ジンキ・エクステンド~リレイション~ドラマCD(DVD付)
内容は、原作1巻に収録の3話と番外編を加筆修正(番外編が主、全体的にコメディ)した感じ、冒頭の戦闘シーンは人機の駆動音や攻撃(リバウンドフォール)音が上手く表されて良かった、原作未読者はまぁまぁ楽しめるかと思いますが細かな設定などが説明されないので素直に原作を読んでから今作を買われた方が善いかと思います。
声は登場人物と違和感なく合ってると思います、「蒼旗」の声もイメーシどおりで良かった、でも「小川原」の声を聞くと銀時をイメージしちゃうんですよね(笑)。
収録時間は40分くらい、イメージソング『君と奏でるストーリー 歌:佐咲紗花』収録。
DVDに関しては≪ おまけ ≫と称しても問題ないです、原作シーン(静止画)をイメージソングに合わせて流れるだけ、商業商品とは思えない出来です、『 MAD MOVIE 』と記述されてたので予想はしてましたがもう少し力を入れて作ってほしかった(原作シーンをカラーにするとか)。
sympathetic world 【特典CD付】
TVアニメ「日常」のED曲『Zzz』しか聴いたことなかったんで、そのイメージで聴き始めたら1曲目からガツンとやられました。
レビュータイトルどおり、けっこうハードな曲がずらり。
でも、どちらかというとそっちのほうが好みなのでうれしい誤算かな
#といいつつ、『Real Star☆』〜『君と奏でるストーリー』のポップな感じも好きだけど
おまけのカヴァーもいい感じ。
ちなみに、1枚目の曲順は↑の商品情報とは異なります。
4の『sympathetic world』から始まりそのまま5〜12へ、その後1〜3という順番です。
JINKI EXTEND Re:VISION 初回版
全クリアしての感想(原作読書済み)。
物語の流れは一本道です。
攻略キャラは7人いますが各ヒロインの個別シナリオは無いと思ったほうがいいです、エピローグだけが唯一の個別シナリオだと思っていい。
物語が大きく変化する分岐はありません、ラスボスも一緒。
jinkiの魅力は人機同士の戦闘シーンなのですが今作では目も当てられない程に酷い出来です、戦闘シーンでは人機の立ち絵(差分無し)が画面を上下左右に動くだけ、爆発とか銃撃とかの演出は画面が点滅したりと目が疲れます、戦闘シーン専用の1枚絵が少な過ぎる、11枚って...(絶句)。
ハッキリ言って手抜きです、まぁ購入前から判ってた事なので個人的にはマイナス要素ではない。
シナリオに関しては何とも言えない、シナリオは原作者とは別の方が担当してます(原作者は原画絵・人機絵のみ)。
序盤は原作ジンキ・エクステンドの1〜5巻の内容をそのまま入れた感じ、シナリオ展開も同じ、違うのは導き手である両平から今作の主人公である氷野顕に変わった事です(戦闘シーンも違うか...悪い意味で)。
原作シナリオは5巻(八将マージャを撃破)までしか描かれてません、なのでそれ以降のシナリオが今ゲームで描かれるとの事で非常に気になってたのですが・・・何だコレ?な感じ、エロゲの様な(エロゲ何ですけどねwww)しょーもないシナリオに失笑、起伏の欠ける展開に欠伸が出る、シナリオに期待してる方は低品質な戦闘シーンも相俟ってギブアップすると思う。
今ゲームオリジナルであろう設定に失笑、新キャラも≪お前誰やねん!!≫とツッコミを入れたくなる様な感じでした。
Twitterで原作者が今作の事について≪ 一部並行世界 ≫と回答してるようなので原作とは別物だと思ったほうが善いようです(今作を購入する人のほとんどが解り切ってる事なんでしょうけど念のために)。
先にも述べましたがヒロインの個別シナリオは皆無に等しいです、そういった理由なのか判りませんが序盤でヒロインとのHシーン(回避可能)が有ります、突然の事で自分はビックリしましたがその後のシナリオに変化は無し、シナリオが進行する毎に各ヒロインとのHシーンもあるので何だかな〜という気持ちになる、純愛とかは期待しない事。
今作の魅力は綱島志朗が描いたエロシーンです(キリッ
結構頑張ってる方なんじゃないかと思います、全29シーン(涼子は5シーン、他は各4シーン)と中々の量だと思います。
あと各ヒロインにバッドエンド(H有り)があります、内容は大した事ないです、個人的にはさつきのバッドエンドが痛々しくて良かった?です。
個人的に”瑠璃垣なずな”は要らない子だったんじゃ?と思います、設定も存在も重要性もないし???な感じ。
全ヒロインに言える事ですが性格が微妙に違ってないか?と思う、エロに関してこんなに積極的なのは違和感、原作と比べると別人です。
今作の中では黄坂ルイはカリスにレイプされた事が決定されてる模様、描写が無いのが不満(原作では未遂?と疑問符になってますが描写が無かっただけで実際は・・・と言う感じなのかな)。
・総評
非常に微妙な作品です。
原作未読の人には個人的に『 原作(jinki真説コンプ全巻、ジンキエクステンド1〜5巻)を先に読んで!! 』と言いたい、
原作読者の人には、中身は無いしエロシーンは可も不可もないレベルだけど綱島志朗イラストと言う事で・・・と割り切って買ってほしい。
JINKI EXTEND Phase01 [DVD]
一巻に関しては、非常に面白いと思う。
まず作風が、原作に比べ、コメディー色が抜けた印象。だが、作品を真面目な方向に誘い、主人公青葉を引立たせている。
そう思えるのは、原作以上の心理描写の深さ――モリビト2号に出会った喜び、母の思うがままにされる悔しさ、現太に怪我を負わせてしまった後悔――青葉の心の動きを丁寧に描いているからだ。
ロボットアクションについては、近年3DCGが増加している中、改めて作画のよさを認識させられた。あの重量感に、あの動き、あのカメラワーク。監督が「最初の戦闘シーンは圧巻です」と言うだけのことはある。ただ、青葉初戦闘で、現太を助けるためとはいえ、あっさり決着つき過ぎているかな。観点を、「戦闘」より「現太救出」に合わせたせいだと思う。
総合して、個人的な評価は高い。だが、あくまで一巻目だけだ。
四話以降、話の早さが加速していき、戦闘の途中からシーンを入れるなど、かなり無理に話を進めている。結果、強引でなおざりな作品になったのは言うまでもない。
こうなってしまった原因は、原作の量にあると思う。当時原作は、双方合わせて十冊程巻を重ねていた。それを1クールに消化するのは至難の技だ。まして、両作を同時に進行させようとする(最初私は、珍しさに面白がっていたが)アニメ版ではなおのことだ。分けて制作していれば、もっと良い作品ができていたかもしれない。
よって、一巻目は星四つにしたが、それ以降は二つか一つが良いところ。「キタ」作品だと思っただけに、非常に悔しかった。