笑えれば
ボーカルのトータス松本さんが自身主演のドラマのラストで歌っていた姿が格好良すぎです。もちろん歌詞もよくってウンウンと納得してしまいます。イヤなことがあったり、疲れたりしても最後に笑えれば、その日一日がその日の自分が素敵にカッコ良く終われる。そんな前向きな気持ちにさせてくれる歌です。カラオケで歌ってもいいかも。
フランク永井 ベスト&ベスト
事情があって一緒に暮らせなかった父が、愛してやまなかったフランク永井の作品です。その事情が許せず、フランク永井自身を心の中から葬り去っていましたが、私自身が、別々に暮らすようになった時の父の年齢に達したころから、どうしてももう一度聴きたいと思うようになりました。
聴いたらやはり、父との楽しかった出来事、思い出したくない出来事、いろんなことがよみがえってきました。
今だからこそわかる、この穏やかで切ない低音の響き。こんなに日本語を丁寧に、甘く歌える人が他にいるんでしょうか。いつまでも、ナマで聴かせてほしかったと悔やまれてなりません。
たかのてるこ旅シリーズ 銀座OL世界をゆく!5 ジプシーに恋して【DVD】
先日放送された番組を見ました。
見終えた後に、何ともあたたかく豊かな気持ちで、心がほんわかしました。
それと同時に、出てきたジプシーの方のおうちのインテリアが、あまりにもかわいくて素敵で、すぐにも見返したくなりました。まるで絵本の世界のよう。素敵なレースのカーテン、たくさんのかわいい置物、お花模様の壁掛け等々。今まで雑誌などで世界のインテリアを見てきましたが、こんなにも乙女ごごろをくすぐるおうちを見たのは初めてで興奮しました。DVDが手に入ったら、詳細を心ゆくまで見てみたいと思います。
ジプシーのお祭りのシーンは圧巻でした。大勢がくるくると踊る姿、思い思いの華やかなジプシー衣装を身に纏った来客が長いテーブルにずらりと並んだ図は見事に美しく、映画のワンシーンのようで心に残りました。
見終えた後は、初めて知ったジプシーワールドへの驚きとほんわかした感動に包まれましたが、見ている最中は、いつもの通り、たかのさんが面白くて笑いっぱなしでした。エンドタイトルには、番組で扱われなかったおもしろ映像が流れていました。今回もDVDには映像特典があるみたい。とても楽しみです。
最新の本「ジプシーにようこそ!」は、R25で「"笑える"イチオシ本!」にも推薦されていました。ぜひ読んでみます。
銀座ホステス作家・蝶々 男をトリコにする「恋セオリー39」
蝶々さんの本の中では読める部類に入ると思います。
ただ伊東先生が「蝶々さんだから出来ることですね」と注釈することが
多く、言ってみればその一言で全て片付いてしまう。蝶々さんは先天的
に男なつっこい性格だったので実践できたことばかりで、後天的に蝶々さん
になるのは難しいと思わされた一冊です。役に立ちそうなのは「色々なところへ
積極的に足を運ばなきゃ!」くらい。セオリーと位置付けてしまうのは少々危険
ではないかと感じました。ホステスが売上を伸ばすために男に気に入られる
方法としてはいいのですが、実生活で実行するには「痛い女」と勘違いされそうです。
「合コンで結ばれたカップルっている?」など、蝶々さんの世間知らずぶりが
発揮されています…。「たくさんいますよ。普通の人は合コンでもいいから
足を運ばなきゃ!」と伊東先生がフォローしてくるので読みやすいです。
蝶々さんの前向きさ・明るさを伊東先生が抜粋して分析する感じですね。悪くはなかったです。
銀座式 恋とお金の秘密手帖
浅川さんの処女作「わたし、かわいいお金を海外投資でふやしました。―銀座ホステスの華麗なる資産形成術」に比べると、少し軽めな作品。買って喫茶店で一気に読み切りました。最初の方は株の話で後半は男と人生に関してでしょうか。周囲に蔓延る、被害者意識と「客は神様」と思っている旧タイプなままの人には読んでほしい。それと20代30代独身女性で将来のビジョンが描けていない方にもおすすめ。
ただ私は浅川さんにはこういう本よりも、処女作に続いて、投資にフォーカスした関する本をガンガン書いてほしい。そこらの難しい言葉を羅列して決して自分はポジションを取っていないアナリストなんかよりもずっと分かり易く、経験と実感に基づく非常に分かり易い語り口調で、私を投資の世界に導いてくれたのだから。
フジサンケイビジネスアイも、Futuresの連載も読んでます。