どこへ向かって死ぬか
「せかいの中心で愛をさけぶ」の筆者、片山恭一が、デカルト研究者の
真っ赤なノートルダムの装幀に、副題として〜森有正と生きまどう私たち〜
の言葉が、また格好良い!!
森有正が39歳で渡仏して以来、どのようにして死について、生について
考えたのか?国境も時間の境もなく、ただひとりの人間として、フランスの
文化に全力で立ち向かう森有正の姿がリアリティを持って、伝わってくる。
難しい言葉を使わずに、我々が一生考えても分からない問題について考えていく。
すぐに答えを知ることで得る喜びよりも、普遍的原理を発見していくために
考え続ける事、人間の奥深くに潜んでいる宇宙観を考え続けていく事の重要性
について片山氏が考え続けている内容にとても共鳴しました。
真っ赤なノートルダムの装幀に、副題として〜森有正と生きまどう私たち〜
の言葉が、また格好良い!!
森有正が39歳で渡仏して以来、どのようにして死について、生について
考えたのか?国境も時間の境もなく、ただひとりの人間として、フランスの
文化に全力で立ち向かう森有正の姿がリアリティを持って、伝わってくる。
難しい言葉を使わずに、我々が一生考えても分からない問題について考えていく。
すぐに答えを知ることで得る喜びよりも、普遍的原理を発見していくために
考え続ける事、人間の奥深くに潜んでいる宇宙観を考え続けていく事の重要性
について片山氏が考え続けている内容にとても共鳴しました。
31 マイスクリーム(DVD付)
正直、大石昌良さんを知りませんでした。ただ、先日オムニバスのライブに行き、トップバッターをつとめたのが彼でした。一曲目から目を心を奪われてしまい・・・声ののびとギターの上手さが際立っていました。ライブを見終わった後も忘れることができず、その日に歌った曲を検索して、こちらを購入。名曲揃いで、「ストーリー」「トライアングル」などお気に入りです。
世界の中心で、愛をさけぶ
プロモーションで平凡な小説がベストセラーになり得るという見本。柴咲コウの感想を帯に使ったということからも、メインターゲットは10代後半の女子高生と思われます。いい大人が読んで感動する本ではありません。また、ルポルタージュでもないので、実際に白血病で悩む方からの描写に関する批判は的違いかと思います。
受験勉強等で恋愛できない高校生が読むには適している本だと思います。が、実社会でそれなりの恋愛経験を積んだ人には心理描写の浅さ、視点の幼稚さ、エンディングのまとめ方などで不評な小説だと思います。変わった視点として、祖父と孫の友情物語として読むとそれなりに感動できる話ではあります。
受験勉強等で恋愛できない高校生が読むには適している本だと思います。が、実社会でそれなりの恋愛経験を積んだ人には心理描写の浅さ、視点の幼稚さ、エンディングのまとめ方などで不評な小説だと思います。変わった視点として、祖父と孫の友情物語として読むとそれなりに感動できる話ではあります。