サザビーズ 「豊かさ」を「幸せ」に変えるアートな仕事術
サザビーズという題名だが、サザビーズ社の創業物語ではない。
日本支社の石坂氏の自叙伝である。ただし美術品ビジネスは
未知の世界で面白かった。著者の驚きや決断の記述に、何やら
お坊ちゃん的な匂いがあり違和感を覚えたが、それもそのはず
名門のご子息であった。富裕層向けビジネスは富裕層の感性を
もたずにはできないだろう。オークション場面もスリリング。
人が輝くサービス スターバックスと僕の成長物語
28歳で社会人デビューをした著者が、
スターバックスジャパン1号店と共に成長してきた過程が素敵に書かれている。
読んでいて「人生って良いな」とほろっと感動もした。
***プライドを捨てて目の前にある仕事から逃げず、
心からその仕事を想い、仕事のために日々勉強、そして気力も体力も尽し切る***
この著者のスタンスがカッコ良いと思えたし、働く人をここまで本気にさせられるのもスタバマジックかもしれない。
良い職場には良い教訓がたくさんあると改めて思った。
私も大好きなスターバックス。
あの居心地の良さはスタッフ全員が仕事に誇りを持っているから作り得られた空間だったのか〜。
この本を読んでもっとスタバが好きになった。