Nippon
本当の意味で日本を感じられる作品だと思います。
特に京都の平安神宮でのライブ音源や奈良の天川で収録されたM11などは本当に日本の空気が伝わってきます。
「神社やお寺はライブハウス」という剛さんの言葉を実感できます。
アルバム全体としては通して聴くと、今の日本からどんどん過去へ遡ってゆく印象を受けます。
おそらくこれほどまで今の日本をとらえ、表現しているアーティストは少ないんじゃないでしょうか。
少なくとも有名どころではいないです。
売れる売れないで言えば、売れない。聴きやすい聴きにくいで言えば聴きやすくはないかもしれませんが、
聴けば聴くほど味が、意味がにじみ出てきますので、ほんとにいろいろな人に聴いて欲しい作品です。
もちろん音楽作品としてもクオリティは高いです。値段もお手軽ですので一度手にとってください。
新クロサギ 12 (ビッグ コミックス)
御木本の一件以降、なんとなく黒崎が変わってきた印象ですが、今巻彼が榎木にあんなことやらかすのが個人的には結構衝撃でした。以前の黒崎だったら、こういうのはスマートじゃないとかなんとか言ってやりそうになかったんだけどなぁ。
それはともかく、知財詐欺のエピソードでは、土地建物と同じく著作権等の知的財産権も分割登記できることを利用した詐欺が語られます。しかしまぁ、それをやってるシロサギ会社が黒崎にも白石にもほとんど真の標的を潰すための踏み台扱いされているのが哀れというかなんというか。
この手口、権利を購入する側にとってはもちろんメリットはあるのだけど、そもそもの著作権者にはいったいどんなメリットがあるんだろう。和解金を客への配当として分けるくらいなら普通に訴訟を起こして金を一人占めする方がいいだろうに。どっちにしろ、過剰な著作権保護の行き着く先が示されているみたいで、(いい意味で)寒くなるお話でした。
I Beieve (初回限定)(DVD付き)
スッゴクいい。
昔のSHUNの声が聞けたような、、、。
二人のハーモニーが凄くいい。
誰かと歌う時の俊ちゃんは相手の呼吸に合わせてる感じがして、、、。
ロックの唄い屋は、バラードもキメるね。
でも、なんだか、切なくて、懐かしくて、胸がチクッとした。
2曲目の永遠は、俊ちゃん関係ないのかな?
それがちょっと残念。