ニンジャスレイヤー マグロ・アンド・ドラゴン ( )
第二部も佳境、そのなかでも物語の大きな転換点となる「ドゥームズデイ・ディヴァイス」がついに書籍で登場だ。
しかも!加筆修正によってウルトラハードモードとなり、二つのエピソードンに分割されているのだ!スゴイ!
なのでツイッターアー版を読んだだけで満足しているそこのアナタ!
新規翻訳の「アット・ザ・レルム・オブ・ブラックウィッチ」を初め、パワ(と青少年の何かにスゴイアブナイ描写)に溢れるわらいなく=センセイのウキヨエ、世界観を知るうえで実際役立つザ・ヴァーティゴ=サンのインタビューと、ここだけでしか摂取できないニンジャアトモスフィアが満載だ。
そして、おお・・・ゴウランガ!今購入すれば、「ボーン・イン・レッド・ブラック」のオーディオドラマがダウンロードできる特製カードが付いてくる!これはマーケティング的にも正解ですよ!
ここまで書けばこのレビューウーを読んでいるアナタは何をすべきか分かったと思う。
良質なニンジャのある暮らしを体験するためにも◆しよう◆
ちなみに未読のニュービーの方へ
この書籍タイトルは作中登場する暗黒メガコーポの名称であり、某スマッホアプリとは関係ない。いいね?
しかも!加筆修正によってウルトラハードモードとなり、二つのエピソードンに分割されているのだ!スゴイ!
なのでツイッターアー版を読んだだけで満足しているそこのアナタ!
新規翻訳の「アット・ザ・レルム・オブ・ブラックウィッチ」を初め、パワ(と青少年の何かにスゴイアブナイ描写)に溢れるわらいなく=センセイのウキヨエ、世界観を知るうえで実際役立つザ・ヴァーティゴ=サンのインタビューと、ここだけでしか摂取できないニンジャアトモスフィアが満載だ。
そして、おお・・・ゴウランガ!今購入すれば、「ボーン・イン・レッド・ブラック」のオーディオドラマがダウンロードできる特製カードが付いてくる!これはマーケティング的にも正解ですよ!
ここまで書けばこのレビューウーを読んでいるアナタは何をすべきか分かったと思う。
良質なニンジャのある暮らしを体験するためにも◆しよう◆
ちなみに未読のニュービーの方へ
この書籍タイトルは作中登場する暗黒メガコーポの名称であり、某スマッホアプリとは関係ない。いいね?
針と糸なしで♪ 「ボンド」で貼って作るバッグとこもの
お裁縫が苦手な私にも ボンドがあればできてしまうなんて、嬉しい驚き!!ミシンを出してくることもなく、バックや小物が出来てしまうなんて。
作り方の説明もも丁寧に書かれて、また文章だけでは分かりにくい部分は写真も載せてあるので、理解しやすいです。全体的に写真がきれいで、見やすいレイアウトになっていると思います。初心者でも気軽に作れそうです。
作り方の説明もも丁寧に書かれて、また文章だけでは分かりにくい部分は写真も載せてあるので、理解しやすいです。全体的に写真がきれいで、見やすいレイアウトになっていると思います。初心者でも気軽に作れそうです。
ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上1
レビューで怪しげなコトダマチャントが乱舞しているかと思ったのですが以外とそうでもなく、安心したり残念だったりするもののレビューです(書籍版が初見ではありません)。
本作はツイッター上での連載という珍しい形式で公開されている小説であり、本書に収められた作品の殆どはネット上で閲覧することが可能です。その形式に抵抗がないのであれば先にまとめHPなどでいくつかエピソードを読んでいただいた上で購入を検討することをお勧めします。
ネット上では典型的な「外人が勘違いした日本」を舞台とし「ネオサイタマスゴイタカイビル」や「実際安い」などセンスがありすぎる独特の文章が何かと注目される本作ですが、それは決して本作が流行のメディアに乗って、その中で目立つために奇をてらっただけの泡沫的な作品であることを意味しません。
