見やすくて、読みやすく、わかりやすかったです。絵も可愛いです。

可愛い声からデスボイスまで様々な声を使い分けるボーカル、曲の中でダイナミックに多彩にドラマチックに変化するサウンド。平均的なポップスやロックと一線を画すものです。哲学的とも思える斜めな歌詞も独特。CDも良いのですがライブは壮絶です。ボーカルの可愛い「あう」さんが繰り広げる狂気の世界を体験できます。全曲レビューします。

1. Intro
　機織り機のような音と鼻歌、インダストリアルサウンドが延々と続く実に不思議な、そして狂気をはらんだオープニングです。

2. FFV
　鼻くそをほじる、ということを狂気のサウンドに載せて歌っています。女性ボーカルの「あう」が可愛い声から強力なロックボイス、デスボイスまで見事に使い分け、より狂気を高めています。

3. 咎歌
　全体的にヘビィなサウンドですが、特に歪んだベースの音が凄い。幸せを呪っているかのような刹那な内容の歌詞がいいですね。

4. Gomi forever
　どっしりとした重い曲です。途中でうねりまくるベースにドラムソロがあったり、このバンドの演奏力の高さに驚きます。人＝ゴミで熱唱するボーカルが素晴らしい。

5. トカゲ
　半分人間、半分トカゲという設定の人物の心境を歌った歌です。設定が実に面白い。途中でがらりと変えるアレンジも面白いです。

6. ゆーeye歌
　どっしりとした重いイントロからスラッシュ、ロックンロールとサウンドが七変化します。

7. ある日、森の中
　ギターのアルペジオに導かれ、冒頭は実に切ない心の傷が歌われています。そこから昔の歌謡曲風のサウンドに変化して、不思議な歌詞が歌われます。

8. ペド猫
　静かな感じのサウンドに載せて囁くような歌声、アップテンポへの変化、狂気を含んだサビのサウンドとボーカル、陰鬱な雰囲気が曲を支配しています。

9. 怪歌
　美しいギターアルペジオと囁くような歌声の冒頭、そこから怒涛のように押し寄せるサウンドと愁いを帯びたボーカル。哲学的な世界です。

10. ババアの祈り
　しっとりとしたシャッフルの曲調ですがやはり狂気の部分もしっかり織り込まれています。ドラマチックに変化するサウンド、アレンジが素晴らしい。蛆虫への憧れを歌っています。

11. さて、問題です
　ベースとギターアルペジオ、マーチングドラムのイントロがらつんざくような重量級サウンドと狂気が曲を支配します。長い曲ですが静と動のコントラストがはっきりしていて鬼気迫る緊張感があります。轟音の混沌としたサウンドがエンディングに向って展開されるところは、キングクリムゾンを連想してしまいました。

12. アウtro
　機織り機のような音と不思議なメロディー、呪文を唱えるような声が延々と繰り返されます。この部分を入れた意図はよくわかりませんが、狂気が漂っています。

13. シカエシタウタ
　明るいピアノ伴奏に乗って死ぬ間際のことを明るく歌っています。

シンプルながらスタイリッシュ、機能性もバッチリ。可愛がってます。満足してますが、今後コーヒーカプセルが値上がりしたら、買い控えること必死。先日買った新作ヘーゼルナッツは大変美味。コナコーヒーみたいで気に入りました。今後ユーザーが増えAmazonで店舗と同額、送料無料になれば嬉しいです!!!