パイロットウイングス リゾート: 任天堂公式ガイドブック (ワンダーライフスペシャル)
タイトル通り、オールパーフェクトを目指す人のための内容です。
そこを飛び越えてスコアアタックを人には少々物足りない。
ただ、それでも海抜の情報が書いてあったり等得るところはあったので星は4つ。
ゲームのキモである着地着水にもきっちり説明があり、得るところあって着地が安定しました。
さて、パーフェクトを目指すという観点からは、
写真つきで速度や方向、ルート等の目安があるのは結構役に立ちますし、
ミッションで難所となるだろうところにもきっちり解説が入っています。
操作のテクニックも結構丁寧に書かれており、
ネットで情報を漁るよりはこちらの方が詳しいことも多いでしょう。
フリーフライトでコンプリートする要素もきっちり網羅。
パイロットウイングス64
ニンテンドウ64でもハードと同時に出たこのゲームは
新しいゲーム機の性能をアピールするために作られたゲームかな。
プレイヤーはパイロットになって空中に浮いている輪をくぐったり
決められた地点に上手く着地しようとします。
うまく成功すれば高得点というわかりやすいルールになってますが、
慣れるまで感覚が掴みづらいのと気持ちいいことはいいのだけど
それがおもしろさにあまりつながってないところはやや残念でした。
岩がマリオの顔になってたりするのはよかったですが。
パイロットウイングス
友達の家で初めてやりました。・・・大爆笑でした。最高です!!墜落したとき最高!!プレイ後の教官の表情が忘れられません。ロケットベルトやボーナスステージがあったり、楽しめます。ランクアップはすこし難しいです。
パイロットウイングスリゾート
発売日前日に手に入れ、丸1日プレイしました。
一言でいうと、マリオのような、シンプルなのにやめられない中毒性のあるゲームです。
▼全体
グラフィックはなかなかキレイ。
CMではギザギザ感が目立つ印象でしたが、実機ではとても滑らかです。
3D感はかなり強めで、私は3Dボリューム半分くらいでちょうど良かったです。
自分が空を飛んでいる感覚、とまでは行きませんが、なかなか爽快で楽しいです。
操作は、基本的にスライドパッドとボタン数個の簡単仕様。
ですが、自在に操作しようと思うと難しい。うまくできてます。
▼モード
ミッションとフリーの2つが主なモードで、それぞれ別の面白さがあります。
ミッションは40種類以上の課題をクリアしていくメインモードです。
ミッションごとに飽きさせない様々な工夫がしてあり、とても楽しく進められます。
各ミッションのやり込み具合は、
・まず3つ星をめざす。
・次にパーフェクト点数をめざす。
・パーフェクトとると、点数MAX制限が解除されるのでハイスコアをめざす。
という感じで、やり込もうと思うとかなりボリュームがあります。
フリーフライトは、時間制限ありで自由に飛び回れるモードです。
乗り物ごとに独自のアイテムが用意されていて、それらを発見・集めることで、時間制限がのびたりジオラマをゲットしたり出来るようになっています。
▼乗り物
初期は、飛行機・ジェットベルト・ハングライダーの3種類。
ミッションを進めていくと、ジェット機・ムササビスーツ・ペダルグライダーが追加されます。
それぞれに操作感が全く異なり、いろんな乗り物に乗るだけですごく楽しいです。
特にムササビスーツのスカイダイビングは、めちゃめちゃ気持ちいい!
▼すれ違い通信
すれ違い通信やゲームコイン、対戦機能などは一切ありません。
完全に単独仕様です。
▼まとめ
基本は空を飛んでミッションクリアするだけなのですが、そこはさすがの任天堂。
飽きない工夫や、絶妙なゲームバランスで、かなり中毒性があります。
マリオのステージを進んでいく感覚に近い。
どんどん自分がうまくなっていく実感があります。
演出や雰囲気は、Wii系のようなあっさりとした感じでボリューム感にかける部分はありますが
非常にうまくまとまった傑作だと思います。
ちょっとでも興味があれば、買って損はしないと思います。
寝不足になりますよ!
パイロットフィッシュ (角川文庫)
本作品は多くの出会いと別れを描くが、哲学的に複雑な部分もある。
記憶に関連して、存在や認識に関して考察した形跡があり、
その上で演繹的に物語りが組み立てられている。
つまり、物語を構成する哲学的骨格が先にあって、
それに従って、出会いと別れが複雑に織りなされる様な印象を受ける。
めまぐるしく変化する時間軸のため、事実関係の把握に戸惑う部分も少しあるが、
結局、根底にあるのは、記憶に関する、著者の主張だ。
それでも、情念はくすぶり続ける。
しかし、文体に魅力があり、独特な雰囲気が醸し出されている。
人生そのものの捉え方が、少々刹那的で、それが、この作品の雰囲気に華を添える。
パイロットフィッシュは下地を作る魚だという事だ。
本作品は、後に発表される「アジアンタムブルー」の下地にもなっている。
両作品は、不可分の性格を持っている様に感じる。
少し分かりにくい部分もあるが、総じて、雰囲気は悪くない。