まず作品の土台の部分は「サイバーパンクニンジャ活劇」との煽りに偽り無く、ポイントが抑えられています。サイバーパンクとは従来の進歩史観に沿ったSFとは一転して、暗い、現実の延長上にありそうな未来を描写しようとしたSF界の運動です。本作の退廃的な未来都市の雰囲気や企業の支配から逃れ、あるいは打ち破(パンク)り人間性を取り戻すというのはサイバーパンクでは王道中の王道といえます。一見ネタとしか思えない世界観も現実の延長上にありそうでありながら、やはりどこか異質であることを強調するのに一役買っています。そもそもサイバーパンク小説の代名詞ともいえるウィリアム・ギブスンの「ニューロマンサー」の舞台は「チバシティ」であり、映画「ブレードランナー」には大型モニターにマイコが映し出されているのですから近未来(現代的)の日本(西洋人からみた異界)という舞台設定自体はありがちといってもいいものです。現在に潜む未来を垣間見る感覚はサイバーパンクの成果の一つであり、本作にもそれを意識したシーンが多くあります。
ニンジャにしても本作におけるニンジャは企業や組織の無形の支配とその理不尽を具現化した存在として描かれています。主人公はその理不尽に対する復讐のために自身がそれに成り果ててしまうという矛盾と戦っています(復讐に意味があるのかではなく)。いわゆる敵役、やられ役たちもキャラが立っており「ちゃんとした」娯楽小説に劣るものではないように思います。
文章と構成については媒体の問題でしょうか、独特のリズムがあり、形式も短編集のような形なので短い時間でもこまめに読むことができるのも手伝って短い時間にサクッと読むのに向いていて、今の流行に合った作品であるように思います。
以上のように思わず新時代のエンタメ作品などという古臭い言葉を使いたくなってしまう本作ですが一方で昔懐かしい雰囲気(アトモスフィア)にも満ちています。サイバーパンク自体が80年代の流行ですし、ファジーで細かいことは気にしない勢い重視の展開は懐かしさを覚えます。幾つかのネタも時代を感じさせるものです(90年代にゲーセン通いをされていた方ならば町を牛耳る悪のカリスマに挑む復讐者ということで某タウンを想像するのではないでしょうか)以上のように新しさと古さが同居した本作の文章や構成はまさしくサイバーパンクが描き出す世界とその魅力と重なるものです
以上のように本作には幾つもの見るべき点があるように思います。まずは大笑いし、そのあと真剣に読むのにも耐える作品だと思います。本作は一作目ということでエピソードも短く、世界観がよくわかるものが選ばれていますので最近忙しくて娯楽小説を読まなくなった方、読みたいけど最近のライトノベルにはついていけないといった方にもオススメの作品です。
以下ヘッズ(すでに他のメディアで本作に触れている方)向け補足
新エピソード;主人公フジキドが妻子を殺されてからニンジャスレイヤーとして覚醒する際の話、短めでストーリーラインにも絡まないが象徴的な意味において重要なエピソード
加筆:連載初期の作品が多いためか、あるいは文章としての厚みを重視するためか文のかさましが多くみられます。また、いくつかの点で表現的におかしいところの訂正されています
EX:連載版:ハラキリの時間すら与えられなかった。書籍版:末期のハイクすら詠めなかった
装丁、編集:赤い枠がページのまわりを覆っており個人的には読みづらい面もありました、上記と合わせて無理に尺を稼いでいる感じがします。連載の各ツイートごとに行間が取られておりIRC空間での会話等はフォントが変化しています。イラストについては好みの問題ですが、全体的に控えめでいわゆる「萌え系」ではありません。使用されている量はそれほど多くなく、各話のタイトルと長いエピソードに1枚ほど、個人的には会社で読むのはきついが電車なら大丈夫なレベルかと。カバーを取ると洋書のペーバーバックのようになっている点はポイント倍点
本作はツイッター上での連載という珍しい形式で公開されている小説であり、本書に収められた作品の殆どはネット上で閲覧することが可能です。その形式に抵抗がないのであれば先にまとめHPなどでいくつかエピソードを読んでいただいた上で購入を検討することをお勧めします。
ネット上では典型的な「外人が勘違いした日本」を舞台とし「ネオサイタマスゴイタカイビル」や「実際安い」などセンスがありすぎる独特の文章が何かと注目される本作ですが、それは決して本作が流行のメディアに乗って、その中で目立つために奇をてらっただけの泡沫的な作品であることを意味しません。
