Dell メモリー2GB グラボ搭載 中古PC DELL 755SF PenD-C E2160 WindowsXP Pro 17液晶(dtg-064)
タイトルのような印象を持ったのは、本当です。確かに包装はオリジナルではないが、丁寧に包装されており,部品も揃っていました。店舗が同じ関西圏内だったためか,翌日には納品されました。本機の印象は仕事で使っているものよりきれいに整備されていました、丁寧に使われていたのだという印象を持つほどに美品状態でした。”中古”というには、本機があまりにもかわいそうです。…デザインは実用的な仕事用です。おじさんにとっては、難しいゲーム操作が必要なの”某機3”のゲームではストレスがたまりっぱなしですが、”某機3”と同程度の値段で、主にターン制のシミュレーションゲームをするおじさんにとっては、本機で十分です。性能的にもやりたかったゲームのROME〜トータルウォーやStrongHold、三国志11などをするにはなんの支障もありません。おかげで、我が家にDELL OPTIPLEX 745が来てからというもの、毎夜、(年甲斐もなく)遅くまでDELLに遊んでもらっています。とても良い買い物をしたとおもいます。ありがとうございました。(ちなみに”某機3”の稼働率は月に1回起動するかどうかです。”某機3”もamazonさんで購入したものです…。)
三国志 Three Kingdoms 前篇 DVD-BOX (限定2万セット)
今回の前篇、1話から42話まで、すべて鑑賞した上での感想です。
他の方たちも書かれている通り、本作の物語のベースは「三国志演義」になっています。
元々「三国志演義」の物語は、史実があまりにも脚色されすぎて好きじゃない、とか、
歴史的には決して有能とはいえないだろう劉備が、格好いいヒーローのように描かれすぎて楽しめない、
というような評判を、日本ではよく聞きます。
最近では日本でも、様々な解釈で漫画、小説、映像化などがされており、あらゆる形で三国志の物語を
楽しめるようになっているので、余計にそうした評価に繋がっているのではないでしょうか。
しかし本作品を実際に鑑賞してみると、決してよく見る「三国志演義」の完全再現では終わらない、
様々なオリジナリティが詰め込まれた、新しい三国志になっていると感じました。
下記から、そんな新しい要素だと感じた箇所をいくつかあげてみます。
まず、物語の序盤の主人公は曹操です。
第1話の時点で黄巾の乱はすでに鎮圧され、董卓がすでに宮廷の実権を掌握しているところから始まるため、
劉備が関羽たちと出会うエピソードや、各人物たちが黄巾賊討伐で名をあげる場面などがなく、
三国志の知識がないと、最初は状況を把握するのが少し難しいかも知れません。
曹操はそんな中でただ1人、宮廷や国の現在の状況を憂う人物として描かれ、他者の愚を堂々と指摘してみせたり、
国を正すためなら自分の身を惜しむことなく行動しようとするなど、英雄的な側面がしっかりと描かれます。
その一方で、逃亡中、立ち寄った父の義兄弟である呂伯奢の家の人間を、自分の勘違いで全員殺してしまう
という、裴松之が正史・三国志に注釈として書き加えてもいるあの有名なエピソードもしっかりと描かれるので、
決してただの好人物という評価に、ならないようにもなっています。
実際、曹操はこの作品の中で、最も様々な表情を見せる、とても複雑な人物として描かれていると思います。
まだなんの功績も残していない無名の劉備を、ただ1人認める心の広さを見せたかと思えば、
なにもしないで徐州の太守になった劉備に、血管が切れそうなほど腹をたてたり、
また、自分のことを罵りながら死を覚悟する陳宮を、最後まで思い留めようとするも適わず、
その処刑を見守ったのちに涙を浮かべ、それを配下に指摘され、泣いてはいないと否定したり。
ただの悪辣な男でも、非情な悪役でも、有能で隙のない完璧なヒーローでもない、
とても人間らしい姿をもつ曹操は、この作品の魅力のひとつだと思います。
ちなみに「曹瞞伝」よりも「魏書」の記述を重視したのか、部下は夏侯惇らよりも曹仁のほうが、
序盤からずっと重用されてます。
これもちょっと新鮮です。
呂布は、貂蝉を一途に愛する、子供っぽい愛嬌と素直さがある人物として描かれます。
作品の序盤はスケジュールなのか、それとも予算のせいなのか、戦場シーンがほぼ省略されるせいで
将としての強さが感じられる場面はほとんどありませんが、周囲の人間にころころと影響されて
考えを次々に変えてしまう、素直で純粋すぎる様子は見ていて楽しく、途中からいなくなることが、
寂しく感じられるようになったほどです。
また貂蝉は、父が亡くなった時点で自害するか、もしくは殺されることも多いのですが、
「三国志演義」に習い、今作では呂布と最後まで、行動を共にします。
しかも終盤には、陳宮を信じきれないでいる呂布を、諌めるようなシーンまであります。
これも新鮮に感じました。
さらに、劉備と対面するシーンもあります。
呉関連では、父の孫堅に付き従う幼い孫権、孫策と周瑜の絆、さらには大喬と小喬の
出会いまでも描かれ、扱いは小さいながらも、意外とサービス精神のある描写です。
そして劉備ですが、序盤はなにかを成したわけでもないのに、志だけが高く、どんなことが起きても
動じることがない、知的で物静かな人物として描かれます。
曹操が豊かな人物像を見せてくれるだけに、最初はそれが寂しく、物足りなくも感じるのですが、
徐州を曹操に奪われた辺りから、それが変わってきます。
自ら先陣を切って奮戦した戦に負けたあと、返り血をあびた形相で呆然と佇んだり、
徐庶という軍師を得て、初めてといってもいい大勝を手にし、涙ぐんでみたり。
ちなみにその徐庶が自分の下を離れてると聞いた時に、腰が抜けるように崩れ落ちて驚愕する姿は
個人的な劉備の名場面だと思います!
