楽園追放はくぎゅ主演だと知って思いつきでその日に見に行きました。
その帰りにパンフを買い、HPを見て劇場限定よりも完全生産限定版の方が特典が良かったので予約しました。

個人的には釘宮と三木の掛け合いだけでほくほくなんですよ。
アンジェラはちょっと強気でかわいいし、ディンゴはダンディでカッコいいし。
古典SFの王道展開、話もきゅっとまとまっていて映像もかっこよく楽しんで観る事が出来ました。
3DCGアニメはむしろFFなどの３Dよりも違和感なくアニメとしてみる事が出来た気がします。もちろん3D特有の違和感は少し残りますが。。。
CGによる戦闘シーンは圧巻です。弾幕板野サーカス状態でカッコいい。
衣装は個人的には80年代のSFアニメみたくて良かったですね。ま、主にダーティーペアですけどね。女の子はセクシーに男はダンディーに、メカは人間らしくみたいな。

悪い点は、展開がベタである事、SFアニメ好きでないとだめかもしれないというところでしょうか。

※若干ネタバレ入りますご注意ください。

作品として深みを与えるのは物語に見え隠れするあのどす黒い裏世界です。
ハッピーエンドに見えて実はディーヴァ、地上人共に何も変わっていません。
相変わらずディーヴァは幸福の定義を画一化した世界でリソースを割振り続けている。
地上は危険生物に囲まれながらも、むしろ危険生物を捕食しながら、緩やかな衰退を続けている。

本筋は、主人公2人が概念をブレークスルーし納得する事が目的なのでそれで良いと言えばそうですが、
この2人も他も決して明るい展望になったわけではありません。
結局、絶望的世界を構築した上で、今回はみんな納得、現状を受け入れハッピーエンドになっただけとみてしまう事も出来ます。

SF作品としてはこういう哀愁漂う世界観の元、明るく前に進んでいくというのは作品に明暗がついて良い表現だと思いますので文句ではありません。

仁義ってやつさ、も気に入ってます。これだけで作品を体現していると言っていいのかもしれませんね。

シューゲイザー、メタル、Jポップを絶妙なバランスで配合した独自のバンドサウンド、
このベストはそんな彼らのベスト盤です。
退廃的サウンドは心に重くのしかかり、しかし、おぼれそうになると
かすかに希望の光が差し込んでくる。
この無限ループからたぶん20年後も抜け出せないと思う。

幼稚園を舞台にしたアニメのOPだからでしょうが、歌声がかわいいですし、曲調も最初ちょっと速いかなとは思いましたが、いいと思います。
でも、ただのかわいい曲じゃないのがいいんです。所々重厚なギターの音が入っているのが「ミソ」です。
作曲した人・・・どっかで見た名前なんですが・・・えっと思い出せない・・・。

「絶望した!作曲した人が誰だか思い出せない自分に絶望した!」

BGMも素晴らしいと思っていたのですが
特に見せ場で流れる「光」が特に気に入っています

なにより夜長姫の「Beautiful dreamer」目当てで購入しました
テレビでサビが数秒流れただけなのに数日間頭の中で無限ループしてて
放送当時はもしや発売されないのではと心配していたんですが
やっと手に入れることができて感無量です

ももクロバンドでコピーしました。
ギター担当。
うまくいきました。