feel my soul
このアーティストの詞は、悩んでいる人に聴いて欲しい詞ですね。
彼女よりも年上の人間でさえも、ハッとしてしまうようなことを
ズバリ言ってのけている、そんな詞です。
自分の感情をそのまま表現したような情念系の詞とは違い、
一段高いところから見下ろした視点から語られる人生哲学、
これが10代の若者が書いた詞だとは驚愕するばかり。
数年後にはどんな歌を出しているのか、
非常に楽しみなアーティストです。
フジテレビ系・月9ドラマ「不機嫌なジーン」オリジナル・サウンドトラック
不機嫌なジーンドラマも好きで見ていたんですが、Lover's ConcertのBGMが気に入ってました。サラ・ヴォーンのCDも買ったんですが、掃除しながら本を読みながらきくならこっちかな、BGMなので暗い曲もあるんですが、Lover's Concertが好きな方におすすめです。アレンジは3曲入ってます。
ドラマのオープニングであらすじ説明の時のものと、神宮寺先生のバックでよくかかっていたもの、ギターVersionです。番組の最後でテントウムシが動物紹介していた曲もありますよ。ピアノの優しい曲It's Happy Lineもすきです。鬱々気分がトンでちゃいました。元気のいいドラマならではかしら?
ラヴァーズ・コンチェルト ~ポップス・オン・サラ・ヴォーン
これはSarah Vaughanが「ポップス」を歌ったものに限定して集められた作品だと捉えた方が良いと思います。
確かに耳馴染みの良い曲が揃っており、誰にでも聴きやすい作品だと言えます。
また「Misty」や「Charade」といった、彼女の代表的な歌唱も入っている点はポイント高だと思います。
しかし「ジャズ・ボーカリスト=サラ・ヴォーン」の魅力を伝えるには少々役不足な部分もあると思います。
この作品では曲のメロディーを綺麗に歌いこなしているサラですが、彼女の(特に晩年の)ボーカルが持つ最大の魅力は、
有名な「枯葉」(このCDには入っていません)で聴かせるようなダイナミックにスウィングしたりする”迫力”だと僕は思っています。
(もちろんこの作品のように普通に歌っても、凡百のボーカリストより何万倍もうまい事は記しておきます)
僕は「Swingin' Easy」で彼女の魅力に取り付かれた者なので、
やはりそういった部分においてこの「ラヴァーズ~」に物足りなさを感じたのも事実です。
安心して聴ける質の高いポップス集、あるいはジャズボーカルの世界への”さわり”としては文句無しの作品だと思います。
願わくばオリジナル・アルバムにもどんどん手を広げて欲しいですね。
不機嫌なジーン DVD-BOX
ドラマ放映時からはまって見ていました。
待望のDVDが発売され、久しぶりにジーンワールドに触れましたが、本当に良くできているお話だと思います。笑いあり、涙あり、ときめきあり・・・という展開、迷いながら進んでいくジーンの生き方や考え方にも同じ女性としてとても共感がもてますし、励まされます。本当におすすめです!!!「冬の寒さに耐えたさなぎは美しい蝶になる・・・」という様な台詞がとても励みになりました。