政風会
1985年のカップリングアルバム収録の4曲は、ヨーロッパの古い絵画をモチーフにしたような無国籍風ポップスでした。
さて2007年の本作は、無国籍風は変わらないものの、一転、夜の荒野が舞台のロードムービーを想起させるロックです。
直枝さんと博文さんの曲が交互に入っており、個性は全く違いますが、互いに補完し合って不思議と調和のとれた構成になってます。
(敢えて言うなら、直枝曲は「青年の焦燥」、博文曲は「壮年者の諦観」って感じ)
疾走感あふれるM-1で始まる作品世界は、M-10「残月」を圧巻として、M-11で静かに幕を閉じます。
カーネーションとはまた異なる直枝さんのロックの引き出しを是非経験してみて下さい。
※M-12はボーナスで前作の未収録作品ですが、どうして外れたのかと思える程、前作の世界観にマッチした佳作です。
さて2007年の本作は、無国籍風は変わらないものの、一転、夜の荒野が舞台のロードムービーを想起させるロックです。
直枝さんと博文さんの曲が交互に入っており、個性は全く違いますが、互いに補完し合って不思議と調和のとれた構成になってます。
(敢えて言うなら、直枝曲は「青年の焦燥」、博文曲は「壮年者の諦観」って感じ)
疾走感あふれるM-1で始まる作品世界は、M-10「残月」を圧巻として、M-11で静かに幕を閉じます。
カーネーションとはまた異なる直枝さんのロックの引き出しを是非経験してみて下さい。
※M-12はボーナスで前作の未収録作品ですが、どうして外れたのかと思える程、前作の世界観にマッチした佳作です。
仁義なき戦い 完結篇 [DVD]
言わずと知れたシリーズ完結編。僕には若干の違和感が・・・。もちろん、面白いんですよ、すごく。ただ、何と言っていいのか、空気感というか、何と言うか・・、なんか全体的にピリピリしてると言うか、遊びがないと言うか、評論家でもなく、言葉のボキャブラリーも少ない僕にはうまく表現できないんですが、前4作と比べ明らかに違和感がある、と個人的には思うのですが。監督もキャストも(一部変わったが)変わっていない、かわったのは脚本だけなのにこうも違うものかと。
映画は監督もので、次に役者の力だと思っていたが、脚本がいかに大事かを初めて感じた。前4作を担当した笠原氏は「僕としては4作目で完結している」として降板し、全ての資料を次の脚本家に託したという。ファンとしてはどうせ、5作目ができるのは決まってるんだから、最後まで笠原脚本で観たかったなと思うのはわがままなんだろうな・・・
映画は監督もので、次に役者の力だと思っていたが、脚本がいかに大事かを初めて感じた。前4作を担当した笠原氏は「僕としては4作目で完結している」として降板し、全ての資料を次の脚本家に託したという。ファンとしてはどうせ、5作目ができるのは決まってるんだから、最後まで笠原脚本で観たかったなと思うのはわがままなんだろうな・・・