食の軍師 1
ダンドリに振り回される自意識過剰の食いしん坊を書かせれば最高の仕事をしますよね、この2人は。昭和臭ともいえる「ダサさ」が泉昌之のコクであり、良く振れれば病みつきになるおもしろさですが、悪く振れれば胸やけのする貧乏臭さになるのが通例でしたが、今回はそのへんはかなりソフィスケートされ、「健全さ」を保ちつつ最後までコントロールされています。例のトレンチコートの男が主人公で、力石という敵役は出てきますが、最後まで変にキャラクターを書き込むことなく、かっこいい食べ方のありようをクドクドと追求していく様が最高です。続巻希望!
天食
「孤独のグルメ」ファンである私が、某サイトでこの本が
紹介されているページを見て、購入を決めました。
内容についてですが、この本のポイントは、やはり料理漫画
だと思います。B級グルメという程でもない、ごく普通の食事
に対し、思わずニヤリとするような主人公の異常なこだわりや、
小心者ゆえの心理など、何ともいえない良い味を出してます。
そして男臭く、どこか冷えた油の臭いが漂ってきます。
孤独のグルメ的なものを期待していた私にとっては、前半の
ほうはお勧めです。それに対し後半はちょっと期待と外れた
ものでしたが、1冊の本に、本当に読みたい話が1つ2つでも
あればいいです。欲張り言っちゃいけないなと思いました。
どこもかしこも、中途半端なエロ要素のある萌え漫画やバトル漫画、
小綺麗な漫画が氾濫している中、ひときわ異彩を放っているこの本。
渋くてマニアックなものが好きな方に、是非お勧めです。
長文失礼しました。
紹介されているページを見て、購入を決めました。
内容についてですが、この本のポイントは、やはり料理漫画
だと思います。B級グルメという程でもない、ごく普通の食事
に対し、思わずニヤリとするような主人公の異常なこだわりや、
小心者ゆえの心理など、何ともいえない良い味を出してます。
そして男臭く、どこか冷えた油の臭いが漂ってきます。
孤独のグルメ的なものを期待していた私にとっては、前半の
ほうはお勧めです。それに対し後半はちょっと期待と外れた
ものでしたが、1冊の本に、本当に読みたい話が1つ2つでも
あればいいです。欲張り言っちゃいけないなと思いました。
どこもかしこも、中途半端なエロ要素のある萌え漫画やバトル漫画、
小綺麗な漫画が氾濫している中、ひときわ異彩を放っているこの本。
渋くてマニアックなものが好きな方に、是非お勧めです。
長文失礼しました。
食の軍師 3
1巻と2巻も相当毛色の違う作品になっていましたが、マイペースに飲み食いする本郷に対して独り相撲を取る主人公と言うお話ばかりでした。
しかし、3巻では主人公に本郷からアクションを起こしてからかうなどの描写が出てきました。
そういう意味では、主人公と本郷が対峙することになった記念碑的1巻になるに違いありません。
…だからどうやねん?と問われたら、「別にどうってことないんだけどさ」としか言いようがないのがツライところですが…
しかし、3巻では主人公に本郷からアクションを起こしてからかうなどの描写が出てきました。
そういう意味では、主人公と本郷が対峙することになった記念碑的1巻になるに違いありません。
…だからどうやねん?と問われたら、「別にどうってことないんだけどさ」としか言いようがないのがツライところですが…