サウジアラビアといえば石油くらいしか思い浮かばない人にとって、この国の歴史や現状について知るために手ごろな本です。
莫大な石油資本のおかげで潤う国家財政の影で、失業者が多い現実。そこには、サウジアラビア人と海外からの移民の労働の棲み分けや、サウジアラビアでの教育の質の問題などが山積している。
近代的な国家体制に移行しつつも宗教界からの大きな圧力でゆがんでいく政治、そして中東を支配しようとするアメリカの存在。そんなさまざまな矛盾の中からオサマ・ビン・ラディンのような過激派を生み出していく様が浮き彫りにされていきます。
ただ、研究者の方の著作でイスラムやアラブに関する専門用語が頻繁に出てきますので、しっかりと読まないと読みこなせません。読む方は気合を入れて読みましょう。

地上を駆け抜ける車でマッハの壁を越えた歴史的な物語です。そこに登場する男たちのドラマも見逃せません。

この本を読んで最も驚いたのは、戦前までに時速500kmに達していること。特に、地上速度記録の歴史が始まってから10年ちょっとで時速200kmを出しているんですね。当時の技術を想像するとこれは驚きです。
また、当時のスピードに掛けた男たちの並々ならぬ努力と苦労が読み取れ、その夢とロマンに感動しました。

これから先どこまで速度記録が伸びるか分かりませんが、地上を駆け抜ける技術にもそろそろ限界が見えてきているようにも感じます。

我が家は　基本的に　３食を家でいただく　年代　このラーメンは　麺もとてもおいしく
スープもいけます。外に出なくても　おいしいラーメンが食べれます。