Careless Love
前々からジャズを聴こうと思っており、大学入学にあたりこのCDを購入した。彼女の歌声と音楽が体をリラックスさせてくれます。聞いていてあきませんし。一日のどんな場面でもあうと思います。この曲を聴きながら料理でも作れば最高ですよ!!!
アウト・オン・ア・リム (角川文庫)
『アパートの鍵貸します』や『愛と追憶の日々』などの映画で有名な、アカデミー賞女優シャーリー・マクレーンが、不倫の恋に苦悩しながらも霊性に目覚めていく過程が何とも赤裸々に描かれています。 アメリカという合理主義の国に育った彼女が、理性をもって精神世界を探究していく様は人間臭くもあり、とても親近感が湧きます。 それと同時に彼女の骨太な知性や洞察力の鋭さは、やはり過去世からのものだとわかりますし、何よりその真摯な姿勢に惹かれます。 これでもか!というくらい精神世界のキーワードが網羅されており、興味深い話もたくさん載っています。 そういった世界に懐疑的な方も、シャーリーと一緒に枝の先に手を伸ばしてみて下さい。既にそういった世界に詳しい方も、彼女の強靭な理知から見習うべきこともあるでしょう。 シャーリー・マクレーンの、霊的探求の原点がここにあります。 この本は当時ベストセラーとなり映画化もされました。現在は廃盤となっているので、ディスク化を切望します。
グノー:「ファウスト」バレエ音楽
「ゲーテ・パリジェンヌ」とも呼ばれている作品です。マニュエル・ロザンタールが
オッフェンバックの代表作から選曲したメロディーを纏めたものです。ジャケットの
写真は古いもので、多分マシーン振付によるバレエの舞台ではないでしょうか。
近年ではベジャールを筆頭に色々な振付家が競って創った作品の一つとして
知られており、楽しい内容なのが写真からもお解りの事でしょう。
ショルティはコヴェントガーデンの音楽監督として1961年から10年間に渡って振って
いただけあってバレエものもお得意です。スピード感溢れる豪快な演奏は聴いていて
気持が良いですね。いやこれは本当に快速です(笑) 最後の「ホフマンの舟歌」は
幻想的で美しくてうっとりです。落ちがあるところもまたいいですね!
カップリングのグノーの「ファウスト」も好演。
愛の調べ [DVD] FRT-259
キャサリン・ヘップバーンがクララ・シューマンを演じる。
登場する音楽家が豪華だ。シューマンとクララ・シューマン夫妻のもとに、ブラームスが居候する。その生活は、楽しく賑やかだ。リストは、シューマンを高く評価するが、クララ・シューマンはリストに辛辣だ。けれども、リストはそれを受け止める。そこには、友情がある。そして、シューマンの悲劇。
しかし、そこで物語は終わらない。むしろ、そこからが、本当の物語だ。クララ・シューマンの強さに、涙がとまらない。
Bare Bones
このアルバムはジャズ・ブルース・フォーク等、
アメリカで生まれた音楽に対するオマージュである。
それをマデリンは『Bare Bones』骨子と表現したのだと思う。
全体を通してどこかノスタルジックな雰囲気が漂うのもそのためだと感じる。
前作の『ハーフ・ザ・パーフェクト〜幸せになる12の方法』は、
素晴らしいアルバムですが、
今回は曲作り全てに彼女が携わっているため、
更に個性が前面に浮かび上がったものとなっています。
緩やかでまったりとしたヴォーカルは聴く毎に味わいが増し、
しみじみとした良さが伝わります。
名匠ラリー・クラインのプロデュースも繊細で特に、
『深く優しい物語』を聴かせるようなM3、M8、M12の演出はみごとです。
例えに『21世紀のビリー・ホリデイ』というのがありますが、
彼女は『他に例えることが出来ない唯一の個性』であると思います。