スター誕生 コレクション VOL.1
最近これを見つけてとても感激しています。『久木田美弥』ちゃんとは同い年でレコードは持ってますがやはり『CD』で聴きたかったので最高の思いです。皆さんも是非聴いてくださいね!!!
ふるさとは春です
スター誕生で合格し、「少し遠出をしてみませんか」でデビューした彼女の唯一のアルバムとその後発売されたシングル曲を収録したアルバム。記録によると、北海道出身の彼女は昭和50年10月12日放送の地元北海道厚生年金会館での第211回で合格して、11月2日放送の第15回チャンピオン大会で合格している。収録はそれぞれ9月10日と10月15日。わずか1ヶ月で決勝大会を迎え見事合格。この第15回決勝大会からその後デビューした人に、神保美喜、朝田のぼる、久木田美弥がいる。デビューは、昭和51年9月25日。丁度1ヶ月前に、16回決勝大会で合格したピンクレディーがデビューしている。デビュー後、スター誕生のゲストに都合6回出ているようだが、なんとなく覚えているような気がする。他の、その時代のアイドルに比べてやや地味だったのかもしれない。あるいは、時代が彼女を迎えなかったのかもしれない。デビュー曲はオリコンで71を記録したそうだ。
さて、彼女には「さわやかな低音と、ずば抜けた歌唱力」という形容がついている。アルバムに収められている12曲は、そこそこのトータル感を持って構成されているし、彼女の良さを生かしているのだと思う。なかでも、デビュー曲とシングル2曲目の「ふるさとは春です」は、彼女の当時の年齢にふさわしく無理のない佳曲に仕上がっている。他の曲は、フォーク調とはいってもやはり歌謡曲調なものもあるのだが、そのあたりが気にならないほどに、彼女の低い声質は心地よく響いてくる。12曲目を終えると、もう一度最初から聞きたくなる心地よさだ。
ボーナストラックとして収録された5曲は、1曲がデビューシングルのB面。あとは、3枚目、4枚目のシングルAB面。ここを聞くと彼女の売り方に迷いがあったのだろうかと感じられる。人によって評価が分かれるのだろう。
私の好みとしては、やはり「少し遠出をしてみませんか」がいい。はじめから終わりまで流れるバンジョーの音も心地よく、スローテンポのカントリーの雰囲気がとてもいい。今の時代に出ていたら、きっと違う評価だったように思える。それと、歌唱力抜群の彼女だから、アップテンポのカントリーがきっと似合っていたように思う。その後「うらべまさみ」名義でアルバムを出していたが、今は歌っていないのだろうか。彼女の声質と歌唱力で、歌謡曲ではない大人の歌を聞いてみたいと思う。
初CD化で出会えてうれしいアルバムだ。
さて、彼女には「さわやかな低音と、ずば抜けた歌唱力」という形容がついている。アルバムに収められている12曲は、そこそこのトータル感を持って構成されているし、彼女の良さを生かしているのだと思う。なかでも、デビュー曲とシングル2曲目の「ふるさとは春です」は、彼女の当時の年齢にふさわしく無理のない佳曲に仕上がっている。他の曲は、フォーク調とはいってもやはり歌謡曲調なものもあるのだが、そのあたりが気にならないほどに、彼女の低い声質は心地よく響いてくる。12曲目を終えると、もう一度最初から聞きたくなる心地よさだ。
ボーナストラックとして収録された5曲は、1曲がデビューシングルのB面。あとは、3枚目、4枚目のシングルAB面。ここを聞くと彼女の売り方に迷いがあったのだろうかと感じられる。人によって評価が分かれるのだろう。
私の好みとしては、やはり「少し遠出をしてみませんか」がいい。はじめから終わりまで流れるバンジョーの音も心地よく、スローテンポのカントリーの雰囲気がとてもいい。今の時代に出ていたら、きっと違う評価だったように思える。それと、歌唱力抜群の彼女だから、アップテンポのカントリーがきっと似合っていたように思う。その後「うらべまさみ」名義でアルバムを出していたが、今は歌っていないのだろうか。彼女の声質と歌唱力で、歌謡曲ではない大人の歌を聞いてみたいと思う。
初CD化で出会えてうれしいアルバムだ。