ベルサイユのばらFIN ドラマCD
1,2に続けて購入。
最初のCDを購入した時、原作は未読で置いてけぼりっぽく感じてしまったので
原作を購入して2、続いてこちらを購入しました。
2でもうすっかり男性のみという違和感は忘れ、引き込まれていたので
こちらも違和感なく聴きました。
前半でオスカルとアンドレは舞台から消え、マリーとフェルゼンがラストまで
怒涛の恋の決着をつけます。
原作を最初に読んだ時、
メインとしてオスカル、フェルゼン、マリーの三人が誕生したところから始まりますが、
それがまざまざと知らされる結末でした。
既に書かれているレビューの通り、主役はマリーなんだなあ、と感じました。
アンドレの死、オスカルの死…戦火の中の出来事だったのでことさらドラマチックなのですが、
凄絶で胸が痛くなるセリフの連続に、涙が止まりませんでした。
マリーとフェルゼンは、切なくて痛ましくて、運命って悲しいなあと思いまして。
その2人を最後までしっかり聴かせてくれてよかったです。
もう、オスカルは森川さんにしか聞こえません…。
男性の声という違和感はもう完全にぶっ飛びます。
原作ファンの方でも全く問題なく聴けると思います。
個人的には、ベルサイユのばらを読むきっかけをいただけたこの作品たちに心から感謝。
読んだことがない方はぜひ。
キャストロールから余韻を残すような歌もあり、キャストコメントのぶっ飛び具合も
心地よく、楽しかったです。トゥイルリー宮殿…。
脚本、構成の素晴らしさも感じられると思います。
アニメソング史(ヒストリー)III
「欲しい曲もある・・・」
これがこのアルバムシリーズの収録曲を見た最初の正直な感想です
'1、2、3のシリーズすべて基本的に古いアニメソングばかりです
平成のアニメはもちろん、例えばドラゴンボールやエヴァンゲリオンなど90年代のアニメも入っていません
また、レーベルの問題なのかサンライズ系アニメ(サンライズの前身「創映社」時代は除く)は一切ありません・・・これは痛い!
若い人には聴いた事もない無い、作品の名前だけは知っている、という曲も多いでしょう
逆に誰でも知っているであろうハイジなども入っていますので初物ばっかりという事も無いと思います
しかし、これがある意味このアルバムの欠点でもあります
購入層のターゲットを絞り込めていないように感じます
コアなファン向けなのかビギナー向け(強いて言えばこちらでしょう)なのか・・・
ロボットアニメ、名作アニメ、スポコン物、ギャグ系等幅広く(結構マニアックな曲もあったりする)選曲されていますが、どれも物足りない
といって、満足できる選曲をしようとすれば2枚組みの3セットではとても足りないでしょう
こういうオムニバスアルバムがほとんど無かった頃なら良いんですが、これなら「テレビまんが主題歌の歩み」シリーズのほうを選んでしまいます
また、こういったアルバムを何枚も購入しているコアなファンだと半分くらいはかぶってしまうんじゃないでしょうか?
良い点としては基本的にオープニング、エンディング共に入っている事かな
たまたま持ってない作品の曲ばっかりだ、という人には素晴らしいセットです
総評として、コアなファンならフルセット買うのはためらわれるものですが、初めてアニメソングのオムニバスCDを購入する、という人には決して悪くはないと思います
ベルサイユのばら DVD-BOX(1)
原作と違うと嫌だと言う“好き嫌い”を書き込むレベルの低い事は止めて下さい!きちんとアニメ作品の評価を書き込んで下さい!紙の上の絵を見た人それぞれが、色々思い描ける(想像出来る)漫画と、視覚・聴覚で魅せる映像のアニメが“同じ”になる訳ありません。映像化には時間の制約も有ります!それを原作と違うから駄目だとか書き込んで…本当、レベル低過ぎです!
ベルサイユのばら 全5巻セット (集英社文庫(コミック版))
初めて「ベルサイユのばら」を手にする者にとって、セット売りは嬉しいです。
フランス革命が絡む割には残虐性が少なく易しく優しい表現で
中学生くらいまでの子供が読むには調度良いかも知れません。
現在の漫画に慣れた人からすれば漫画としての画力やコマ割り等の構成はやはり劣ります。
ですが、この作品が原点となり後世の漫画家に影響を与えた事は確かで、世に生み出された事は大変意義がある。
ただ、成人して数年たった者からすればもう少し若年で読むべき作品だと感じました。
もう一つ付け加えるなら、原作と言っても過言ではないシュテファン・ツヴァイクの
「マリー・アントワネット」のクレジットが入ってないのが誠意が感じられず残念です。
私が小説先行だから気になるのかもしれませんが…。
名作とはいえ、十代以下の方々向けの作品かなと感じました。
ベルサイユのばらの街歩き 単行本
かなりマニアックなガイドブックかもしれません。
普通のガイドブックでは紹介されないような場所も載っています。
最初に本を見たときは正直ベルばら人気に便乗した本だと思いました。
紹介されているのは本のタイトル通り主にベルばらゆかりの地。
それにまつわる裏話などが満載で読み進む間に
これは面白い本だったんだと気が付きました。
読み終わる頃にはフランスに行った気分になってました。