完本 妖星伝(1)鬼道の巻・外道の巻
全80巻を目標に執筆された「太陽の世界」が未完のまま終わってしまった現在、半村氏の最高傑作といってもよいSF伝奇超大作。
高校時代に一度、読んだのですが、その時の面白さが忘れられず、再チャレンジしました。
主人公は、超能力を持ち、常に歴史の闇に潜み、暗躍してきた鬼道衆たち。しかし、徳川家の政権安泰が続き、武士も形だけの存在になる中、彼らの存在も忘れ去られています。しかし、将軍吉宗も晩年を迎え、暗愚な将軍家重に政権交代します。また、干ばつが続き、農民は疲弊し、一揆の嵐が吹きあれる中、悪徳商人とくっついた田沼意次が勢力を持ち始めます。一方、鬼道衆の世界でも、鬼道衆を統括する不老不死の外道皇帝は虫になったり、植物になったり、輪廻転生を繰り返す中、1000年ぶりに人間の姿で登場してきます。果たして、平和だった江戸時代はどうなるのか・・・。
ものを投げつけても当らない等の不思議な超能力、地下に潜み、目も退化してしまった赤目人、赤ん坊を生むだけの巨大性器の形をした生物、肉体を持たない不老不死の霊魂だけの生命体、銀河系を星間異動し、その星の生命の成長を見届ける・・・。なんじゃこりゃ、でもワクワクするやんけといった要素が、文庫本にして2600ページ、たっぷり詰まっています。
どなたかのキャッチコピーではありませんが、「読まずに死ねるか!」の面白いシリーズのスタートです。
高校時代に一度、読んだのですが、その時の面白さが忘れられず、再チャレンジしました。
主人公は、超能力を持ち、常に歴史の闇に潜み、暗躍してきた鬼道衆たち。しかし、徳川家の政権安泰が続き、武士も形だけの存在になる中、彼らの存在も忘れ去られています。しかし、将軍吉宗も晩年を迎え、暗愚な将軍家重に政権交代します。また、干ばつが続き、農民は疲弊し、一揆の嵐が吹きあれる中、悪徳商人とくっついた田沼意次が勢力を持ち始めます。一方、鬼道衆の世界でも、鬼道衆を統括する不老不死の外道皇帝は虫になったり、植物になったり、輪廻転生を繰り返す中、1000年ぶりに人間の姿で登場してきます。果たして、平和だった江戸時代はどうなるのか・・・。
ものを投げつけても当らない等の不思議な超能力、地下に潜み、目も退化してしまった赤目人、赤ん坊を生むだけの巨大性器の形をした生物、肉体を持たない不老不死の霊魂だけの生命体、銀河系を星間異動し、その星の生命の成長を見届ける・・・。なんじゃこりゃ、でもワクワクするやんけといった要素が、文庫本にして2600ページ、たっぷり詰まっています。
どなたかのキャッチコピーではありませんが、「読まずに死ねるか!」の面白いシリーズのスタートです。
ベストフィールド創立10周年記念企画第6弾 想い出のアニメライブラリー 第33集 エイトマン HDリマスター DVD-BOX BOX1
走れエイトマン「弾よりも早く!!」の超有名なセリフでこの世に生まれた昭和のヒーロー・エイトマン!!
高度成長期の真っ只中、マンガ本からテレビの時代に移り変わろうとしていた頃に忽然と現れた動くアクション・アニメの金字塔として、この時代の大ヒーローとなりました!!
また、読売ジャイアンツの原辰徳監督が、現役時代は自身の背番号が8でエイトマンに便乗しての登場曲にも使われた程のファンだったのは有名な話です!!
1年間を通しての全56話の前半第1話〜第28話までのエピソードを完全収録です。
現在のアニメのようにフルカラーではなくモノクロ映像なのが少し残念ですが、ストーリーと動きは現在のアニメの基本を築いた点で超必見です!!
今見ても、しっかりとした脚本と子供マンガとは思えない程の社会を意識した素晴らしい作品です!!
50才以上の方には非常に懐かしく感じられ、若い世代には白黒画面でダサく感じるかもしれませんが、是非とも1度は見てその完成度に感激して欲しいものです!!
※余談ですが、カラー映像と比べ、モノクロ映像は色ムラや赤見映像などが無い為、逆に自然な発色と感性で見れるのがイイです。
高度成長期の真っ只中、マンガ本からテレビの時代に移り変わろうとしていた頃に忽然と現れた動くアクション・アニメの金字塔として、この時代の大ヒーローとなりました!!
また、読売ジャイアンツの原辰徳監督が、現役時代は自身の背番号が8でエイトマンに便乗しての登場曲にも使われた程のファンだったのは有名な話です!!
1年間を通しての全56話の前半第1話〜第28話までのエピソードを完全収録です。
現在のアニメのようにフルカラーではなくモノクロ映像なのが少し残念ですが、ストーリーと動きは現在のアニメの基本を築いた点で超必見です!!
今見ても、しっかりとした脚本と子供マンガとは思えない程の社会を意識した素晴らしい作品です!!
50才以上の方には非常に懐かしく感じられ、若い世代には白黒画面でダサく感じるかもしれませんが、是非とも1度は見てその完成度に感激して欲しいものです!!
