F1 戦略の方程式 世界を制したブリヂストンのF1タイヤ (角川oneテーマ21)
F1をテレビで観戦するのは好きなのですが、技術的な知識は素人で、「タイヤに関しては普通のタイヤより
すごいんだろうな」程度の認識でした。しかし、この本を読んでタイヤの重要性を知ることができました。
F1の新しい楽しみ方を発見できる1冊です。
新ハイスピード・ドライビング
スポーツドライブとはどんなものか・・・。
初心者には何度か読まないと理解しにくいぐらい本格的に書かれている
でもわかってくると実際の運転にも役に立つと思います。
年をとっても手元に置いて何度読み返せ、ためになる教科書的な本です。
炎上―1974年富士・史上最大のレース事故
1974年にレース中に起きてしまった事故。この事故は様々な意味でその後の日本のモータースポーツに影を落としました。関係者も年を重ねる中、今、この作品が書かれることには意味を感じます。人の記憶はあいまいなものですし、この事故をどうとらえるかは読者にゆだねられている訳ですし。一方的な結論しか読み取れないとしたら、それは読者のほうに問題があるようにも思います。ただし死亡事故を扱った内容の本の表紙がモノクロ写真の上に赤で大きく炎上と書かれているという、このセンスの無神経さだけは、どうにかならないものかと思います。(こうした姿勢こそが筆者が叩かれる原因なのではないでしょうか?)レースジャーナリズムそのものが、もはや存在しなくなって久しい現在の日本の状況からすれば、少なくとも読む価値のある内容です。しかし、この装丁の本を取材に協力してくれた関係者に平然と渡せるのでしょうかね?筆者の方は。