安南の王子 (集英社文庫)
十代の、所謂青春時代に感じた、気まぐれの様にふっと心を掠める重苦しいけどちょっぴり甘美でもある「死」のイメージ。それを丁寧に具現化した作品集です。言葉にならないもどかしさを感じている十代の方に読んでいただきたいです。梶井基次郎の「檸檬」に共感する所が大いにある!!と言う方は必読!特に表題作は恍惚に浸ってしまうほど美しいです。
夏の葬列 (集英社文庫)
中学の国語の教科書に載っていた『夏の葬列』。
当時、先生に「ここまでしか読んではいけません。」と最後まで読むことを禁止されました。
なぜなら、とんでもない最後が待っているから、それをみんなに想像してもらう、と。
まだ読書好きではなかった私には、このお話のどんでん返しは初、そしてとてつもなく衝撃的だったのを覚えています。
何年も忘れられなくて、ついに見つけて買いました。
当時、先生に「ここまでしか読んではいけません。」と最後まで読むことを禁止されました。
なぜなら、とんでもない最後が待っているから、それをみんなに想像してもらう、と。
まだ読書好きではなかった私には、このお話のどんでん返しは初、そしてとてつもなく衝撃的だったのを覚えています。
何年も忘れられなくて、ついに見つけて買いました。