オステオパシー・スティルテクニック・マニュアル 第2版
カイロプラクターとしてスラストとモビリゼーション以外の有効な治療手段を模索していた時に出会った本。
スラストは固有受容器の刺激による神経系の賦活という点ではとても有効だけど、侵害性も高いので患者と病状を選ぶところがある。一方でモビリゼーションは侵害性はスラストほどではないが、神経系賦活という点ではスラストに劣る感がある。
その両方の条件を満たすものとしてスティルテクニックは最適のものだと考えられる。
テクニックも素晴らしいが何よりこの本の前半部分の総論が秀逸である。ここではオステオパシーの理論について充実した説明がなされている。よってオステオパシーの知識がなかった自分にとってはとても難解ではあったが非常に示唆に富む内容であった。具体的なテクニックについて記載された各論に入るまでの内容を理解するのに半年以上を費やしてしまったほどである…。
実際のテクニックに関しては第一版に比べて遥かに分かりやすく、詳細に説明されている。写真も施術直前〜施術中〜施術直後と連続写真になっているのでとてもわかり易い。
とはいえテクニックとしては難しい部類のものになるだろう。まあ十年後に使えるようになったらいいかな?くらいで習得に励んでいる。
絶版になったり再販されたり、いつでもいつまでも手に入る本ではないので見つけたら買っとくべきと思う。
スラストは固有受容器の刺激による神経系の賦活という点ではとても有効だけど、侵害性も高いので患者と病状を選ぶところがある。一方でモビリゼーションは侵害性はスラストほどではないが、神経系賦活という点ではスラストに劣る感がある。
その両方の条件を満たすものとしてスティルテクニックは最適のものだと考えられる。
テクニックも素晴らしいが何よりこの本の前半部分の総論が秀逸である。ここではオステオパシーの理論について充実した説明がなされている。よってオステオパシーの知識がなかった自分にとってはとても難解ではあったが非常に示唆に富む内容であった。具体的なテクニックについて記載された各論に入るまでの内容を理解するのに半年以上を費やしてしまったほどである…。
実際のテクニックに関しては第一版に比べて遥かに分かりやすく、詳細に説明されている。写真も施術直前〜施術中〜施術直後と連続写真になっているのでとてもわかり易い。
とはいえテクニックとしては難しい部類のものになるだろう。まあ十年後に使えるようになったらいいかな?くらいで習得に励んでいる。
絶版になったり再販されたり、いつでもいつまでも手に入る本ではないので見つけたら買っとくべきと思う。
このシリーズは日本語でのナレーション付なので三歳の息子にも解りやすいようで、今はBEST~EVERシリーズよりこっちに夢中です!
「ハックルの宝さがし」は、宝探しに出掛けたハックルとローリーだけど見つかるのはガラクタばかり。でも発明家のフィックスさんに素敵な海賊船にしてもらい大喜び。
「ヒルダのティーパーティー」は、恋人募集中のハニー先生にブルーノさんを紹介することにしたハックルとローリー。せっかくのデートはアクシデント続出でも最後はハッピーエンドに。
「ハックルの入院」は、扁桃腺の手術をすることになったハックル。まずは病院見学に行き安心して手術出来ました。
3話ともかわいいお話でおすすめです。
「ハックルの宝さがし」は、宝探しに出掛けたハックルとローリーだけど見つかるのはガラクタばかり。でも発明家のフィックスさんに素敵な海賊船にしてもらい大喜び。
「ヒルダのティーパーティー」は、恋人募集中のハニー先生にブルーノさんを紹介することにしたハックルとローリー。せっかくのデートはアクシデント続出でも最後はハッピーエンドに。
「ハックルの入院」は、扁桃腺の手術をすることになったハックル。まずは病院見学に行き安心して手術出来ました。
3話ともかわいいお話でおすすめです。
時の娘 (ハヤカワ・ミステリ文庫 51-1)
