劇場版 ポケットモンスター 結晶塔の帝王/ピチューとピカチュウ [DVD]
朝の9時50分には映画館について、切符を大人2名、子ども2名分買い、直ちに並ぶ。午前10時15分入場開始、10時50分上映開始、夏休みの最初の日曜日、ポケモンはすさましい人気をえていた。その行列の中に並ぶとは、想像もしなかった。
孫達の面倒を息子と分担した。はらはらしながる。ぼくと息子は両端に座り、孫二人を間に座らす。孫達はおふざけ、上映時間前には、「お母さんとこにいく」という。上映始まってどうにも小さな孫が座らないならば、つれてでようということにした。ところが、上映開始後は、小さい孫は息子の膝にちゃんと座ってスクリーンに釘付け。ポケモン現象はどのように評価すべきか。ポケモンは人間のペットであり、訓練することにより、多彩な力を身につける。お互いに所有しているポケモンを出し合い、命令して技術を競い合う。ポケモンは豊富になり、進化し続ける。ポケモン試合は永久に終わることのないゲームなのである。お互いに対戦するにはルールがあり、ルールに従い戦う。全国行脚してポケモン使いとしての技を高める。武者修行みたいなものである。ポケモンセンターも各地にあり、技が高度になると資格がえられる。ポケモンのアイドルがピカチュウと言うことになる。テレビと雑誌で常時広告され、学校が休みの時は、映画館でも集大成として上映される。世界に広がるポケモンブーム。
さてさて、どういう風にこのブームをとらえるべきなのか。子どもも大人もこのブームの中に入り込んでおり、外が見えなくなっている。
映画館の中での子どもたちはとてもしつけが良かった。おとなしく飼い慣らされた子猫のようであった。
ダム2(ダムダム)
例えばグルメ本など、お薦めスポットを紹介する本などは第一弾に比べ続編は質が落ちる。
紹介される対象に限りがあるのだから、だんだんとレベルが下がっていくのは当然の事で、ディアゴスティーニなんかも10巻くらいになると「これ誰!?」と言いたくなるような内容である。
そこへいくとこの続編、全然ネタ枯れしてない。
まだまだいけます。
日本一有名な黒部ダムなんかは前回で紹介済みなので当然載って無いのだが、そもそも黒部以外のダムがどれ程人に知られているというのか-
続々出てくる見ず知らずにして個性溢れるダム。日本の土木は凄いのダム。
第二弾にしてこれは西日本編となっている。
当然、第三弾東日本編への期待は高まる。
法句経 (講談社学術文庫 (679))
法句経(dhammapada)の和訳書は多くの権威的学者によるものが出版されていてそれらのどれも貴重であるが、その中で本書友松氏の訳は読んでいて一際、心に染み透る感じがする。様々な仏教解説書を読んでも専門用語で挫折してしまう人も多いだろうが、本書はその専門用語に和語のルビが振ってあり(※このルビは学術的に異論が予想されるが、一応梵文を学んだ目で見れば一理あると思わざるを得ない)、日本人にとって理屈抜きにやさしく、身近で、それ故今直ちに〈実践的〉な思想、教えとなりうる。ブッダの教えに所謂〈解説書〉を通さず近づく事が可能な書物は殆ど無いといってよい中、本書を高く評価する。更にカルトなどによる半端な仏教解釈が大手を振って跋扈する現代日本においては、私達が本書のようなありのままのブッダの言葉を判断の機軸としておけば、大いにそれらの害を防ぐ一助にもなるだろう。
劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 エンテイ【劇場版ポケットモンスター新シリーズ公開記念・期間限定生産商品】 [DVD]
一般的には人気が無いのか、どこにいっても
レンタルや販売用DVD手に入らず困ってました。
今回良い機会だと思い購入しましたが、
やはり何度見ても良い作品だと思います。
同シリーズの他の映画とは一線を画したようなテーマで
この時代によくぞこの作品を作ったと思わずには居られません。
ダム (文庫ダ・ヴィンチ)
こんな本をずっと探していた。
私は子供の頃からダムが好きで、しかしそのような趣味を持つ者は周りにまったくおらず、完全なマイノリティーと自身決めつけていた。
しかし数年前、とある深夜番組(Tクラブ)で「ダム〜男の建造物〜」という特集がやっているのをたまたま見て
「おおっ!!オレ一人じゃあなかった!」と興奮していらいダム熱が再燃焼。以来各地のダムを回ったり、そしてその姿を自宅でも見れるようこのような写真集をずっと探していた。
ダムに惹かれるのは何故かー
やはりその雄々しさではなかろうか。
男の建造物とはよく言った。
ダムはある意味、破壊的であり、暴君的であり、そして孤高である。
自然の山奥に、突如巨大なコンクリートの壁が出現するのである。
巨大なコンクリートの壁ーーこれは堰堤とよばれる。
この堰堤こそがダムの肝である。
堰堤から下を見下ろしたときの絶望感、また下から見上げたとき胸にせまるあの圧迫感はなんであろうか!?
それは高所であるから。というモノでは無い。
ビルやタワーのてっぺんから下を見下ろすのとはワケが違うのである。
膨大な水量を一身に支え、微塵もゆるがないその峻厳たる姿の裏には、時に見せる放水という火山の噴火の如き爆発力を秘めている。
この本は色々なアングルからのダムが見られるので、臨場感という部分ではかなり良い。
ただし掲載量が少ない。まあ、その分値段もおさえられていて買い易いが、、。それと著者のダムへののめり込み方が余りにサラッとしてて説明文やコメントなどが少し物足りない。それで☆を一つ減らさせて頂いた。
是非続編を期待したい。