真・異種格闘大戦 (5) (アクションコミックス)
連載を雑誌からウェブに移して活動中の「真・異種格闘大戦」
土佐犬VSオオカミの試合が引き分けに、代役として選ばれたケモノ
UMR「ホジラ」(大イノシシ)
アフリカのカバと巨獣合戦が見られると思いきあ
前日にカバを打ち倒してイレギュラーが替わりにやってきた!
イレギュラーがなにか怪しい攻撃を仕掛けホジラは・・・
続いて、筋肉シマウマとカンフー鳥の戦いが!!
何か人間臭い動物のヤリトリがこの作品の見ものである。
あとこの作品のおかげで自分は「オリバー君」の存在を知った。
真・異種格闘大戦(10) (アクションコミックス)
ついに・・・最強の動物を決めるトーナメントが終わった。「真・異種格闘大戦」完結の10巻。
9,10と2冊にわたってライオンとシマウマの死闘が繰り広げられる。
ほんとに文字通りの死闘。
片目飛び出て内臓引きずりながらもあきらめないチェ・ゼブラには感動すら覚えるほど。
この2頭の戦いは「あしたのジョー」のホセ・メンドーサ戦のオマージュが随所に見られるのでぜひそれも確認してみてください。
漫画ファン、格闘ファン必読作品かと思われます。
こうなったら相原先生には続編として「地上最強の昆虫は誰だ」として昆虫格闘漫画も描いてほしい!!
文化人類ぎゃぐ (双葉文庫―名作シリーズ)
当時は笑いすぎて腹筋が痛くなり1日で読み切れず
2日目にしてようやく読破しました。
当時中学生と言うこともあり、時代背景も違うので
1980年代を知っている人には笑えるかもしれません。
作者が北海道出身なので寒い地方の方も笑えるかもしれません。
サルまん サルでも描けるまんが教室 21世紀愛蔵版 下巻 (BIG SPIRITS COMICS)
元々スピリッツ誌上では、併設された漫画賞とも連動した実用企画だったような記憶ですが、
そのうちこれ自体が物語になりはじめ、物語中で2人が書く「とんち番長」まで一つの
作品のようになり、連載当時、最後には作者の相原コージがマジで壊れたんじゃ?という展開にまで至りました。
もちろん今となっては、素材的に今の人が理解出来なかったり、状況が違う部分もあるでしょうが、
サルまんの本質的おもしろさには影響ありません。ほとんど無関係です。実用漫画だったはずなのに(笑。
上巻の始めから下巻の終わりまで、得体の知れないパワーと情熱に包まれ、ノンストップの
暴走が続くので、当時を知らない若い人でも、いろんな元ネタを知るといった用途以外にも
純粋なエンターテイメントとして楽しめるはずです。読んだこと無いけど興味が湧いた、って方は
作者の竹熊氏のサイトを一度ごらんあれ。
上巻表表紙、裏表紙、下巻表表紙の写真が載っておりまして、端的に言うとこのイラストの感じで
物語は進みます。抽象的ですが、まさにこんな感じで(笑。
物語に登場する鋼の肉体を持つ辮髪の編集者、佐藤氏がいい味を出しており、
本編のサブストーリー的な「サルでもやれる編集者教室」も個人的にオススメ。
下巻後半に収録されてます。ちなみに下巻巻末に収録された書き下ろし?の新作サルまんでも
辮髪がすっかり白くなった現在の佐藤氏がいい具合に暴れております。
真・異種格闘大戦(9) (アクションコミックス)
遂に決勝戦を迎えた真の最強生物を決める動物に因る動物の為の大会「AFC」。
本命百獣の王ライオン「キング・オブ・キングス」と共に意外にも決勝戦にコマを進めてきたのは食物連鎖から一族の解放を目指すシマウマ「チュ・ゼブラ」であった…。
どこか少年誌的な雰囲気が漂う絵に動物・格闘界の蘊蓄を随所に塗す衒学的ギャグ漫画スタイルに熱血格闘物を組み合わせたメタな漫画です。
全巻通して描かれる格闘シーンはかなり本格的で、登場する動物達も可愛いデフォルメながら骨格・肉体描写は的確です。
そしてどの動物にも見せ場が有り、読む内に笑いながら手に汗握り、為になると同時に感動すると言う本当に面白い漫画です。
少年ジャンプの対戦漫画や他の格闘技漫画以上に白土三平氏の忍者・動物漫画の影響を強く感じさせます。
相原氏の少々クセの有る個性(ワザと滑るギャグのフェイクの中に本当に面白い話が隠れている)がお好きなら文句なく楽しめる漫画です。
次が最終巻になりそうですが早く続きが読みたい作品です。