まず作品の土台の部分は「サイバーパンクニンジャ活劇」との煽りに偽り無く、ポイントが抑えられています。サイバーパンクとは従来の進歩史観に沿ったSFとは一転して、暗い、現実の延長上にありそうな未来を描写しようとしたSF界の運動です。本作の退廃的な未来都市の雰囲気や企業の支配から逃れ、あるいは打ち破(パンク)り人間性を取り戻すというのはサイバーパンクでは王道中の王道といえます。一見ネタとしか思えない世界観も現実の延長上にありそうでありながら、やはりどこか異質であることを強調するのに一役買っています。そもそもサイバーパンク小説の代名詞ともいえるウィリアム・ギブスンの「ニューロマンサー」の舞台は「チバシティ」であり、映画「ブレードランナー」には大型モニターにマイコが映し出されているのですから近未来(現代的)の日本(西洋人からみた異界)という舞台設定自体はありがちといってもいいものです。現在に潜む未来を垣間見る感覚はサイバーパンクの成果の一つであり、本作にもそれを意識したシーンが多くあります。
ニンジャにしても本作におけるニンジャは企業や組織の無形の支配とその理不尽を具現化した存在として描かれています。主人公はその理不尽に対する復讐のために自身がそれに成り果ててしまうという矛盾と戦っています(復讐に意味があるのかではなく)。いわゆる敵役、やられ役たちもキャラが立っており「ちゃんとした」娯楽小説に劣るものではないように思います。
文章と構成については媒体の問題でしょうか、独特のリズムがあり、形式も短編集のような形なので短い時間でもこまめに読むことができるのも手伝って短い時間にサクッと読むのに向いていて、今の流行に合った作品であるように思います。
以上のように思わず新時代のエンタメ作品などという古臭い言葉を使いたくなってしまう本作ですが一方で昔懐かしい雰囲気(アトモスフィア)にも満ちています。サイバーパンク自体が80年代の流行ですし、ファジーで細かいことは気にしない勢い重視の展開は懐かしさを覚えます。幾つかのネタも時代を感じさせるものです(90年代にゲーセン通いをされていた方ならば町を牛耳る悪のカリスマに挑む復讐者ということで某タウンを想像するのではないでしょうか)以上のように新しさと古さが同居した本作の文章や構成はまさしくサイバーパンクが描き出す世界とその魅力と重なるものです
以上のように本作には幾つもの見るべき点があるように思います。まずは大笑いし、そのあと真剣に読むのにも耐える作品だと思います。本作は一作目ということでエピソードも短く、世界観がよくわかるものが選ばれていますので最近忙しくて娯楽小説を読まなくなった方、読みたいけど最近のライトノベルにはついていけないといった方にもオススメの作品です。
以下ヘッズ(すでに他のメディアで本作に触れている方)向け補足
新エピソード;主人公フジキドが妻子を殺されてからニンジャスレイヤーとして覚醒する際の話、短めでストーリーラインにも絡まないが象徴的な意味において重要なエピソード
加筆:連載初期の作品が多いためか、あるいは文章としての厚みを重視するためか文のかさましが多くみられます。また、いくつかの点で表現的におかしいところの訂正されています
EX:連載版:ハラキリの時間すら与えられなかった。書籍版:末期のハイクすら詠めなかった
装丁、編集:赤い枠がページのまわりを覆っており個人的には読みづらい面もありました、上記と合わせて無理に尺を稼いでいる感じがします。連載の各ツイートごとに行間が取られておりIRC空間での会話等はフォントが変化しています。イラストについては好みの問題ですが、全体的に控えめでいわゆる「萌え系」ではありません。使用されている量はそれほど多くなく、各話のタイトルと長いエピソードに1枚ほど、個人的には会社で読むのはきついが電車なら大丈夫なレベルかと。カバーを取ると洋書のペーバーバックのようになっている点はポイント倍点
007 ロシアより愛をこめて
相変わらずのこのシリーズの手堅さ(兆美麗グラ、洗練されたシステム、ストレスレスなゲームバランス)には恐れ入る。洋げーのいいトコ取り全開で素晴らしいエンターティメントだ。(若干前作には劣るけど・・前作が出来過ぎ。車の挙動等)何でもない様な事だが英語のセリフと完全シンクロリンクする各キャラの口と表情からも昨今の次世代ハードにおんぶにだっこの国産モノにはあまり見られないその丁寧な創り込みと作品に賭ける真摯な姿勢までもが伺える。ご褒美映像で正に「顔面モーションキャプチャー」とでも言えそうな撮影風景にはホント驚いた。シングルでもマルチでも共にGood Job!