MOTHER
このCDは1989年に発売された旧版のものにデジタルマスタリング(音質を強化&改良)をほどこし、発売した新版である。
確かに旧版と比較すると音質は格段に向上している。とにかく音質はクリアだ。※ただしオーディオ機器によって差は出る場合も。
で内容なのだが、英語の歌詞ばかりの曲ばかりだが、かなりすばらしい。英語がわからない人でも十分聴く価値がある。
※英語訳してみるとその意味がなかなか考えさせられます。
そんな曲ばかりである。というか全て名曲!旧版との違いは音質が向上したこと、そして新たに曲数が増えたこと、である。
とにかく最初は英語の歌詞ばかりでよくわからないかもしれないが、聴けば聴くほど良さがわかります!本当です!
そして、「The World Of Mother」はロングVerになっています。20分を超す長い原曲メドレーですが、冒険に沿って音楽が流れる仕組みで、あの名場面、この名場面を思い出させてくれます。特に最後は涙です・・・これは自分で聴いて確かめてほしいものです。感動すること間違いなしですよ!
惜しいのは最終トラックの「Smils And Tears」の音質が他の曲に比べて劣っていることです・・・ヘッドホンとかで聴くとちょっと聞きづらいかも・・・。
でもスピーカーで聴く分には十分許せる範囲である。当時の伝説のCDの音楽の世界を存分に味わってほしい・・・買って損なし!文句なしの五つ星です!
すべてマザーファンに是非!
caméra-stylo
現在22歳の佐藤優介と佐藤望によるデュオ「カメラ=万年筆」による新作が素晴らしい仕上がりだ。
彼らは公式HPを持っていない模様で、10年から活動・自主制作盤を2種発表済・J-WAVE Radio Sakamoto(坂本龍一の
番組) オーディションでノミネート経験あり、これ以上のことは掴めなかった。最近音楽家個人のプロフィールを押し出さず
匿名性をもちながら活動する若手が増えている気がする。
仏映画監督アストリュックの映画理論をユニット名とする等かなり知的さを漂わせる人達だが、実際出てきた音楽がユニ
ット名負けしない前衛と遊び心に溢れる新感覚ポップスであり、お洒落な音楽に敏感な方は嵌る確率が高いと思う。
彼らの音は雑多な要素から成るジャンル分け不能なもの。ピアノ・管弦楽器とったクラシカルな音色を根底に、ドラム・ギ
ターといったバンドサウンド、電子音・効果音の装飾を重ねた多層的な創りは、長く経験を積み重ねた音楽職人の如くこな
れている。それらの音をすっきり配置する高度な編集感覚は、否応なく渋谷系職人達の影響を感じさせる。仏語表現を好
んだり、外国映画の台詞らしき音源を背後に流す手法等まさにPizzicato Fiveだろう。
面白いのはそこに20代の彼らが通ってきたサブカルチャーの色が滲み出ていることだ。女性ボーカル達の何処かアニメ
声風情の歌と緻密な音の組合せが放つ奇妙な感覚は中々得難い。予定調和に嵌らない風変わりな曲創りも楽しい。
全9曲で30分弱。特に固定ボーカルは居ない模様で曲毎に複数の女性歌手が入れ替わる。加え野宮真貴と鈴木慶一が
ゲスト・ボーカルとして1曲づつ参加。サウンド・スタイルは一つに落ち着かず曲中でさえ自由に形を変える。
フレーズ毎に劇的に姿を変える壮大なオーケストラ風バンドサウンドに混じり聴こえる「進級」「就職」といった現実的な単
語を含む呪文の様な詞世界がシュールな「School」、管楽器と女性ボーカルの柔らかい音色に包まれ可愛らしい物語を
紡ぎ出す「グッバイ・イースター」辺りが特に気に入った。
デザインワークの秀逸さも指摘したい。LPの様に袋から取り出す形で出て来た歌詞カード群には楽曲をイメージしたと思
われる気鋭イラストレーター達の素敵なイラストが。これらを含め確実に新世代クリエーター達の産物であると感じさせる。
今年に入ってからポップス新作の決定打に出会えなかったがこれは頭を殴られる程の衝撃を覚えた、強くお薦めしたい。
ガンダム OP/ED COLLECTION Volume 2<最終巻> -21st Century- 【2010年3月31日までの期間限定生産】 [DVD]
ガンダムSEEDから00までのOPとED、さらにはタイトルコール集も入ってます。
ただ、残念だったのはSDガンダムフォースだけは要らなかったと思います。
ですが、中身は文句なしです。
限定生産なので買おうか迷われてる方、買いですよ、これは!
Ciao!
いつかは来るであろうとおもっていたこんな状況。はちみつぱいの頃からず〜と聴き続けてきた唯一の日本のバンド。その歴史の中では何度となくお休み状態はあったけれど、こんなにはっきりと宣言されたことはなかった気がする。このアナログ盤を発売日前日の某大手いまは日本だけの“塔”新宿店にてゲット。当日誰も並んでおらず、ましてやアナログ盤を求める客に怪訝な表情を浮かべる店員。10分ほど待たされて、購入。お目当てのルーフトップギグの整理券も無事入手。12月30日天気になることを祈る。中身はさすがと言わざる負えないライダーズ節炸裂。まだこんなテンションでアルバム作れるなら、もっとやり続けて欲しいな〜って・・・・。大人以上の理由があるからなのでしょうね。最後に(どうなんでしょうか?)アナログ盤を出してくれたことは非常に嬉しいです。某店の試聴機のヘッドフォーンで曲を聴いたときは何じゃ〜こりゃって、もこもこの音に驚いたが、それは単なる機械のクオリティーの問題だけであった。(音楽売るのにあれじゃ試聴にならんのでは?)アナログ盤オンリーの4面目を占める組曲も嬉しかった。集大成ってこういうのを言うんだよね。レーベルも面数が進む度に月が欠けていくと非常に神経使われていてさすが!って嬉しいです。ジャケットも非常にありがちなんだけれど、重ねた齢の違いなのか、説得力が違います。カッコヨスギです。でもナンバリングがシールだなんて知らなかった・・。(ちょっと貧乏臭い)このアナログ盤何枚プレスされたのかな?ちなみに私のナンバーは200番台後半でした。とりあえず、動けるうちにもっとアルバム出して欲しい。爺の拠り所。頑張り続けてくれると、俺も生き続けられる、と思う。ありがとう。チャオ(思わず、ひょこりひょうたん島のあのキャラを思い出すのは、やっぱ爺の証????)