ちなみに武器は「三国志演義」によくある挿絵のイメージを裏切らない、二刀流です。
関羽と張飛は、すべての人のイメージを裏切らない描かれ方がされてます。
中国の人は張飛が大好きだと聞きますが、この作品でも見事なコメディリリーフを担当しています。
出てくるだけで、楽しくなるキャラクターです。
関羽は直立していると、張飛と変わらない身長であることがわかってしまうせいで、
背が低いことがそのまま迫力不足に感じられて、かなり気になるんですが、
馬に乗って青龍刀を振り回しはじめると、文句なしに格好いい画になります。
戦場のシーンは後半になるに従って、どんどん大々的に、詳細に描かれるようになります。
戦車隊と騎馬隊の激突から始まる官渡の戦いは、実際に死者がでていてもおかしくないような
壮絶なシーンが続きますし、曹仁が八門金鎖の陣を敷いて戦う有名なシーンでは
実際に戦場に兵士たちの巨大な陣形がつくられ、そこでの激しい戦いが描かれています。
42話の時点で、劉備はまだ勢力として頭角を現しているとはいえません。
この時点ではまだ、ほぼ曹操の一強という状態です。
つまり、本当の意味で三国志の状態が描かれるのは、まさにこれから。
智謀策謀が巡らされ、国同士が激しくぶつかりあう物語はここからが本番になるはずです。
後篇からは、より盛り上がっていくのではないでしょうか。
他の方たちも書かれている通り、本作の物語のベースは「三国志演義」になっています。
元々「三国志演義」の物語は、史実があまりにも脚色されすぎて好きじゃない、とか、
歴史的には決して有能とはいえないだろう劉備が、格好いいヒーローのように描かれすぎて楽しめない、
というような評判を、日本ではよく聞きます。
最近では日本でも、様々な解釈で漫画、小説、映像化などがされており、あらゆる形で三国志の物語を
楽しめるようになっているので、余計にそうした評価に繋がっているのではないでしょうか。
しかし本作品を実際に鑑賞してみると、決してよく見る「三国志演義」の完全再現では終わらない、
様々なオリジナリティが詰め込まれた、新しい三国志になっていると感じました。
下記から、そんな新しい要素だと感じた箇所をいくつかあげてみます。
まず、物語の序盤の主人公は曹操です。
第1話の時点で黄巾の乱はすでに鎮圧され、董卓がすでに宮廷の実権を掌握しているところから始まるため、
劉備が関羽たちと出会うエピソードや、各人物たちが黄巾賊討伐で名をあげる場面などがなく、
三国志の知識がないと、最初は状況を把握するのが少し難しいかも知れません。
曹操はそんな中でただ1人、宮廷や国の現在の状況を憂う人物として描かれ、他者の愚を堂々と指摘してみせたり、
国を正すためなら自分の身を惜しむことなく行動しようとするなど、英雄的な側面がしっかりと描かれます。
その一方で、逃亡中、立ち寄った父の義兄弟である呂伯奢の家の人間を、自分の勘違いで全員殺してしまう
という、裴松之が正史・三国志に注釈として書き加えてもいるあの有名なエピソードもしっかりと描かれるので、
決してただの好人物という評価に、ならないようにもなっています。
実際、曹操はこの作品の中で、最も様々な表情を見せる、とても複雑な人物として描かれていると思います。
まだなんの功績も残していない無名の劉備を、ただ1人認める心の広さを見せたかと思えば、
なにもしないで徐州の太守になった劉備に、血管が切れそうなほど腹をたてたり、
また、自分のことを罵りながら死を覚悟する陳宮を、最後まで思い留めようとするも適わず、
その処刑を見守ったのちに涙を浮かべ、それを配下に指摘され、泣いてはいないと否定したり。
ただの悪辣な男でも、非情な悪役でも、有能で隙のない完璧なヒーローでもない、
とても人間らしい姿をもつ曹操は、この作品の魅力のひとつだと思います。
ちなみに「曹瞞伝」よりも「魏書」の記述を重視したのか、部下は夏侯惇らよりも曹仁のほうが、
序盤からずっと重用されてます。
これもちょっと新鮮です。
呂布は、貂蝉を一途に愛する、子供っぽい愛嬌と素直さがある人物として描かれます。
