真・女神転生
異常に高いエンカウント率。エストマ(退魔魔法)を使えば、今度は全く敵に出会わなくなるという極端さ。
やる気の無いボス。ヒロインが自動的に覚える雷系魔法で攻撃すれば、痺れっぱなし両手バンザイの姿勢で黙って殴られ続ける。ボスというよりマゾである。仕方なく雷系魔法を封印してみても、AUTOバトルで始末されてしまうという不甲斐無さ。
元々「ゲームバランス」という観点からみれば課題山積な作品であったのに、PSへの移植に当たって課題がそのまま持ち越された挙句(グラフィックと音質は多少良くなっている)に堂々の高値。メーカーの姿勢には手抜き以下のものを感じるが、
やはり一個の作品としては、諸々のアラを覆い隠し得る程の輝きを放つ、極めて「引き」の強い名作である。
人間の内面から生み出された様々な観念を象徴する「神」と「悪魔」の存在が、現代的な社会に(「コンピューター」という最も現代的な機関を媒体として)スマートに落とし込まれた世界観。そしてその世界において「人間の在り方」を主題に据えたテレビゲームをつくろうという着想は、斬新さと設定の必然性を兼ね備えた、素晴らしいものだと思う。
シナリオ、個別のイベント、テキスト、いずれも際立った印象度を誇り、各々が効果テキメンな演出に支えられていたりする。
最後まで見てしまうと、なんだか帰ってこれなくなりそうなオープニング。(子供の頃、マジでビビってました)
母親が何の前触れも無く悪魔に○われてトラウマになり、
ICBM発射後のカウントダウンで頭が真っ白になり、
大崩壊後の世界、時間経過の現実とゴミ紙幣と、荒廃感溢れるBGMの合わせ技に衝撃を受け、その透明な世界に呆然と浸る。
これほど強いインパクトを持つゲームは、そうは見当たらない。
オールドゲーム特有の魅力と粗雑さとを濃厚に併せ持ち、有無を言わせず記憶に居座ってくる、力に満ちた作品だと思います。
女神転生I・II 召喚盤・合体盤
ゲーム版そのままの音源で楽しめるDISC1もいいけども、やはりDISC2の内容は素晴らしくカッコイイ。強烈なハードロックやプログレが脳髄を刺激する。ゲームファンでなくても聞くべき。
女神異聞録 デビルサバイバー
全て高水準です。
特に、戦闘の属性とストーリー分岐の自由度のバランスが素晴らしい。
ハマれます。
sfc真女神から穴開きでやってますが、一番ストレスなく、一気にクリアしたメガテンです。
チュートリアルもとても親切です。ヌル過ぎず、努力の報われる広くオススメできる素晴らしいゲームです。
女神転生IMAGINE プレミアムパッケージ
ほかのレビューでも述べられているが、現状ではやれることがすくない。
正直もうすこし洗練してから正式サービスをはじめたほうがよかっただろう。
しかし、女神転生の世界観や雰囲気はよくでており、悪魔合体システムなども
よくできているので今後のバージョンアップが楽しみでもある。
ただいろいろな意見を聞き、また自分がプレーして思うことは、今までMMOを
やったことがなく、今回初めてMMOに触れた人には非常に苦痛と感じられるの
ではないかということである。
レベルの上がりにくさなどは30時間程度で全部クリアしてしまうゲームと違い
サービス期間が1年以上と長期にわたることを考慮してのものである。だが、
このレベル上げは単純な作業に陥りやすく、特にコンシューマーと違い、意思
のある他のプレーヤーと協力できるかが鍵になるなど人間関係が付きまとう。
そのようなことを苦痛や苦手と感じる人は葛葉ライドウやペルソナ3の方がは
るかにおもしろく、そっちを絶対的にお勧めする。
いろいろ書いたが、DDSの頃からやっているユーザーが、偽典などについて、
ゲームの中で知り合った友人とそのころの思い出話がしたいなどという場合に
はやってみるのもいいかもしれない。
もっともネットゲームの体験者で6月から参入する運営に不安がなければの話
ではあるが...。
魔神転生2(スパイラル ネメシス)必勝攻略法 (スーパーファミコン完璧攻略シリーズ)
ロウ・ライト、ロウ・ダーク、ニュートラル、カオス・ライト、カオス・ダークの全5つのルートがラストバトルまで解説されています。
各ステージの解説は詳しいとはいえませんが、イベント発生の条件が述べられていることは助かります。特に後半、各ステージのクリア時に特定の条件を満たしていると(ターン数、倒した敵の数など)強力な武器・防具がもらえるので、その条件が記されている点は大いに参考になりました。
また悪魔データーでは、各悪魔が覚える特殊攻撃《エキストラ》がすべて明らかにされています。エキストラは合体による継承が可能なので、仲魔の育成にも戦略性が出て大助かり。どんなエキストラを集めて、最終的に合体で何を作るかを考えるだけでも結構楽しい。
基礎的なデーターは十分に提供してくれます。