掲載されている6本の短編はどれも秀逸なのですが、やはりここは最後の1本がお勧めでしょう。なんと言っても『人が死にませんし』。

一つ一つの話の規模も、いい感じに収まっていてすっと読めます。ちょっとした気分転換にもってこいです(推理小説とはいえ殺人事件を気分転換にしても引きずらない人にとっては、ですが)。

「チェス」のようなボードゲーム感覚で駒を進めて、王様を倒した方が勝ちという単純でわかりやすいゲームです。
キャラクターも魅力的で戦闘（トランプの数字の大きい方が勝ち！）に有利な
キャラ、魔法が使えるキャラなど戦い方は様々です。
また、自分で面、キャラを自由に設定して遊ぶこともできます。
懐かしさを感じながらも、その単純さに攻略するまで病みつきになること間違いなしです。

実際、05年の解散ライブ、そして昨年のAIR JAM 2012に行った自分としては、このHusking BeeのDVDは、鳥肌が立つ作品です。

あの頃、そして今。

時を経て戻ってきたバンド、Husking Bee。

この調子で、Hi-Standardも、やってくれないかなぁ……