作品の序盤はスケジュールなのか、それとも予算のせいなのか、戦場シーンがほぼ省略されるせいで
将としての強さが感じられる場面はほとんどありませんが、周囲の人間にころころと影響されて
考えを次々に変えてしまう、素直で純粋すぎる様子は見ていて楽しく、途中からいなくなることが、
寂しく感じられるようになったほどです。
また貂蝉は、父が亡くなった時点で自害するか、もしくは殺されることも多いのですが、
「三国志演義」に習い、今作では呂布と最後まで、行動を共にします。
しかも終盤には、陳宮を信じきれないでいる呂布を、諌めるようなシーンまであります。
これも新鮮に感じました。
さらに、劉備と対面するシーンもあります。
呉関連では、父の孫堅に付き従う幼い孫権、孫策と周瑜の絆、さらには大喬と小喬の
出会いまでも描かれ、扱いは小さいながらも、意外とサービス精神のある描写です。
そして劉備ですが、序盤はなにかを成したわけでもないのに、志だけが高く、どんなことが起きても
動じることがない、知的で物静かな人物として描かれます。
曹操が豊かな人物像を見せてくれるだけに、最初はそれが寂しく、物足りなくも感じるのですが、
徐州を曹操に奪われた辺りから、それが変わってきます。
自ら先陣を切って奮戦した戦に負けたあと、返り血をあびた形相で呆然と佇んだり、
徐庶という軍師を得て、初めてといってもいい大勝を手にし、涙ぐんでみたり。
ちなみにその徐庶が自分の下を離れてると聞いた時に、腰が抜けるように崩れ落ちて驚愕する姿は
個人的な劉備の名場面だと思います!
ちなみに武器は「三国志演義」によくある挿絵のイメージを裏切らない、二刀流です。
関羽と張飛は、すべての人のイメージを裏切らない描かれ方がされてます。
中国の人は張飛が大好きだと聞きますが、この作品でも見事なコメディリリーフを担当しています。
出てくるだけで、楽しくなるキャラクターです。
関羽は直立していると、張飛と変わらない身長であることがわかってしまうせいで、
背が低いことがそのまま迫力不足に感じられて、かなり気になるんですが、
馬に乗って青龍刀を振り回しはじめると、文句なしに格好いい画になります。
戦場のシーンは後半になるに従って、どんどん大々的に、詳細に描かれるようになります。
戦車隊と騎馬隊の激突から始まる官渡の戦いは、実際に死者がでていてもおかしくないような
壮絶なシーンが続きますし、曹仁が八門金鎖の陣を敷いて戦う有名なシーンでは
実際に戦場に兵士たちの巨大な陣形がつくられ、そこでの激しい戦いが描かれています。
42話の時点で、劉備はまだ勢力として頭角を現しているとはいえません。
この時点ではまだ、ほぼ曹操の一強という状態です。
つまり、本当の意味で三国志の状態が描かれるのは、まさにこれから。
智謀策謀が巡らされ、国同士が激しくぶつかりあう物語はここからが本番になるはずです。
後篇からは、より盛り上がっていくのではないでしょうか。
三国志 Three Kingdoms 第2部-徐州争奪- ブルーレイvol.2 [Blu-ray]
第2部徐州争奪は、第11-20話を収録。第1部では出番の少なかった劉備が、曹操、呂布と三つ巴で、徐州の土地を争う。劉備は “我 人に背かれても、我 人に背かず (12話)”とする仁徳の君主として描かれる。曹操は“奸賊“とされるが、恩人の陳宮(演ずるはユン・ホンタオ 孫洪濤)が呂布に組みしても恩を忘れず、ライバルの劉備には一目を置く一方、漢献帝(演ずるはルオ・ジン・ 羅晉)を利用し、支配力を強めていく。曹操を演ずるチェン・ジェンビンは、横綱朝青龍に風貌が似ており、強くて怖いが、チャーミングなところなどは、両者は共通する。呂布は戦闘能力に優れるが、人間的には未熟で、妻の貂蝉(ちょう せん)にはベタ惚れ。呂布を演じるピーター・ホーは、”項羽と劉邦”では、項羽を演じたが、キャラクターとしては、第2部では、呂布と項羽はかなり近いものになっている。紅一点の貂蝉を演じるのはチェン・ハオ(陳好)で、他の女優は第二部では、ほとんど出番がないだけに花を添えている。他に出番が多いのは、関羽、張飛、袁紹(えん しょう)とその軍師の許攸(きょ ゆう、演ずるは”項羽と劉邦”では項伯を好演したシュー・マオマオ)、曹操の軍師の荀いく(じゅん いく、演ずるは”項羽と劉邦”では李斯の李建新 リー・ジェンシン)、袁術(演ずるはイェン・ペイで、”項羽と劉邦”では宋義)。
