このアルバム、なんといっても選曲がいい。いったいどういう方がプロデュースしたのだろう。八反安未果の歌唱力も抜群でバックの演奏も良くアルバムの制作そのものに手抜きがない。収録されている曲はどれも歌謡曲のスタンダード・ナンバーともいえる名曲ぞろい。どの曲も聴いていて実に心地が良いのである。近年のカバー・アルバムとしては出色の出来映えだ。

　確かに越路吹雪のカバーはサラッとした感じがないでもないが、比較すること自体が酷、これはこれで良いのだと思う。逆に西田佐知子の「エリカの花散るとき」など、あの名曲と歌唱がぴったりはまって見事によみがえっている。八反安未果はこの一枚をひっさげて、堂々と歌謡界の表舞台に躍り出て欲しいものだ。「団塊の世代」はもとより、世代を超えて応援する人が出てくるだろう。gl510さんも記している通り、末永く活躍して欲しい実力派歌手の再登場、お薦めの一枚である。

盲導犬クイールの一生を聞いて、人間の一生と重ねて聞いてしまう。
朗読は石田ゆり子さんの朗読で、石田ゆり子さんの愛犬への愛を語る付属のファイルにも◎。クイールは家の家庭犬のメイへの接し方も少し変わってしまうカシコイ犬である。天国でも盲導犬の人生を歩むので
しょうか??。朗読を薦めるなら盲導犬クイールを薦めるでしょう。

男、女どちらの立場に片寄って立って書かれたものではなく、
中立的な立場で、結婚とはどういうものか、魅力的な男、女
とはどういうものか、について書かれている。

筆者の主張は、人に流されない自分の経験から導きインスピレーション
を受けた、確固たる「価値観」を持っていることの重要性が一貫して
書かれている。また、その価値観が幸せへの大前提にあるということが
基盤になっている。

恋愛指南書、結婚指南書のような類とは一線を画しており、
筆者の一貫した人間としての生き方の上に成り立つ結婚を述べた本。