※余談ですが、カラー映像と比べ、モノクロ映像は色ムラや赤見映像などが無い為、逆に自然な発色と感性で見れるのがイイです。
Berryz工房10周年記念舞台ミュージカル「戦国自衛隊」 [DVD]
この舞台には嗣永プロが出演していない・・
これが俺にとって絶望的だったしスルーして当然の箇所だった。
ただハロプロと言う泥船から唯一売れてるプロなので仕方ないのだろう^^
舞台ジャンヌでもコレと言った役どころもなかったプロだが、、、
前作の「戦国自衛隊」は半笑いで演じてた℃-uteが舞台を台無しにしてしまい三億円少女からの右上がり状態が頓挫してしまった。
℃-uteの居ない舞台は圧巻であったし、ベリキュー舞台最大の弱点であった劇中歌もクラシックに歌詞を乗せると言う事で打破していた。
従来の劇中歌のコード進行の無さはどれだけ脳なしが仕事していたのかと失笑するしかない。
プロの居ない舞台だが実際「三億円」なども表現力は乏しいので華を添える意味合いでしかないのだが、やはり居ないのは寂しいものだ、、、
表現力抜群の菅谷がこの舞台を終始引っ張っていて、緊張と緩和でコノ舞台を成立させていた。
大根の熊井や須藤もよく頑張ってた方だ♪
相変わらず存在感や華がない清水が上手いんだよ。
舞台装置は前回の使い回しだが十分だ。
もうBerryz工房もハロプロから居なくなるが、℃-uteやスマ、J=Jがこの代わりを補えるとは全く思えない。
本当に歌はともかく、舞台はベリの独壇場だったなぁ〜
これが俺にとって絶望的だったしスルーして当然の箇所だった。
ただハロプロと言う泥船から唯一売れてるプロなので仕方ないのだろう^^
舞台ジャンヌでもコレと言った役どころもなかったプロだが、、、
前作の「戦国自衛隊」は半笑いで演じてた℃-uteが舞台を台無しにしてしまい三億円少女からの右上がり状態が頓挫してしまった。
℃-uteの居ない舞台は圧巻であったし、ベリキュー舞台最大の弱点であった劇中歌もクラシックに歌詞を乗せると言う事で打破していた。
従来の劇中歌のコード進行の無さはどれだけ脳なしが仕事していたのかと失笑するしかない。
プロの居ない舞台だが実際「三億円」なども表現力は乏しいので華を添える意味合いでしかないのだが、やはり居ないのは寂しいものだ、、、
表現力抜群の菅谷がこの舞台を終始引っ張っていて、緊張と緩和でコノ舞台を成立させていた。
大根の熊井や須藤もよく頑張ってた方だ♪
相変わらず存在感や華がない清水が上手いんだよ。
舞台装置は前回の使い回しだが十分だ。
もうBerryz工房もハロプロから居なくなるが、℃-uteやスマ、J=Jがこの代わりを補えるとは全く思えない。
本当に歌はともかく、舞台はベリの独壇場だったなぁ〜
産霊山秘録 祥伝社文庫
戦国時代、幕末、太平洋戦争という動乱の時期を舞台に、超能力を持つ忍者の祖である一族とその末裔の姿を描いている。しかも最終的には日本の中だけでは閉じずに、世界に広がっていく時空両面のスケールが大きな作品だ。
基本的には古代から混乱した社会を裏から操作してきた一族をめぐる伝奇小説であるが、三種の神器を駆使したテレパシーやタイムトラベラーというSF要素と、一族の役割というのが非常に斬新である。
いくつかの伏線で進んできた物語が同じテンポで結末に収斂していく様は、後に同じ作家が量産した「伝説シリーズ」に比べると良くできている感がある。(伝説シリーズは最後に畳みかけるような謎解きの展開の末、物語の始末を放り出したまま、あっけなく終わる印象が強い)
信長を中心とした戦国時代はよほど魅力的なのであろう、この作家だけでも本書を含めて複数の作品が同時代を素材としている。前半は信長異譚のひとつとして他作品と読み比べると面白い。
最後に本書全体の壮大な仕掛けがあるのがわかるのだが、この仕掛けには大詰めでうっちゃりを食らわされた気分で、そこは楽しい作家のお遊びに感じる。
基本的には古代から混乱した社会を裏から操作してきた一族をめぐる伝奇小説であるが、三種の神器を駆使したテレパシーやタイムトラベラーというSF要素と、一族の役割というのが非常に斬新である。
いくつかの伏線で進んできた物語が同じテンポで結末に収斂していく様は、後に同じ作家が量産した「伝説シリーズ」に比べると良くできている感がある。(伝説シリーズは最後に畳みかけるような謎解きの展開の末、物語の始末を放り出したまま、あっけなく終わる印象が強い)
信長を中心とした戦国時代はよほど魅力的なのであろう、この作家だけでも本書を含めて複数の作品が同時代を素材としている。前半は信長異譚のひとつとして他作品と読み比べると面白い。
最後に本書全体の壮大な仕掛けがあるのがわかるのだが、この仕掛けには大詰めでうっちゃりを食らわされた気分で、そこは楽しい作家のお遊びに感じる。