党生活者
小林多喜二の描く共産党員の非合法な生活。共産主義自体が禁止されていない現代ではなかなか想像しがたい当時の空気感のようなものがひしひしと伝わってきた。小説とはいえ彼の実体験に基づいた話であり、リアリティのある描写が印象的だ。1930年代の日本で共産党員として活動するということがどういうことか、これを読めばよく分かる。地下に潜る自分を心配してくれる母親の様子を気にかけつつも、自身の思い描く理想のために犠牲を顧みない主人公。彼の想いに触れ、100年ほど前にはこのような考えを持っていた人がこの日本にいたのか、と考えさせられた。共産主義という思想が古びて聞こえる今だからこそ、そこから少し離れたところから当時の活動を見てみると学ぶことも多いのではないか。
蟹工船
労働者が反逆するのは頷ける
小林多喜二さんは共産主義者なのかな
でも、共産主義は、やはり危険な考え方であると思う
だからと言って、この本にあるような資本主義は間違っている
心が大事なんだ
人の心が啓発されれば
人々が、人と人との間の中に生の意味を発見できれば
小林多喜二さんは共産主義者なのかな
でも、共産主義は、やはり危険な考え方であると思う
だからと言って、この本にあるような資本主義は間違っている
心が大事なんだ
人の心が啓発されれば
人々が、人と人との間の中に生の意味を発見できれば
蟹工船 [DVD]
蟹を獲って船の中で缶詰に加工する。それが彼ら(労働者)に与えられた仕事。
しかしその実態は。。。。
およそ人間扱いされない彼ら。
軍事国家の当時、小説を発表した原作者は拷問の末命を落としたそうです。
戦前の蟹工船が舞台ですが、映画が撮影されたのは、1950年代、昭和20年代。戦争が終わってまだ数年のころ。
昭和のニッポン男児が演じる「蟹工船」を。。。。
フィルムにキズと、画面が揺れたりしています。白黒です。
しかしその実態は。。。。
およそ人間扱いされない彼ら。
軍事国家の当時、小説を発表した原作者は拷問の末命を落としたそうです。
戦前の蟹工船が舞台ですが、映画が撮影されたのは、1950年代、昭和20年代。戦争が終わってまだ数年のころ。
昭和のニッポン男児が演じる「蟹工船」を。。。。
フィルムにキズと、画面が揺れたりしています。白黒です。