謎のKAGEROUごろちゃんの突撃部屋

ここを友達に教える
おすすめベスト10!
1.ソーサリアン
2.あなたの隣に誰かいる
3.ドライカレー
4.魔夜峰央
5.Russel Crowe
6.八柳
7.田中邦衛
8.春野日和
9.竹内のぞみ
10.Munchkin

モリー先生との火曜日 [DVD] 「死に方が分かれば、生き方も分かる」生きているということは死につつあるということ。生と死は対立項ではなく同一のもの。そんな哲学的な思索と生死という情がバランスよく胸に迫ってくる秀作です。現実は日々の生活に追われ、本来の「生」の意味を考える余裕は無いと思います。だからこそモリー先生の言葉が素直に心に沁みます。本作はミッチ・アルボム原作のノンフィクション『普及版 モリー先生との火曜日』をテレビ映画にしたものです。

本作は名優ジャック・レモンの遺作として、それに相応しい作品と言えます。TVらしい演出の場面もありますが、決してチープではありません。哲学を語るようなセリフにもイヤミがありません。まさしく優れた脚本と芸を知り尽くした名優の一体化によって秀作となった作品です。本作DVDの中古品はプレミア価格で取引されておりますので、今回のDVDでの発売に感謝します。

アンコール集 フィリップ・ジョーンズのブラス・アンサンブルが世界最高峰に属することに異論を唱える方はあまりいないであろう。PJBEはそのテクニックのすばらしさだけではなく、聴き手をひきつけるエンターテイメント性を持っている。

本作ではチャイコフスキーやドヴォルザークのようなクラシックの楽曲のみならず、民謡からスコット・ジョプリンのラグタイムまで様々な音楽が楽しめる。私のお気に入りはヘイゼル作7「クラーケン」とジョン・フレッチャーがモーツァルトのアイネクライネ・ナハト・ムジークをアレンジした8「テューバ・セレナード」。

世界最高峰のブラス・バンドが贈る最高のエンターテイメントをお楽しみあれ。


ソラリス (スタニスワフ・レム コレクション) 主人公に感情移入させてくれないレムの作品群は、物語を読むこととは別の次元を読者に要求する。『GOLEM 14』においてはるか人間の知能を超えてしまった人工知能は人間の知能とは別次元に行き、その知性に人間は触れることはできない。卑近なもので例えれば、高速で動く物体からは低速のものが止まったように見えるが低速のものにとっては高速の物体は細部まで認識することが難しい。そのような認識の不可知性をレムは様々な作品の中で示してきた。IQが180あったというレムにとってみても宇宙や物理の世界は認識できないことだらけであり、認識しても認識しても確実な知識が得られないことに突き当たる科学者レムにとって、想像の世界において描くべきことは、不可知その一点に尽きるのである。とすれば、人間の理性を超えた理性としての『ソラリス』は描かれるべくして描かれた存在であり、そこに挑んでは跳ね返される我々もまたレムを含めた知性の限界の想像として当然描かれる。想像力の限界を超える創造性を指向しないものは、恋愛にテーマを見、我々自身にテーマを見ることしかできない。だから、新訳において追加された惑星の、ストーリー上不要とも思える長い描写は、『ソラリス』の小説世界として必然であり、あれこそが知性としてのそして我々が認識できない存在としての『ソラリス』を、最も想像力を持って描いた部分である。だからこの描写を入れてこそ、この小説の訳として完成といえるのである。その意味で旧訳は単なるSF小説であって、新訳こそがレムの小説だといえるのだ。だが、もう一つ落とせない視点は、このような描写がレムの頭の中に繰り返し現れたことを想像させるという点である。というのも最後の長編『fiasko』において、その冒頭部分の『バーナムの森』が作者によってイメージされ書かれた後、その後のストーリーがなかなかできあがらなかったという事実がある。『バーナムの森』と『ソラリス』の描写はイメージとしてよく似ている。つまり不可知であり、十分に科学と経験によって危険を予想しているにもかかわらず、その当事者の人間を飲み込む。故に『バーナムの森』は『ソラリス』の後日譚であるとも言え、そこで作者の中のストーリーが止まってしまったことも十分に想像できるのだ。…続きは『fiasko』のレビューにて。
☆人気サイトランキング☆


[ニュース|着メロ|SNS]
[動画|ゲーム|ヤフオク]
[便利|辞書|交通]
[ランキング|天気|メル友]
[占い|住まい|ギャンブル]
メル友募集掲示板☆
ケータイランキング!