オリジナル・サウンドトラック クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア
もりもり盛り沢山です。
ジョナサンVocalじゃないのが残念ですたが、
これ一枚で身接触な人には十分では('∀`)9 ビシッ!
これ買って、まだ名の知らないバンドが結構良かったりして、
枝葉買い出来てお得した!なんて可能性も...!
クィーン・オブ・ザ・ヴァンパイア 特別版 [DVD]
ペレーズをこの作品で初めて知りました。スイスのフランス語圏の出身とのこと。
発音だけでなく台詞回しまで考慮した英語を話しています。まるで母国語話者かと思うほどです。周到に準備してあるのがわかって、その真摯さがマリウスの演技全体に表れています。颯爽としたアクションはフェンシングのたまものでしょうか。
「目で妊娠させる」(?)俳優かどうかはともかく、ライス原作のこのシリーズで重要なマリウスにまさしくふさわしい配役です。DVD解説でも述べられるとおり、デカダンスの味付けはペレーズならではです。
クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア 特別版 [DVD]
とにかくアリーヤがため息をつくほど美しいです。この作品は彼女のためにあるとしか思えない。他のキャストもストーリー展開も小さくまとまって今ひとつです。
特に、アリーヤがはじめて登場するシーンは息を呑んでしまいます。長い眠りから覚め、初めて見る世界に邪悪な心を弾ませて、獲物を見定めながら歩くシーンは、純粋な虐殺の喜びに心を震わす姿がうかがえ、まさにqueen of the damnedです。
キャスティングにしても、本来氷のように冷たく美しいはずのヴァンパイア一族の中で、有色人種であふれるほどの生命力をもつカラフルな彼女が女王というのも妙な気がします。これが、白色人種であったらこの映画は全く違ったものになっただろうと思います。
小さくまとまって、なんだか良く分からないことで悩んでいる主人公(永遠性というテーマは、彼には荷が重いのでは?)たちの中で、一人ぬきんでてパワフルな存在感をしめすアリーヤは、ある意味で場違いはありますが、それが結果として逆にすべて彼女の引き立て役になってしまった印象を受けました。
綺麗なアリーヤ、かわいいアリーヤ、憂いのある表情と強い意志を秘めた瞳。もっと彼女を見たかった。
クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア 特別版 [DVD]
「インタビュー ウィズ ヴァンパイア」が大好きで、この映画が作られると聞いたときは嬉しくてたまらなかった。
ただ、レスタトのイメージがトム クルーズで固定されていたので、初めてレスタト役のスチュアート タウンゼントを見たときは
全くイメージと違い、心配になった。
映画を見て、トム クルーズよりもスチュアート演じるレスタトがかなり原作に近くて驚いた。
原作にある美しくてやんちゃなレスタトがよく表されている。
初めてスチュアート タウンゼントが出てくるシーンで「彼は本物のヴァンパイアだ!」と鳥肌が立つほど。
またレスタトの師匠として出演しているヴァンサン ペレーズも演技のひとつひとつに魅入ってしまった。
時代が前作のように中世ではなく、現代であることで、決まった形のヴァンパイアでないのが面白いし、
その中に急に現れた古代の装飾品などを身につけたアリーヤ演じる女王が周りとは比べ物にならないほど美しい。
ヒロインの赤毛の女の子は人間だけれど、とてもいい雰囲気を出していて、レスタトと並んでいても違和感がなかったように思えた。
ただ原作に比べて内容は随分小さくまとめられているし、もう少し説明が欲しいと感じるシーンもあった。
前作はいつも悲しげなルイ(ブラッド ピット)が主役で話もずっと暗かったせいか、この映画ではやけにアクションっぽいシーンが目立つ。
それも魅力のひとつかもしれないが・・。みどころはレスタトのコンサート。
原作の内容がとても重くて濃いので、個人的には原作を読まずに見た方がいいと思う。
DVDはもちろん購入したが、もう一度大きなスクリーンで見たい。
ヴァンパイア好きの私は今までたくさんのヴァンパイアを見てきたが、
この映画のスチュアート タウンゼント演じるレスタトと、ヴァンサン ペレーズ演じるマリウスが最も理想なヴァンパイア像だ。
この映画を見たら、レスタトが本当に実在するのではないかという気持ちになってしまった。