北陸の送りバントあんちゃんのもんまり研究所

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神々のシンフォニー すでにViennaのライブ版CDとDVDを持っていたので少し購入を迷ったが、買ってよかった。

サラの声がより身近に聞こえて、一層官能的な気分に引き込まれてゆく。

特に11曲目の 「ATTESA」は感動する。お勧めです。

追記:
アテッサの美しいメロディーはマスカーニの作曲で、高名なオペラ歌手によってもよく歌われている。
サラの歌唱はクラシックをベースにしながらもそれに縛られず、
血の通った女性の切々とした思いをかなり大胆に歌いあげている。
息使いも含めてその思いが身近に伝わってくる。
クロスオーバーのサラならではの秀作だと思う。

3・11の未来――日本・SF・創造力 9・11以降、伊藤計劃という稀有な作家の存在によって日本SF小説も変わったが、では、3・11ではどうなのか、という関心を持って読んでみた。7月に亡くなった小松左京の巻頭のメッセージは良かったが...

その小松左京を始めとして、26名のSF作家、評論家たちの文章が、現実に起きた津波による災害、そしてその後今でも継続している原発の事故の実態をとらえきれなかった小説の想像力のなさのエクスキューズになっているような気がする。

もちろん、そうではないという反論もあるし、真摯な反省ものってはいるが、失礼な言葉で言えば浮世離れしている気がする。被災地の人々や復旧にあたった人たちには、そう思われても仕方がない。

でも、そもそも「SF」というジャンルにそこまで要求すべきなのか、という点も疑問。「浮世離れ」で何が悪いのかって開き直るつもりはないけど、現実は常に人間の想像力、創造力を上回るのではないか。そして、その現実を踏まえて、さらに創造していくという繰り返しなのでは。

この災害を経験したSF作家たちが、さらに優れたSF小説を生み出してくれることを一SF小説ファンとしては期待してやまない。

劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール「ディアルガVSパルキアVSダークライ」 [DVD] テレビシリーズが新シリーズになった、最初のポケモン映画にして
ポケモン映画10周年作品。
そういう背景もあって勢い重視の話かと思えば、
中々どうして完成度の高さを、観る度に思い知る。
感動路線でこそ無いだろうが、世界観、ストーリーがシッカリと安定していて
戦闘シーンとのギャップに負ける事の無い存在感!!
勿論ディアルガとパルキアの戦闘シーンも、シリーズでも一二を争える
緊張感と圧倒的な迫力!!
ダイヤ・パール初登場のポケモン達も、
ダークライを含め活き活きと描かれていて、非常に魅力的。

10周年作品の名に恥じない傑作にして、11年目以降の作品に期待が持てる
壮大なピカチュウ・ザ・ムービー!!

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