三國志
今なお根強い人気を誇る三国志VをDSでリメイクした作品の、さらに3DS版のリメイク
ちなみに、私がプレイ済みなのはps版、psp版であり、pc版ds版は未プレイ。この前提での比較になります
基本的なシステムはpc版ではなく、ps版三国志Vと共通、細部には様々な変更点が
まずシステム面では、登用、募兵、褒美などにかかる金が固定化
このため、登用時に金の数値を変えることによる、例の裏技的なものは使用不可
また、巡察時の施せる米もランダムに決まる幅の中で固定
数万の米を施すことにより、民忠を一気にあげることが不可
めんどくさくなったと不評の声もありますが、私はゲームバランス上よい変更だと思います
巡察、修行時のイベント増加
武将の台詞パターンの増加。ただ、軍師助言が、いまいち成否どちらを指すのかわかりにくい台詞があるのが難
戦争面では、新しい陣形、特技がいくつか追加
ただし、追加された陣形、特技に強力すぎるもの、便利すぎるものがあるのはどうかとも思えます
また、これらの追加に伴い武将の習得陣形特技も一部変更
そのため強さが一変した武将もあり、過去作と同じ気持ちで戦争しかけると手痛い目にあう相手も
全ての陣形に兵器研究が可能になり、魚鱗と鋒矢みたいな格差も減りました
それにともない、研究期間も変更され発石車なんかも十分実用可能な範囲に
シナリオは、pk版の追加シナリオは収録、さらに新規追加シナリオもあり
ただ、このせっかくの追加シナリオが設定ミスやらバグやらあるらしく非常に残念
登場武将は、後期武将や弱小陣営の武将、正史のみ登場武将など多数追加
人材不足で苦労した君主に補強がされているのはありがたいです
女性武将も多数追加され華やかになってますが、これはかなり好き嫌いが分かれるでしょう
しかし、設定で女性武将の登場の可否が選択できるので安心です
顔グラは全て10以降の新しいものに置き換えられています
実は5オリジナルの顔グラも味があって好きだったので、ちょっと残念な気持ちも…
新武将は製作時に能力、特技、陣形(2つまでですが)、性格まで自由に選べます
また、ゲームの進行にともない、別時代の中国の武将、日本の戦国武将、水滸伝武将などがsp武将として追加されます
これも登場は任意で選択できますので、雰囲気を損なうと不満な方も安心です
ただ、戦国武将だけ登場させたくないなどの時は、個別に各自選択していかねばならず、非常に面倒です
総合の一括選択だけでなく、ジャンルごとの一括選択くらいは欲しかったです
また、sp武将を全てそろえるのは相当面倒
新君主使って項劉ごっこや水滸伝ごっこをしたいと思ってもそれまでに大変な時間がかかるのが難
メンバーそろったころには熱が冷めてしまったなんてことも…
追加要素の英雄バトルロードは最近よくあるチャレンジマップ的なものに、育成を加えたもの
名君チャンピオン道場は決められたシナリオ、君主でそれぞれ特定の勝利条件を目指すもの
こういうのは非常に好みが分かれそうですね
sp武将や追加シナリオの解放条件がこれらの進行にあるので
好まないけど、要素解放のためのプレイになると苦痛でしかない
長く遊べると、時間がかかるを履き違えているようなとこが残念
読み込みスピードなど、進行はややもっさり
項目選ぶと、一度暗転して画面切り替えなど、ワンテンポ間が空くことが多いです
psp版が非常に快適な速さだっただけに、やや残念
といってもpsの頃のようなディスク読み込みの時間がかかるわけではなく
十分許容範囲だと私は感じました
以上、追加要素、変更点などが豊富で、三国志Vをこれでもかと遊びつくした方でも
それなりにまた新鮮に楽しめる部分も多く
三国志Vファンの方なら買っても損は無い出来かと思います
それだけに、これまで言及した種々の問題点は残念なのも事実
そのため星一つ分の減点はやむをえないところです