本書はいわゆる歴史ミステリーに先鞭をつけた作品で、高木彬光は本書に刺激を受け、『成吉思汗の秘密』を執筆している。
内容を簡単にいえば、前国王の二人の王子を殺害し王権を手に入れるなど、世にも残虐な国王として知られるリチャード3世のその悪業が、実はデッチアゲだったということを、入院中のグラント警部が当時の資料を基に推理するというものである。
それはたとえば日本では、中大兄皇子と中臣鎌足による「大化の改新」が単なるクーデターに過ぎず、それを正当化するため「改新」と称し、滅ぼされた蘇我氏を悪役に仕立て上げたようなもの、といえばわかりいいだろうか。
本書は傑作と呼ぶにふさわしい作品ではある。文章も読みやすい。
しかし、「薔薇戦争」に関する人物が非常に入り組んでおり、英国人にとっては常識なのだろうが、それでも作中のグラント警部でさえ、これらを整理するのにひと苦労している。
ましてや中学・高校はもちろん、おそらく大学でも英国史を専攻しない限りは学校教育で学ぶことがない日本人にとっては、ほとんど馴染みのないものといってよく、最初のページにエドワード3世以下の家系図が掲げられているが、そこに記載されていない人物やできごとなども唐突に登場し、面食らうこともしばしばである。
(この唐突さはおそらく英国人にとっては説明するまでもない「常識」だからであろうが、多くの日本人は理解できないと思う。)
だから、普通のミステリーファンなら余程の関心・興味がない限り、まず本書を読もうとは思わないだろうし、仮に読み始めても、最後まで正確に読み通すにはかなりの努力を要するだろう。
ただ、その努力を越えたところに読後の満足感が得られるであろうことも間違いない作品である。
内容を簡単にいえば、前国王の二人の王子を殺害し王権を手に入れるなど、世にも残虐な国王として知られるリチャード3世のその悪業が、実はデッチアゲだったということを、入院中のグラント警部が当時の資料を基に推理するというものである。
それはたとえば日本では、中大兄皇子と中臣鎌足による「大化の改新」が単なるクーデターに過ぎず、それを正当化するため「改新」と称し、滅ぼされた蘇我氏を悪役に仕立て上げたようなもの、といえばわかりいいだろうか。
本書は傑作と呼ぶにふさわしい作品ではある。文章も読みやすい。
しかし、「薔薇戦争」に関する人物が非常に入り組んでおり、英国人にとっては常識なのだろうが、それでも作中のグラント警部でさえ、これらを整理するのにひと苦労している。
ましてや中学・高校はもちろん、おそらく大学でも英国史を専攻しない限りは学校教育で学ぶことがない日本人にとっては、ほとんど馴染みのないものといってよく、最初のページにエドワード3世以下の家系図が掲げられているが、そこに記載されていない人物やできごとなども唐突に登場し、面食らうこともしばしばである。
(この唐突さはおそらく英国人にとっては説明するまでもない「常識」だからであろうが、多くの日本人は理解できないと思う。)
だから、普通のミステリーファンなら余程の関心・興味がない限り、まず本書を読もうとは思わないだろうし、仮に読み始めても、最後まで正確に読み通すにはかなりの努力を要するだろう。
ただ、その努力を越えたところに読後の満足感が得られるであろうことも間違いない作品である。
リチャードジノリ(Richard Ginori) オリエントエキスプレス ティーC/S
今回は、一セット割ってしまったので追加での購入でした。
白のジノリに合わせてコーヒーカップだけオリエントEXPのものが入るとアクセントになっていいです!
現在の実際のオリエント急行ではもう使われていないと聞いています。
廃番にならずに継続してほしいデザインです。
白のジノリに合わせてコーヒーカップだけオリエントEXPのものが入るとアクセントになっていいです!
現在の実際のオリエント急行ではもう使われていないと聞いています。
廃番にならずに継続してほしいデザインです。