波乱万丈な内容です！ナンノ扮する水穂薫はちょっととっつきにくい女の子という感じですが、話が進むにつれて素直さが出てきます。その変化を見ているのも面白いです。オープニングの「アリエス〜」という歌とナレーションは味があって良いと思いました。

１話目は主人公の強烈な嫌な女ぶりに憤りを覚えました。登場人物の人間的成長、それがこのドラマの追って観ていく楽しみになります。

このドラマの結末がどうしても思い出せないのでボックスにて購入しました。大映ドラマらしいストーリー展開に大変楽しめました。主人公の1人2役を落差も興味深かったです。山下真司がスクールウォーズの滝沢先生そのままなのも面白いです。スクールウォーズファンの方にもお勧めです。

昔、高校時代だったかこれを読んだ時は各ページに出てくる『愛』、『恋』の数を数えて何じゃこれはと思っていたものだけど今読み返してみると必ずしも笑い飛ばせるような作品じゃないのではないかと感じます。結論をいそぐあまりにストーリーの進行速度をかなり上げたりした箇所はあるのですが司と高志、路実とエクボ、高志の父親と司の姉、路実とエクボの父親と水穂マキを対比することで作者の男性はどうあってほしいかというテーマをうまく描いていると思います。必ずしも王子様を求めているようなものではなくもっと現実に照らしたものを描いているのが印象的です。
今あらためて読んでみると気持ちが若返ります。