ちなみに、私がプレイ済みなのはps版、psp版であり、pc版ds版は未プレイ。この前提での比較になります
基本的なシステムはpc版ではなく、ps版三国志Vと共通、細部には様々な変更点が
まずシステム面では、登用、募兵、褒美などにかかる金が固定化
このため、登用時に金の数値を変えることによる、例の裏技的なものは使用不可
また、巡察時の施せる米もランダムに決まる幅の中で固定
数万の米を施すことにより、民忠を一気にあげることが不可
めんどくさくなったと不評の声もありますが、私はゲームバランス上よい変更だと思います
巡察、修行時のイベント増加
武将の台詞パターンの増加。ただ、軍師助言が、いまいち成否どちらを指すのかわかりにくい台詞があるのが難
戦争面では、新しい陣形、特技がいくつか追加
ただし、追加された陣形、特技に強力すぎるもの、便利すぎるものがあるのはどうかとも思えます
また、これらの追加に伴い武将の習得陣形特技も一部変更
そのため強さが一変した武将もあり、過去作と同じ気持ちで戦争しかけると手痛い目にあう相手も
全ての陣形に兵器研究が可能になり、魚鱗と鋒矢みたいな格差も減りました
それにともない、研究期間も変更され発石車なんかも十分実用可能な範囲に
シナリオは、pk版の追加シナリオは収録、さらに新規追加シナリオもあり
ただ、このせっかくの追加シナリオが設定ミスやらバグやらあるらしく非常に残念
登場武将は、後期武将や弱小陣営の武将、正史のみ登場武将など多数追加
人材不足で苦労した君主に補強がされているのはありがたいです
女性武将も多数追加され華やかになってますが、これはかなり好き嫌いが分かれるでしょう
しかし、設定で女性武将の登場の可否が選択できるので安心です
顔グラは全て10以降の新しいものに置き換えられています
実は5オリジナルの顔グラも味があって好きだったので、ちょっと残念な気持ちも…
新武将は製作時に能力、特技、陣形(2つまでですが)、性格まで自由に選べます
また、ゲームの進行にともない、別時代の中国の武将、日本の戦国武将、水滸伝武将などがsp武将として追加されます
これも登場は任意で選択できますので、雰囲気を損なうと不満な方も安心です
ただ、戦国武将だけ登場させたくないなどの時は、個別に各自選択していかねばならず、非常に面倒です
総合の一括選択だけでなく、ジャンルごとの一括選択くらいは欲しかったです
また、sp武将を全てそろえるのは相当面倒
新君主使って項劉ごっこや水滸伝ごっこをしたいと思ってもそれまでに大変な時間がかかるのが難
メンバーそろったころには熱が冷めてしまったなんてことも…
追加要素の英雄バトルロードは最近よくあるチャレンジマップ的なものに、育成を加えたもの
名君チャンピオン道場は決められたシナリオ、君主でそれぞれ特定の勝利条件を目指すもの
こういうのは非常に好みが分かれそうですね
sp武将や追加シナリオの解放条件がこれらの進行にあるので
好まないけど、要素解放のためのプレイになると苦痛でしかない
長く遊べると、時間がかかるを履き違えているようなとこが残念
読み込みスピードなど、進行はややもっさり
項目選ぶと、一度暗転して画面切り替えなど、ワンテンポ間が空くことが多いです
psp版が非常に快適な速さだっただけに、やや残念
といってもpsの頃のようなディスク読み込みの時間がかかるわけではなく
十分許容範囲だと私は感じました
以上、追加要素、変更点などが豊富で、三国志Vをこれでもかと遊びつくした方でも
それなりにまた新鮮に楽しめる部分も多く
三国志Vファンの方なら買っても損は無い出来かと思います
それだけに、これまで言及した種々の問題点は残念なのも事実
そのため星一つ分の減点はやむをえないところです
三國志12 with パワーアップキット [ダウンロード]
Amazon Vine 先取りプログラム メンバーによるカスタマーレビュー (詳しくはこちら)
シリーズを経るごとにクオリティの落差が大きい作品ですが、公平に言って今回はハズレかと思います。国の数、武将数が異様に少なく、内政は退屈で4分の1の国土があればほぼクリア確定です。次回作に期待したいところです。