこのメンバーで変わらず音楽やってたい、と言っているのも聞いてて泣けるくらい嬉しかったので、それだけでもＡも買ってよかったですし。
あと、DVDの亮ちゃんの髪型は前髪ありで若干まっすぐ気味で、最近で一番好きなビジュアルで、嬉しかったです。

恒例となったお笑いフェスティバルをDVD化したもの。
07に引き続いて視聴しましたが、今回はディスクによって出演者が重複しているので物足りない感があります。
それでも見所はたっぷりあります。去年とはうってかわって声援の多いジャリズム。幕張メッセの室温を一気に下げたWこばやしーずなどなど。
特典ディスクでは天津木村、エド・はるみ、はんにゃ、フルーツポンチ、しずるらテレビでもおなじみのメンツが揃っていて楽しいです。ただ、大好評だった渡辺直美のネタが入ってないのは少し残念です。
ライブスタンド大阪がDVD化されることがあったら、また観てみたいと思っています。

ジャリズムのネタを見たのはこれが初めてだったのですが、すごい良かったです。

オールザッツで外人のコントやってどんずべりしてた山下さんのいるコンビとは思えないぐらいです。

あとサバンナも良かった

いまだからこそオモローな商品です。
こんなんでも、お子さんが電卓好きになるきっかけ、計算好きになるきっかけになるなら、「あると思います」。