カンピオーネ! 9 女神再び (カンピオーネ! シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)
このツーショットな表紙カバーは何だろうか?昨日の敵は今日の友であろうとも、さすがに神様までもが“護堂ハーレム”に仲間入りはしないよなぁ、という当初の疑問が、思いのほか切なくて、儚くて、それでもなお凛とした佇まいを最後まで貫こうとする中に哀しさが宿る女神の物語となっていた第9巻である。
久し振りに本シリーズの王道展開を読んだなぁ、というバトル中心の内容ではあったが、再度のアテナ登場にあたっては、単に神とカンピオーネが再び相まみえる構図だけに留めず、今後のシリーズクライマックスを見越した人物達の思惑を絡めた横槍が複雑さをもたらしていた。円卓の騎士、そして“最後の王”。これらの要素を表に裏に示しながら神同士の闘いが複合的に割り込んでくる中にあっては、常に眼前の敵と相対し、時に深手を負っては消耗していくアテナが少し可哀想にも見えてくる。だたし、神による、神らしい語り口が随所に出てきては作品世界を厳かに彩りつつも、これが若干回りくどい印象をも与えていた。要するに、今回はいつにも増して大仰なのである。また、中盤と終盤のバトルの合間には、これまたお馴染みな魅惑の場面もしっかりフィーチャーされており、西洋の神について東洋の巫女が知識を授ける不可思議さを超えた恵那と護堂との官能的な“儀式”が今回も艶っぽく繰り広げられている。
おそらく今後は、未だに護堂との本格的な邂逅を果たしていないカンピオーネとの一悶着を挿んでからシリーズとしての最終章に向かっていくと思うが、今の時点で何故にアテナが再登場したのだろうか。それだけアテナは重要な女神だっただろうか。人気はあったものの、物語内での位置付けとしては正直なところそこまで重要なポジションにはいなかったと思う。ここからは勝手な推測だが、本シリーズ最初の敵キャラとして作品世界の提示に一役買い、何より作者がライトノベル作家としての足場を築くきっかけとなった“女神”でもある。このために作者としては愛着もひとしおな存在だし、元より作品内で再戦を示唆していたこともあるので、ここはひとつアテナのために確固たる花道を用意して感謝の意を表したのではなかろうかと考える次第。傍迷惑な振る舞いに呆れつつもどこか憎めないアテナに神としての矜持を見て、これを最後まで尊重した護堂の言動には作者の想いが忍ばされているように感じた。なので、一緒に楽しませてもらった読者の1人として「ありがとう、アテナ」と申しておきたい。
ATHENA(アテナ)
テーマ曲目当てで買いました。
Misty Eyesというバンドの「wannabe」という曲なんですけれども。
ラストまでクリアしないと聴けない。
格闘ゲームキャラの麻宮アテナですが
このゲームは格闘ゲームではありません。
ゲーム慣れしてない私としては非常にストレスが貯まりました。
(どちらかといえば格闘ゲームが好きだ)
なんかやたらと面倒な事が多くて行ったり来たりしたり、
ありえない展開、怖い展開・・・。
しかも、素人な私でもなんかわかる。このゲームには・・・
「何かがかけている」のだ。
何だろう・・・。もう少し難しくてもいいんじゃない?みたいな。
まぁ、私はゲームヘタクソなんでひーひー言ってましたが。
お安くなっているので突っ込みたくなるシーン満載のゲームとしては
オススメしますw
だって・・・あんなことやこんなことが・・・ありえへん!!
ただ、ケンスウって奴、面白いねwww
あと、エンディングで流れる曲、カッコいいんで聴いてください。
これだけは自信を持ってオススメします。
アテナ
主人公であるアテナが全く表示されなくなったり、途中でいきなりフリーズしたり!
それも終盤に近づくにつれて再起不能なバグが良く出るので、
ガッカリ具合も半端なものではありません。
ゲーム自体はアテナを左から右へと進めていくアクションゲーム。
キックから始まり、剣・鉄球棒・弓矢・魔法の杖などを手に敵を倒していきます。
ゲームの攻略法や敵の強さはそれほど難しくないものの、一度敵に当たると無敵状態無く押し寄せられ
ズズズズズっと一気にHPが減っていってしまううえ、敵にはまり込んだバグ状態になったりもするので、
意外とクリアは難しいです。コツを掴めばそれほどでもないですが、海の世界は特に苦戦しますね。
あとは説明書や攻略本がないと解らないのでは?といったルールがありますね。
氷の世界・地獄の世界のボス撃破法、そして迷宮の世界のクリア法です。
「氷の世界のボスは特定の武器でないと倒せない」
「地獄(略)のボスは氷(略)のボスが出すアイテムが無いと倒せない」
「迷宮の世界は本物の竪琴を手に入れないとクリアできない・本物を持っていても偽物を取ってしまうとクリアできない」
今ではソフト単体で販売されてる場合もあるので、その辺りが不親切だと思いました。
やっていて印象に残るのはバグと敵の酷さ、BGMの良さですね。
発売されているサントラCDの物とは全く別物に聞こえます。この音源でもぜひCD発売していただきたいです。
発売当時はピンク色のカセットテープ(ミュージックテープ)が付いていました。
ルールやらは全然違いますが、このソフトの続編にあたる「サイコソルジャー」という
初めての人間の声が出る、歌が流れるゲームの宣伝です。
アテナの声優を務めた清水香織さんの挨拶、「サイコソルジャー」の紹介、
ゲーム中で流れる歌2曲、ゲームBGM3曲がイラストつき歌詞カードとともに収録されていました。
このゲーム「アテナ」の楽曲は全く入っていないです。やはり次回作の宣伝テープですね。
絵描衛門 (デザエモン)
シューティングゲームを作るソフト。
ボス、ザコ敵、自機、背景、弾数などを描いたり、動きの設定ができる。
当時としてはファミコンで自分オリジナルのゲームが作れるということで、斬新なソフトだった様に思う。
リトル・マーメイドIII/はじまりの物語 (期間限定) [DVD]
リトルマーメイドが好きなので、
今回も迷わず購入しました。
3は、1の前のお話です。
内容が前作等に比べると、ほのぼのした作品で、
どちらかと言えば子ども向きかもしれません。
しかし、
音楽とアリエルが好きなら楽しめると思いますが、
メリハリが特にないので好みが分かれると思います。
驚いたことは、
期待していなかったバナナマン日村さんの吹き替えが、
違和感も感じず上手だったことですね。